カテゴリー「kobo」の記事

2021年2月 9日 (火)

Kobo: 2021年新モデルらしい

新モデルが出るかもしれないという、いつものkoboの何らかのデバイスのFCC通過の話題。
こちらの記事を参照:
The Digital Reader: New Kobo eReader Clears the FCC, Has Bluetooth

FCCのペーパーはこちら

ディスプレイサイズなど詳しいことはいつものようにわからないが、Bluetoothのテストが行われているのは確か。
あとWiFiで2.4GHzのほかに5GHzのテストもしているようなので、たぶん対応するんだろう。

FCCのペーパーから適当に抽出した画像:
Kobo_n604_1
名前は消されているのでわからない。

Kobo_n604_3 Kobo_n604_2
あくまでもテスト機の情報だが、ストレージはKingstonとSamsungの32GのeMMC。microSDではない。
が、kobo NiaのFCCのテスト機はeMMCだったが、実際に発売されたのはmicroSDで、換装可能だった。

新モデルが出る順番からすると、2018年6月発売のclara HDの後継か、あるいは2018年12月発売のFormaの後継機か? 

Bluetoothが付き、ストレージも32Gに増量(日本ではFormaは32G版しかないが、海外では32Gは限定版で8Gが普通)されているので、オーディオブックに対応するのか? などと言われていたりする。それからまあ、最上位機種ではないか? とも。

でも、Bluetoothは日本には関係なさそう。アメリカやカナダのkoboはオーディオブックも扱っているが、日本の楽天koboにオーディオブックはない。

それに、Kindleですら端末自体はBluetoothオーディオに対応しているものの、日本のアマゾンにはaudibleがあるにもかかわらず、Kindleにオーディオブックのサービスを提供していない(言語設定を英語にすればとりえあず英語の音声読み上げなんかはできるけれども・・・)。

CPUがNXPのi.MXではなくなる可能性?
なにやらKindleの最新ファームウェア 5.13.4にはこれまでにないbellatrixというコードネームみたいのが現れていて、新モデルか、なんてことがmobilereadで言われたりしている。で、そのCPUがi.MXではなく、MediaTekらしいことがファームウェアから読み取れる模様。そのスレッドを見ていくと、koboにもi.MXをやめる形跡はある、みたいなことをも言われている。まあ、不確かな情報。


たいした機能や性能の向上はは期待できないと思うが、まあ新モデルが出るかどうかしばらく待ってみることにしよう。



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2020年12月28日 (月)

Kobo: データベース用ランチャー更新、2020.12.02版(kobo Nia対応)

行間・余白の有効化やコレクション作成などデータベース変更ランチャーのアップデート。
本家ランチャーがKobo Niaに対応したので、こちらも更新。使う人がいるのかどうかわからないがとりあえずアップしておく。

Launcher_new

*「フォント調節」というのはフォントの太さの調節(Aaメニューの「フォント詳細設定」)のこと。
ただし、日本語フォントの場合は別途パッチが必要(kobopatch)。この中のlibnickel.so.1.0.0.yamlに含まれる''Enable advanced settings for all fonts" をyes にしてパッチをあて、FWを更新すること。

 

◎利用しているもの
・pbchess(2020.12.02版、本家ランチャー)
  http://pbchess.vlasovsoft.net/en/index.html
  Collection of programs for Kobo, Kindle and PocketBook
・NickeMenu v0.4.1(ランチャーの起動に使用)
   https://www.mobileread.com/forums/showthread.php?t=329525
・FBInk-v1.23.1(データベース更新時のアニメーション表示に使用)
  https://www.mobileread.com/forums/showthread.php?t=299110
・フォント IPA Pゴシック(Ver.003.03)
  https://ipafont.ipa.go.jp/old/ipafont/download.html


◎対応FW・モデル
FW4.7以上。
モデルはKobo Niaまで(本家ランチャーが対応したので動くはず)。

 

◎更新内容
・本家ランチャーbuild 2020.12.02版(Kobo Niaに対応)にアップデート。
・FBInkもあわせて最新版にアップデート。
・ランチャーの起動をKFMonからNickelMenuに変更。
画面下のメニューに"NickelMenu"アイコンが追加され、そこからランチャーが起動できる。
KFMonはファームウェアのアップデートのたびに再インストールが必要だったが、NickelMenuではその心配がないので楽。また、メニューから起動できるので、ランチャーの画像アイコンを探す手間もなくなる。
Launchernm
「DB Launcher」でランチャー起動。
その上の「コレクション作成」はランチャーを起動せずにコレクションを作るスクリプトを実行するものだが、これも含めて「DB Launcher」以外はNickelMenuに登録されない。

