カテゴリー「kobo」の記事

2017年9月18日 (月)

Kobo: ダメ文字対策したdosfsckをキープする(修正:記事末尾参照)

ダメ文字パッチをあてたdosfsckをインストールしても、FWのアップグレードで上書きされてしまう。それを防ぐには?


FWアップデート直後の再起動でダメ文字問題が発生してしまう、という指摘があった。パッチをあてたdosfsckが元のダメ文字未対応のdosfsckに戻された状態で再起動、起動時にdosfsckが使われるのでダメ文字問題が発生する。

その対策。
自動アップデートは避ける。
自動アップデートを防ぐには、まずは「設定」の「自動バックグラウンド同期」はオフにする。
それでも、本を買ったら同期せざるをえないし、その時にFWのアップデート・チェックもかならず行われる。というか、最近ではWiFiをオンにするだけで同期が始まったりする・・・。

なので、本当に自動アップデートを防ぎたかったらいつものパッチの`Block WiFi firmware upgrade`をyesにしてパッチをあてるとか、あるいは、rcSに細工をするか・・・。

なので、FWをアップデートしたかったら、手動でFWをダウンロードしてインストールする。その時に、PCでFWから悪さをするdosfsckを削除した上で、アップデートする。削除しておけば対策済みのdosfsckが上書きされることはない。

そこでFWのKoboRoot.tgzからdosfsckを削除するスクリプトを作成。一時期ほど頻繁にFWのアップデートはないので、たいして使うこともないだろうが、一応。

Linux用のシェルスクリプト(たぶんMacも?)とWindosw用のバッチファイルも作ってみた。
Windowsのバッチファイルははじめて書いた。おかしかったら自分で修正を。

使い方はreadme.txtを参照して欲しいが、Windows版はバッチファイルのアイコンにkobo-update-X.X.X.X.zipをドラッグ&ドロップするだけになっているはず(ダルブルクリックでもできるようにした)。

ダウンロード: keep_patched_dosfsck.zip

Windowsはほとんど使わないし(今回一年ぶりぐらいに使った)、だからダメ文字問題にあったこともない。あれはshift-jis、Windowsが使う文字コードで発生する問題なんだろうから。
でも、世の中の多数がWindowsユーザーなんだろうし・・・。

-- 追記 --
delete_dosfsck.batにミス。
1行めの @echo off の下
 echo %~dp0
とあるが、
 cd %~dp0
に変更を。そのままで動くようだが・・・。
バッチファイルを編集するには右クリックして「編集」を選択。
-- 追記おしまい --

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2017年8月25日 (金)

Kobo: データベース用ランチャー更新(FW4.4.9298以降に対応)

行間・余白の有効化やコレクション作成などデータベース変更ランチャーのアップデート。

FW4.4.9298からコレクション作成スクリプトに修正が必要になっていたのと、日本でも最新FW4.5.9587が自動で落ちてくるようなので、ランチャーを更新。本家ランチャーがH2O Edition2に対応するかどうか様子を見ていたが、動きがないようなので、とりあえず。

Lancher_v06_2
下のアイコンが変更。一番右が終了ボタン。その隣のカメラはスクリーンショットだが、もちろんランチャーにしか使えない。本家ランチャーならcoolreaderやゲームその他のスクリーンショットを撮れるのかもしれない。


◎対応FW
FW4.4.9298以降(現時点での最新FW4.5.9587で動作確認している)
FW4.4.9298でデータベースに変更があり、それに合わせてコレクション作成スクリプトを修正しているため、それより前のFWではコレクション作成できなくなる。FWのバージョンを確認してからインストールを。

* FWとランチャーの対応は以下の通り。
・FW3.19.xxまで: ランチャー をv0.4(v0.5以降は使えない)。
・FW4.0.xxx 〜 FW4.2.8110まで: v0.5を。
・FW4.2.8283 〜 FW4.3.9084まで: v0.5 + update_for_fw4.2.8432.zip(差分アップデート)で。
・FW4.4.9298以降: v0.6(今回の更新版)

*おそらくH2O Edition2では動作しない。本家ランチャーが未対応のため。KSMもH2O Edition2ではまだ動かない模様。本家ランチャーのフォーラム"Support for Kobo Aura H2O Edition 2"のスレッド参照。
また、Aura Oneも動作未確認(持っていないので)。本家ランチャーはもちろんAura One対応済みなので動く気はする。
gloとgloHDで動作確認。


◎更新内容
・本家KoboLauncher最新版のpbchess_2017.06.13_kobo.zipに更新。
 http://pbchess.vlasovsoft.net/en/index.html
・FW4.4.9288でのデータベース変更に合わせて、コレクション作成スクリプトを修正。
 「Kobo: FW4.4.9298アップデート」参照
・CFW Pusの不具合を修正
 「Kobo: FW4.5.9587アップデート」の記事のコメント欄参照。


◎インストールの注意点
・KoboLauncher_for_db_scripts_v0.6.zipを解凍、その中の画像ファイル000_db_scripts.pngを先にkobo端末にコピー(PCにつないだkoboのドライブのトップに置く)。
・それで一度USB接続を解除してケーブルを抜くこと。koboは「コンテンツを処理しています・・・」の画面になる。
・処理終了後、ホーム画面に画像のサムネイルが出現するのを確認すること。
この画像
000_db_scripts
これが出ないうちはインストール作業を先に進めてはいけない。サムネイルが見えたら、念のためもう一度再起動しておくのが確実。
・この後、再びUSB接続したkobo端末の .koboフォルダにKoboRoot.tgzをコピーする。

かならずこの手順を守ること。KoboRoot.tgzを先に端末にコピーしたり、面倒だからと画像と同時にコピーしたりすると、サムネイルが見えただけでランチャーが勝手に起動するなど端末の動作に異常が出る。
また、あわせてfmonでkoreaderを動かしたい場合も、ランチャーのインストール・動作確認が完全に終わってからにすること。その後に端末を念のため再起動、それからkoreaderのサムネイル用画像のコピーから順に手順通りに。


◎新規インストールではなく、アップデートしたい場合
・KoboRoot.tgzでアップデートするだけ。サムネイル用の画像はインストールし直す必要はない。
・ただし、koboCFW.confやapplications.iniは上書きされてデフォルトに戻るので、変更している場合はバックアップを取っておくこと。また、バックアップを戻したり、設定ファイルやスクリプトその他を書き換えたら、端末をかならず再起動。


◎FWをアップデートしたら
/etc/init.d/on-animator.shがFWアップデートで上書きされてしまうので、このファイルをインストールし直す必要がある。ランチャー全体をインストールし直してもいいが、同梱のreinstall_on-animatorフォルダにon-animator.shのみ入ったKoboRoot.tgzがある。


ダウンロード: KoboLauncher_for_db_scripts_v0.6


ダメ文字対策したdosfsckもFWのアップデートで上書きされてしまうので、それを元に戻すスクリプトなんかもランチャーにあったほうがいいのか? 

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2017年7月21日 (金)

Kobo: FW4.5.9587アップデート

アップデート4.5.9587。

◎ダウンロード
https://wiki.mobileread.com/wiki/Kobo_Firmware_Releases

自分のモデルがMark3、4,5,6のどれなのか確認してからダウンロードを。
インストールはFWのzipファイルを解凍したら、その中身を全部、.koboフォルダにコピー、USB接続を解除、再起動、でおしまい。


-- 追記(2017/8/5) --
公式のリリースノートがいつの間にか書き換えられていたので更新。

○4.5の新機能
・本が見つからないトラブルが発生した? → 「メニュー」 > 「ヘルプ」 > 「本が表示されない場合」を参照。
・読了した本を自動的に削除 → 有効にするには「メニュー」 > 「設定」 > 「ダウンロード管理」 > 「読了にしたダウンロード済みの本を削除する」をオンにする。
・WiFiホットスポットへのログイン改善
・同期メニュー:新たに追加した本の冊数を表示、また、同期が終わったらチェックマークが入る。