 

◎インストール
extract_to_kobodevice.zipをPCにつないだKobo端末(ドライブの一番上)に解凍。USB接続解除、ケーブルを抜けば、勝手に再起動する。それでおしまい。

KFMonはもう使わないので削除(koreader利用者はNickelMenuに移行することをおすすめする):
FMonのダウンロードページにある"KFMon-Uninstaller.zip"を使う。
https://www.mobileread.com/forums/showthread.php?t=274231
解凍したらKoboRoot.tgzを.koboフォルダにコピー。
再起動後、端末の.adds/kfmon/を手動で削除。それからdb_launcher.pngも手動で削除。

◎アンインストール
uninstallフォルダのreadme_uninstall.txt参照。


◎ダウンロード
KoboLauncher_for_db_scripts_20201202.zip





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2020年8月20日 (木)

Kobo: FW4.23.15548 アップデート

またまたアップデートだが、スクロールバーに矢印ボタンを追加しただけ? 
海外ではどこも新FWの配布が始まっているが、日本だけ動きがない。いまだに4.22.15190なのはrakutenbooksだけ。

デザインの大きな変更については、FW4.23.15505(日本では未配布)に関する前回の記事を参照。


◎FWダウンロード
いつものKobo Firmware Downloadsから。

手動アップデート方法:
・自分のモデルにあったFW(kobo-update-4.23.15548 .zip)をダウンロード
・kobo-update-4.23.15548.zipをPCの適当な場所で解凍
・その中の、KoboRoot.tgz、manifest.md5sum、upgradeを、kobo端末の.koboフォルダにコピー
・USB接続解除、ケーブルを抜く
これでおしまい。


リリースノート
前FWの4.23.15505と同じなので繰り返さない。前の記事を参照。


◎いつものdavidforさんによる説明
スクロールバーに矢印ボタンが追加されただけで、他の変更は確認していないとのこと。
Kobo_423arrow

 

◎パッチ
Instructions for patching firmware 4.23.15548
ホーム画面のストアやおすすめを消したり、Forma以外でも横画面を可能にしたり、左右どちらをタップしてもページがめくれるようにしたり、スリープに入る時間を調節したり・・・その他いろいろカスタマイズを可能にしてくれる便利なパッチ。


ランチャー
一応動作は確認した。
NickelMenuについては前の記事参照。

koreader
v2020.07でルビ対応している。最新版はv2020.08。

 

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2020年8月13日 (木)

Kobo: FW4.23.15505 アップデート

UIが変更された。画面左上のメニューボタンが消えて、画面下部にメニューバーがついた。
まだ日本では配布されていない模様。じきに来るのかもしれない。

Kobo_423home

以前は画面左上にボタンでメニューをドロップダウンさせていたが、それが画面下段にメニューバーとなって常駐。ライブラリ画面などでも下段メニューは出続けている。
昔のように左上のボタンを押して、メニューをドロップダウンさせるより、今のデザインのほうが楽と言えば楽かもしれない。画面は多少ごちゃごちゃするが。
昔のメニューボタンの位置に時計。

もちろんバーの右端のNickelMenuは別途インストールしないと出ない。また、パッチでホーム画面をいじっている(ストアなどを削除)ので、通常のホーム画面とは違っている。

◎FWダウンロード
いつものKobo Firmware Downloadsから。

手動アップデート方法:
・自分のモデルにあったFW(kobo-update-4.21.15015.zip)をダウンロード
・kobo-update-4.21.15015.zipをPCの適当な場所で解凍
・その中の、KoboRoot.tgz、manifest.md5sum、upgradeを、kobo端末の.koboフォルダにコピー
・USB接続解除、ケーブルを抜く
これでおしまい。

リリースノート

らくらく操作
ストアやホーム画面にもっと簡単にアクセスできるようになりました。
[その他] をタップして 読書データや設定、使い方など他のメニューにもアクセスできます。本の一覧もスクロールして閲覧できます。