○バグの解消
・スリープ中もライトが消えずバッテリーを消費していた問題
・ディスプレイ左端の上下スワイプでライトを消すことができなかった問題
・自動電源オフが機能しないことがあった問題
・「ライブラリ」の「著者名」の並べ替えで、「閲覧日」「冊数」のソートがおかしかった問題

のように変更された。
わかりやすくなった。当初の要領を得ない、なんだか言い訳じみたリリースノートはmobilereadのFW4.5.9587のスレッドを参照。以下の記事はもちろん当初のリリースノートに対してのもの。
-- 追記終了 --

◎更新内容
○今回はリリースノートがある。適当にかいつまむと、
今回のリリースには「舞台裏」の改善を含んでいる。これは予想通りの動作をしなかった時に役立つものだ。愛を注いだ改善だが、ユーザーがそれに頼らずに済むほうがいいとは思っている。とはいえ、問題に直面したら、まずはメインメニューの「ヘルプ」を見て欲しい。

とかなんとか、何だか歯切れの悪いリリースノート。
「舞台裏」の意味がはっきりしないが、いつものdavidforさんが挙げている更新内容のリストを見るかぎりでは(下記参照)、配信トラブルがないかユーザーが自分でチェックして、対処するためのアップデートのようだ。

「本が表示されない場合」のトラブルシューティングを「ヘルプ」ページに追加したとか、同期が終わったらアイコンにチェックマークがつくとか、同期したらダウンロードした本の冊数を表示する、同期で問題が発生したら通知を出す、などの更新もそのためのものだろう。ある意味親切とも言えるが、リリースノートの言う通り、ユーザーがそんなものに頼らなくて済むほうがいいに決まっている。

つまりは、やはりいつものkoboか。
本の配信トラブル、具体的には、端末に「本が表示されない場合」があるなら、それ自体が解消されるべき問題のはず。

ところが、問題を解決したとは言わず(言えずに?)、配信に問題があったらトラブルシューティングを見てくれとか、同期の状況をチェックしやすくしたので自分で確認してくれとか、要するに、何かあったらユーザー自身が対処してくれ、問題は未解決のまま放置しているので・・・ということなのだろう。


○いつものdavidforさんによる更新内容。
https://www.mobileread.com/forums/showthread.php?t=288740

*4.5では「コンテンツの配信」にフォーカス
・メインメニューの「ヘルプ」に「本が表示されない場合」のトラブルシューティングを追加。順番に言うと、1)デバイスを同期、2)アカウントを確認(複数のアカウントがある場合)、3)アカウントの修復、4)デバイスのリセット、5)ヘルプページを参照、となっている。それぞれのページから同期やアカウントの修復、リセットなどができるようにはなっている。
・ホットスポットでのログインの改善。
・同期完了後5分間は同期アイコンにチェックマークがつく。
・同期のメニューに、同期で追加された本の冊数を表示するようにした。
・60日以上同期していないと、同期をすぐするか、後にするか、ダイアローグが表れる。
・Kobo Desktopで3回同期して、WiFiネットワーク情報が保存されない場合、すぐにWiFi接続を追加するか、後にするか、ダイアローグが表れる。
・ネットワークの接続や同期に問題が発生した時、同期の失敗がユーザーに通知される。
・ログアウト時とファクトリー・リセット時に表れるスクリーンを追加。

*バグフィックス
・同期中にFWのアップデートが見つかった場合、ユーザーに通知せず即座にアップデートを行なっていた問題を修正。
・スリープ中にライトが消えなかった問題を修正。
・スワイプによるライトの調節で、ライトが0%にならず1%になっていた問題を修正。
・"Repair"(これはアカウントの修復か?)で、WiFi接続するよう促されない場合があった問題を修正。
・"Repair"で既存のWiFiのネットワーク情報が削除されてしまう問題を修正。
・支払いの途中、必要ないところでキーボードが現れた問題を修正。
・「ライブラリ」の「著者名」で、「閲覧日」の並び替えが機能していなかった問題を修正。
・「ライブラリ」の「著者名」で、「冊数」の並び替えが少ない順になっていた問題を修正。