新規追加
• 画面左上に時計を追加しました
• 更新情報を表示するメニューを追加しました(設定 > デバイス情報)

だそうだが、一番下の「更新情報」を表示するオプションは出てこないな・・・。

◎いつものdavidforさんによる説明
◯ホーム画面とリスト(たぶんライブラリ画面のこと)のデザイン変更
 ・画面左上のメニュー(ドロップダウンのやつ)廃止
 ・画面下部にメニューバー(「ホーム」、「ライブラリ」、「ストア」、「その他」のタブ)
 ・ホームで画面左上に時刻表示(かつてのメニューボタンの位置)
 ・下部メニューバーの「その他」の中身は「Pocket」「その他」(読書データやバッジ)、「体験版アプリ」「設定」「ヘルプ」
◯ライブラリで右側にスクロールバー。バーの「つまみ」を押さえると、ライブラリ中のページ番号が出る(ドラッグするとページ番号も変わる)
◯リリースノートが「設定」の「デバイス情報」から見ることができる(上でも書いたが、出てこない。affiliateを変えれば出てきたりして?)
◯読書中、縦にスワイプするとメニューが出る。(これまで通りのタップでも出る)
Kobo423_library01  Kobo423_library02

 

◎パッチ
Instructions for patching firmware 4.23.15505
からどうぞ。
UIが変わったので時間がかかると思ったが、すでにリリースされている。
ホーム画面のストアやおすすめを消したり、Forma以外でも横画面を可能にしたり、左右どちらをタップしてもページがめくれるようにしたり、スリープに入る時間を調節したり・・・その他いろいろカスタマイズを可能にしてくれる便利なパッチ。

ランチャー
一応動作は確認した。

NickelMenuを使っている場合は、NickelMenuの更新も必要。v0.3.2を。
ホーム画面に戻るとかライブラリやコレクションを開くとか、縦画面・横画面切替とか機能追加されているので、docファイルを参照のこと。
それから、NickelMenuはv0.2あたりからconfigファイルを編集した後に再起動する必要がなくなっている。とても楽。

ついでなので言っておくと、NickeMenuのlocationに"library"と"browser"が追加されている。browserは「体験版アプリ」のブラウザだが、libraryというのはどこなんだろうかと思ったら、ここ。
Kobo423_library03
ここに追加されるようだ。

それからホーム画面やライブラリやコレクションに移動するactionも追加されている。とくに本を開いている時に直接「ホーム」「ライブラリ」「コレクション」などに飛びたい場合に便利。
Kobo423_reader01

koreader
v2020.07でルビ対応している。
もちろん縦書きは無理だが、横書きなら日本語epubでルビ表示が可能。たぶん縦書き本は強制的に横書きになると思う。




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2020年7月16日 (木)

Kobo: 2020年新モデルKobo Niaリリース(訂正あり)

すでにリークは出ていたが、koboのエントリーモデルが新しくなって新発売。正式発表。
楽天koboでも予約が開始されている。発売は7月22日。値段は10,978円。

基本的なスペックは楽天の商品ページを参照。
koboの端末の比較表はこちら。

6インチのE Ink Carta、解像度は1024 x 758 (212 ppi)、ストレージは8G。フロントライト付き(ただし色温度の変更はできない)。
昔のkobo aura edition 2の後継機といっていいスペック。

アマゾンのエントリーモデル、無印のKindleの広告なしと同じ値段なので、価格設定としては文句は言うべきではないだろう。アメリカでは99ドルだし。Libura H2Oの価格が海外より高かっただけになおさら。それに無印Kindleの解像度はいまだに800x600(157ppi)なので、エントリー機としてはこちらのほうが文字はきれいかもしれない。

日本のアマゾンにKindleが来る前、Koboが日本に来る前から、amazon.comからKindle 3(Kindle keyboard)やKindle Touchを買っていた身としては、いまだにその当時と同じ800x600の端末なんて、買う気も起こらない。が、アマゾンもKoboもエントリーモデルは必要だと判断しているのだろう。

 

で、商品ページに出てこないスペックについて。
◯バッテリー: 1000mAh
 ClaraHD、Forma、LibraH2Oよりも少ない。これはFCCのデータシートに出ていた情報。

◯プロセッサ: i.MX6ULL
Nia用のFWがダウロード可能になっていて、それを見ればわかる。
ClaraHDその他の現行モデルはi.MX6SLL。どうやらi.MX6SLLよりもスペックが落ちる低コスト版のようだ。MPXNXPのi.MX6シリーズの一覧を参照。"Cost Optimized"と書かれている。わかる人はI.MX6SLLi.MX6ULLのスペックを比較。
i.MX6SLLのCPUがCortex-A9@800M/1GHzで、ClaraHDその他のRAMは518Mなのに対して、i.MX6ULLがCortex-A7@900 MHzで、NiaのRAMは256M。

不思議なのはスペック表ではi.MX6ULLにEPD Controllerがないこと。これは電子ペーパー(e ink)のコントローラー。別途コントローラーをつけているのだろうか?
-- 追記 --
EPDコントローラー付きのモデルがあるとの情報をいただいた。下のコメント参照。
-- 追記おしまい --

◯パネル:静電容量方式
 まあ、いまさら赤外線方式はないだろう。

◯ストレージ:eMMCで、microSDではない。換装不可。これもFCCのペーパーから。
 microSDのモデルはおそらくClaraHDで終わりじゃないかと思う。

-- 追記:訂正 --
いつも殻割りしてくれるイタリアのLicardoさんのYouTube動画を見たら、microSDカードが刺さっていた。
というわけで、換装可能。さらに、公式のスペックでは8Gだが、16GのmicroSDカードが刺さっている。パーティショニングのツールで拡張すれば16Gになる模様。

-- 追記おしまい --


◯内部情報
 こちらを参照。ハードウェア的な特徴はaura edtition 2とほぼ同じだとか。


昔のaura edition 2が装いを変えてエントリーモデルとして再登場しただけ、という感じ。スペック的なアップグレードはない。たぶんプロセッサはスペックダウンしている。そのせいもあるのか、値段はaura edition 2より安くなっている(3000円ぐらい?)。


リークがあったときから言われていたのは、ドイツのtolinoのエントリーモデル、tolino Page 2のクローンではないかということ。Page 2のスペック表はこちら
tolino Page 2のプロセッサの詳細はわからないが、外形、見た目、バッテリーと同じと言っていい。
koboがtolinoの端末を作っている以上、ありそうなこと。tolinoとラインナップをそろえたってことなのかもしれない。

気になるはclaraHDクラスの端末の処遇。
かつて212ppiのaura edition 2が出た時は、300ppiのgloHDの代替で、ミドルクラスの端末がスペックダウンするのかと気をもんだりしたもの。が、claraHDが出て安堵。そんな記憶があるので、ミドルクラスがLibraH2Oだけにならないことを祈るのみ。6インチが2機種もいらんだろ、ということになったら・・・。tolinoにはShine 3というclaraHD相当の端末があるので、なんとか消えずに残ってほしいもの。

 

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2020年6月27日 (土)

Kobo: FW4.22.15190 アップデート

 Kobo Niaの商品ページが漏れ出たりして、そろそろ新モデルの発表もありそうな時期。それに合わせたFWのアップデートか? でも、発売後の不具合発覚ですぐにFWが更新されたりする・・・。ともあれ、FW.22.15190。
すでに楽天でも配布は開始されている。


◎FWダウンロード
いつものKobo Firmware Downloadsから。

手動アップデート方法:
・自分のモデルにあったFW(kobo-update-4.21.15015.zip)をダウンロード
・kobo-update-4.21.15015.zipをPCの適当な場所で解凍
・その中の、KoboRoot.tgz、manifest.md5sum、upgradeを、kobo端末の.koboフォルダにコピー
・USB接続解除、ケーブルを抜く
これでおしまい。


リリースノート
検索結果をさらに作品の言語で絞り込みできるようになりました。
検索結果画面の[絞込み]から [言語を追加 +] を選択し、追加する言語を選択したうえで、[絞込み条件に追加]ボタンをタップします。

だそうだ。
ここで言う「検索結果」とは、ストアの検索のこと。検索結果をさらに言語で絞り込みができる、ということ。

洋書をアルファベットで検索したら、いろんな言語の本が混ざって出てくるので、本来なら言語による絞り込みは役に立つはず(海外のユーザーにとっては)。だが、楽天はkobo本家とは別ストアを立ち上げているので、端末から本を買う人もいないだろう。日本のユーザーにはあまり役には立ちそうもない。