こんな感じか。


◎FWのスレッドに出ていたバグらしきもの
・ポスト#36参照
電源オフにすると、フォーマットがkepubの本の場合、外部SDカードが毎回スキャンされる。epubフォーマットでは起こらない。koboはこの問題に気づいていて調査中。

・ポスト#45参照
辞書ウィンドウ、メモのウィンドウを閉じると、リフレッシュが発生する。koboはこの問題に気づいており、次のFWで修正される。


◎パッチ
Instructions for patching firmware 4.5.9587


ランチャー
v0.5+追加パッチで動く。
コレクション作成スクリプトは、「Kobo: FW4.4.9298アップデート」で書いた修正のままでいけそう。
ただCFW Plusのほうはちょっとおかしい? 要調査。

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2017年6月12日 (月)

Kobo: H2O Edition2、いつものテスト・レビューはないので実物を店頭で

遅ればせながらKobo aura H2O edition2のレビューについて。

新モデルが出るといつも参考にしているドイツのallesebook.deのテストだが、H2O edition2のテストは出ない。というのは、ドイツで発売されないから。

koboブランドでは売れないと見切りをつけて、ドイツではtolinoに加わったkobo陣営。koboストアは既存ユーザーのサポートのみ、新モデルが出るとすればtolinoブランドとして出るはず。

で、tolinoはandroidベースの端末なので、かりにH2O edition2のtolino版が出たとしても、koboのH2O edition2と同じものと単純に見ることはできないだろう。ファームウェアが別物。

というわけで、今後はkoboの端末のテストはお目にかかれなくなる。

詳しめなのは
いつものPC Watchのレビューぐらいか。楽天「Kobo Aura H2O Edition 2」

比較表の「防水・防塵」ってのはどうなんだろうな。IPX8だから防塵のテストはしていないはず。旧H2OならIP67なんで防塵は6等級だったが、新モデルは数値なしのX。

防水とかナチュラル・ライトProとか個人的にはどうでもいいが、気になるのは、文字が旧H2Oよりぼやけ気味だという指摘。
http://pc.watch.impress.co.jp/img/pcw/docs/1061/894/html/61.jpg.html参照。

別のレビューでも同じ指摘がされている。
The 2nd Gen Kobo Aura H2O is Disappointing(新H2Oにはがっかりだというタイトル)。
表示のシャープさが、300ppiのaura Oneに比べて落ちるのは当然としても、同じ256ppiの旧H2Oよりも劣っていると批判。
(ただし、その原因を新H2Oが静電式のパネルになったからではないか、と推測しているが、これは間違い。旧H2Oから変わらず赤外線方式。パネルを指以外の物で触ってみればわかることだから。店頭で実物を触ってみたのでわかる)

ただの個体差なのか、それともパネル自体のクオリティが落ちているのか・・・。

実物を触って自分で確認するのがいいだろう。
楽天の「Touch And Try 楽天Kobo お取り扱い店舗一覧」のページ参照。
現行4機種のどれが置いてあるか、店舗ごとに記載されている。つまり、新発売のモデルの情報もあるから、このページはどうやら更新されているようだ。

うちの近くの店舗では現行4機種全部置いてあった。
さっと持ってみた感じでは、やはり旧H2Oがずっしり重い。あと、aura OneからH2O、aura edition2と大きい順に持ってみると、6インチのaura edition2が意外に重い気がした。まあ、サイズから重さを無意識に予測してしまった結果だろう。逆に言えばサイズの大きいモデルが軽いということか。
6.8インチの新H2OはKindle Paperwhiteとほぼ同じ重さなので、重量的には合格。

実物を持ってみてわかったが、持ちやすさのポイントは個人的には「薄さ」だった。
新H2Oは旧H2Oより薄くなったとはいえ、aura Oneよりもちろん厚い。gloHDよりは薄いが、Kindle Voyageなんかと比べれば、まだまだ分厚い。持ちやすいのは断然Kindle Voyage。
赤外線方式をやめて段差をなくさないと、薄くはならない。