◎いつものdavidforさんによる説明
・ストア内検索の結果を言語で絞り込み
・Busyboxが1.31.1にアップデート(補足すると、たしか最新の安定版)
・dosfstoolsをアップデート。Windowsが文句を言う頻度は減るはず。
(Shift JISな環境ではないので、ダメ文字の確認はできないが、バージョンは"fsck.fat 4.1+git (2017-01-24)"。gitで取得できる最新版だろう。koboは旧名のdosfsckを使い続けている)
・kepubのメニューバーがまちがったアイコンを出していたバグを修正(ちょっとよくわからない)
・In the store, the filter in the different featured list no longer has the misleading "Featured" entry.(わからない。ストアのことだろうからどうでもいいか)


◯パッチ
Instructions for patching firmware 4.22.15190
からどうぞ。
ホーム画面のストアやおすすめを消したり、Forma以外でも横画面を可能にしたり、左右どちらをタップしてもページがめくれるようにしたり、スリープに入る時間を調節したり・・・その他いろいろカスタマイズを可能にしてくれる便利なパッチ。


ランチャー
一応動作は確認した。
いずれKFMonからNickelMenuに移行するつもり。NickelMenuはconfファイルを複数持てるようなので、各ユーザーのconfファイルを上書きせずに済みそう。


koreader
こちらも動く。


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2020年6月20日 (土)

Kobo: 最近はビルド環境も簡単に作れるようだ

"KOReader Cross Compile Toolchains"(koxtoolchain)で、koboのビルド環境が手軽に手に入る。もちろんLinuxで。いや、Windowsでも可能。
クロスコンパイルは面倒なんだろうと思っていたので、意外に楽にできてしまってちょっと感動した。

大部分のkoboユーザーは自分には関係ない、知識がないから無理、と思うのだろうが・・・。

でも、最近のWindowsにはWSL(Windows Subsystem for Linux)なんてものがついてきて、簡単にLinuxがインストールできるらしいし、たとえばダメ文字でご存知のdosfstoolsなんかも、やろうと思えば自分で作り直すことも可能なはず。

VirtulaBoxのような仮想マシンを別途インストールした上で、そこにLinuxをインストールするという手間もなければ、Linux用にまずパーティションを切って、Windowsとデュアルブートにするなんて面倒もない。Linuxに触れるハードルは昔よりずっと低くなっている。チャレンジしてみればいいと思う。

もちろんコマンド操作になるが、日常使うコマンドなんて限られているし、覚えてしまえば、コマンドを打ったほうが速いことなんていくらでもある。たとえば、ファイルをリネームする時、目的のファイルのアイコンにマウスで照準をあわせ、右クリックしては今度はキーボードで名前を変更して・・・なんてことをするのと、マウス操作抜きで、はじめからキーボード入力だけでリネームするのと、どちらが速いか? 

一文字でも入力を間違えられないからむずかしいと思うかもしれないが、適当なところでTabキーを押してやれば、コマンドもファイル名も補完されるから、実はすべての文字をキーボードで打ち込んでいるわけではないし、おかげで意外に間違えない。

それに、telnetやsshでkoboデバイスにログインしたら、そこにあるのはLinux。操作は基本的に同じ。
koboに手を加えるときにはKoboRoot.tgzでファイルを追加したり上書きしたりするわけだが、telnet/sshが使えれば、オリジナルのフォイルはリネームしてバックアップしておいて、新しいファイルを追加したり、オリジナルに戻したりと自由自在。上書きしかできないKoboRoot.tgzでいちいち再起動する必要もない。

以上、Linuxのすすめみたいな話は終了。

で、koxtoolchainでコンパイルしてみた結果、
ダメ文字でご存知のdosfstoolsはもちろん、sqliteやbusyboxなんかもビルドできてしまった。

dosfstoolsは動作確認した。ひさしぶりに古いgloを出してきてやってみたら、例のdirty bitを自動的にfixした、みたいなメッセージが出たし、まあ大丈夫そうな予感。昔のHackingスレに出ていたダメ文字スルーするためのソース修正をしてビルドしたものもある。実行結果は同じだったが、sjis環境ではないのでダメ文字まわりの確認はできない。あしからず。

sqliteもランチャーでデータベースの書き換えをしてみたが、コレクションも作成できたし、とりあえず動いているっぽい。

Linuxで出来合いのパッケージをインストール(apt install ....)するだけでなく、ソースをもらってきて自分でビルド(./configure、make、make install みたいなやつ)したことがある人なら、なんとかなりそうな感じではある。

具体的なビルド環境の構築、ビルドの仕方については、またいずれ。クロスコンパイルの作法もあまりよくわかっていないし。

 

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2020年6月 4日 (木)

Kobo: USB接続の不具合解消 ー ダメ文字も公式に対処されるかも?

USB接続時にOSにマウントを拒否されたり、「接続できません」とか言われたりした経験はないけれども、そういう不具合があるらしい。
その対策が出た。

Workaround lingering dirty bit on Mk.7 USBMS partition

技術的なことはよくわからないが、dirty bitというのは、メモリ上で変更があって、まだそれがストレージに書き込まれていない状態を示す印のようなものらしく、それが適切に消されずに残って、不具合を起こすらしい。

どうやら諸悪の根源は、koboが使っている太古のdosfstoolsらしく、新しいバージョンのdosfstoolsにしたら不具合が消えた、とそういう話。

USB接続に問題を感じている人は、上のリンクからKoboRoot-dosfstools.zipをダウンロードして、その中のKoboRoot.tgzを使ってアップデートするとよい。

で、koboがなぜか使い続けている古いdosfstoolsだが、こいつがダメ文字の元凶でもある。
dosfstools自体はずっと前からダメ文字対策済みなので、koboがdosfstoolsをバージョンアップしていれば、ダメ文字もなくなっていたはずなのだが・・・。
(念のため言っておくと、koboの基本システムはLinuxで、dosfstoolsもLinuxで使われているユーティリティのひとつ)

古くはCFWにダメ文字対策をしたものが同梱されていたが、たしかバイナリエディタで手を加えたもので、バージョンアップしてはいないはず。つまり、USB接続の不具合が残っている可能性がある。

というわけで、上のリンクからダウンロードしてアップデートしておいたほうがよさそう。
(アップデートはしたが、ダメ文字が発生しない環境なので、確認したわけではない。確認は誰かにおまかせしたい。それとも、最近はダメ文字が話題になることもないみたいだし、ひょっとしてもう消えた問題なのか?)

そして、どうやらkoboの開発陣はdosfstoolsを公式にバージョンアップするらしい。
いつもFWの更新内容をレポートしてくれるdavidforさんが言うには、すでに開発陣に報告済みで、守秘義務があるけれども、好感触の返答を得た、とのこと。こちらのポストを参照。



 

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2020年5月25日 (月)

Kobo: メニューにkoreaderやランチャーも統合できるNickelMenu

Koboのメニュー(画面左上のアイコンから、ホームとかライブラリとかコレクションとかドロップダウンで出てくるメニュー)にランチャーやらkoreaderなんかも追加できるすぐれもの。

スクリーンショットを見たほうが手っ取り早い。
Nickelmenuhome

koboストアやおすすめなどがホーム画面から消えているのはパッチのおかげ。
メニューのほうは「設定」の「アカウント」で「ストアやウェブ利用を制限」をオンにしているので、ストア関連がごっそり消えている。邪魔なものは消してすっきり。誤解がないように言っておくが、これはNickeMenuの機能ではない。 

で、本題のメニュー。
ランチャーやkoreaderがメニューに追加されているのが見えるはず。
端末自体が持っているtelnet、nickelのゲームやらブラウザやら、本のリスキャンや再起動、電源オフなども追加可能。

ランチャーやkoreaderはこれまでKFMonを使っていたが、これはライブラリに登録した画像をタップすることでアプリケーションを起動する。だから、画像をライブラリの中から探す手間がかかった(あるいは検索するとか)。

というわけで、NickelMenuはスマートに問題を解決してくれる。

◎NickelMenuはいつものmobilereadから
NickelMenu: An integrated launcher for Kobo eReaders 参照

◎インストール手順
1.ダウンロードしたKoboRoot.tgzを、PCにつないだkobo端末の.koboフォルダにコピー。USB接続を解除してケーブルを抜くと再起動する。
2.すると、「ホーム」のドロップダウンに「NickelMneu」が追加されているはず。(まだ使えない。設定ファイルが必要)
3.端末の.adds/nmフォルダに、configという名前のファイルを作って、設定を記述する。
 サンプルは.adds/nm/docというファイルに書かれている。
4.終わったら、端末を再起動。

では、3.の.adds/nm/config の書き方:
データベースランチャーとkoreaderを追加するには、

menu_item : main : DB Launcher : cmd_spawn : quiet:/mnt/onboard/.adds/db_launcher/db_launcher.sh
menu_item : main : KOReader : cmd_spawn : quiet:/mnt/onboard/.adds/koreader/koreader.sh

KFMonを使うこともできる。ただし、KFMon-1.4.0(以上)にアップデートする必要がある。

menu_item : main : DB Launcher : kfmon : db_launcher.png
menu_item : main : KOReader : kfmon : koreader.png

KFMonはFWアップデートのたびに再インストールが必要だったりするので、使い続ける理由はもうないかも。NickelMenuのほうが断然スマート。
KFMonを削除してしまいたいなら、KFMonのダウンロードページのKFMon-Uninstaller.zipを使えばよい。

ついでなので言っておくと、.adds/nm/docのサンプルを使ってtelnetを設定した場合は、ログインはrootで。パスワードはないが、ポートを1023に指定してログインする必要がある。

また、Dropboxやftp、あるいはCalibreからWiFi経由で本をダウンロードしたら、本の再スキャンが便利だろう。USBケーブルをいちいち抜き差ししなくてもダウンロードした本をライブラリに登録できる。

 

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2020年5月23日 (土)

Kobo: FW4.21.15015 アップデート

FWのアップデートがあったが、楽天は日本に配布しないかも・・・?

海外はどこもすでに配布中だが、楽天のみ旧バージョンのまま。
更新内容はOverDrive関連がメインだから、日本のユーザーには関係がない。ハイライトの操作が変わるだけ。

 

◎FWダウンロード
いつものKobo Firmware Downloadsから。

手動アップデート方法:
・自分のモデルにあったFW(kobo-update-4.21.15015.zip)をダウンロード
・kobo-update-4.21.15015.zipをPCの適当な場所で解凍
・その中の、KoboRoot.tgz、manifest.md5sum、upgradeを、kobo端末の.koboフォルダにコピー
・USB接続解除、ケーブルを抜く
これでおしまい。


◎更新内容
リリースノート

ハイライトとコメントの作成
・読書中に単語を長押ししたままドラッグすると、ハイライトを長めに引くことができます。画面から指を離すと、ハイライトは自動で保存されます。
・作成したハイライトは編集、削除、コメントの追加が可能となり、メニュー外をタップするだけで変更が保存されます。

だそうだ。
要するに、長押し・ドラックすると、すでにハイライト状態になっているということ(これまでは、ドロップダウンのリストから「ハイライト」をタップする動作がひとつ必要だった)。

日本語のリリースノートには、ハイライトの話しかないが、英語のリリースのノートにはOverdrive関連の更新内容が記されている。おそらく本来はこっちがアップデートの目玉のはず。
日本ではOverDrive(電子書籍図書館、無料貸出)の機能が提供されていないので、省かれたのだろう。
一応書いておくと、
・予約しておいた本が借りられるようになったら通知
・koboストアからOverdriveの自分の予約状況を見ることができる
・Overdriveのメール設定を変更できる
たぶんこんな感じ。


◯いつものdavidforさんによる説明
・上のリリースノートの説明(繰り返しなので省略)
・epubのWidows and Orphans(cssのプロパティみたいなやつのひとつ)の設定追加。
 これはあくまでもepubの話。kepubには関係がない。興味がある人は直接調べてください。
・Image scaling with font size とあるが、これはフォントサイズで画像のサイズを決めるということ?


◎パッチ
Instructions for patching firmware 4.21.15015
からどうぞ。
ホーム画面のストアやおすすめを消したり、Forma以外でも横画面を可能にしたり、左右どちらをタップしてもページがめくれるようにしたり、スリープに入る時間を調節したり・・・その他いろいろカスタマイズを可能にしてくれる便利なパッチ。


ランチャー
一応動作は確認した。


koreader
こちらも動く。

 

 

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