新H2OのLEDの数だが、白が9つ見えた気がした。その間にRGBのLED(カラー)が入るので、LEDの数はaura Oneと同じか? LEDが多ければバッテリーの消費も大きくなる。まあ、ブルーライトカットを使わなければ、RGBのLEDは使われないんだろうが。

koboにはまっとうな6インチがなくなってしまったので、次は代わりにH2Oかなとも思ったが、ppiも落ちるし、持ってみたら薄いaura Oneでもよさそうだったし、どうしたものかなあ。ただ、aura Oneでかいんだよなあ・・・。
防水とかブルーライト・カットとかいらないので、その分ppiとかフラットとか別のところに金を使うか、でなければ、もっと値段下げたモデルを出して欲しいものだが、期待するのは無駄か。

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2017年5月19日 (金)

Kobo: FW4.4.9344アップデート(追記:Mark6は4.4.9349)

外部SDカードに問題があった4.4.9298に予想通り、さっそく修正が入った模様。
アップデート4.4.9344。

◎ダウンロード
https://wiki.mobileread.com/wiki/Kobo_Firmware_Releases

自分のモデルがMark3、4,5,6のどれなのか確認してからダウンロードを。
インストールはFWのzipファイルを解凍したら、その中身を全部、.koboフォルダにコピー、USB接続を解除、再起動、でおしまい。

ただ、Mark6は問題のあるFWを拾った人もいるらしく、念のためダウンロードしたらmd5sumか、ファイルサイズをチェックしたほうがよい。(上記リンクからダウンロードしたものは問題はなかった)
パッチのスレッドの赤文字の警告を参照(正しいFWのmd5sumとファイルサイズが記載されている)。

-- 追記 --
上記のMark6の正常なFWはインストールすると、デバイス情報では4.4.9298ではなく、なぜか4.4.9349。それでmobilereadでも話題に。というわけなのか、Mark6のみFW4.4.9349が公式にダウンロードされるようになった模様。
パッチは4.4.9298のものがMark6(4.4.9349)ほぼそのまま使えるが、別扱いのものもある。いつも自分で作りなおしている辞書ウィンドウ・リサイズのパッチは別々に作る必要があった。nickelとlibnickel.soが4.4.9298と4.4.9349とでは違っている。
-- 追記おしまい --


◎更新内容
https://www.mobileread.com/forums/showthread.php?t=286503

バグフィックスのみ
○外部SDカードが認識されない問題を修正。

○ストアから購入した本を読み終えても、読了にならない問題を修正。

* 4.3.xから4.4.xへの更新内容については、前回の「Kobo: FW4.4.9298アップデート」参照。
ホーム画面、その他のレイアウトが変わるので、見た目は大きく変わる。

前回のFWは日本では配布されていない気がするが、問題が修正された今回の4.4.9344は日本でも提供されそうな予感。



◎パッチ
Instructions for patching firmware 4.4.9344
https://www.mobileread.com/forums/showthread.php?t=286510



ランチャー
v0.5+追加パッチで動く。
ただし、コレクション作成スクリプトに修正が必要(修正内容については、前回の記事「Kobo: FW4.4.9298アップデート」参照)。
そのうち修正したランチャーはアップする。

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2017年5月11日 (木)

Kobo: FW4.4.9298アップデート

今月の新モデル発売に合わせたFWの更新。
mini以外の全モデル対象。

◎ダウンロード
https://wiki.mobileread.com/wiki/Kobo_Firmware_Releases

自分のモデルがMark3、4,5,6のどれなのか確認してからダウンロードを。
インストールはFWのzipファイルを解凍したら、その中身を全部、.koboフォルダにコピー、USB接続を解除、再起動、でおしまい。

-- 追記 --
mobilereadのFW4.4.9298のスレッドに、外部microSDカードが認識されない、認識されても本が見えないなどの不具合の報告が多数あがっているので、microSDカード利用者は用心、もしくはアップデート回避を。(ひょっとしたらaffiliate.confがRakutenbooksだと、自動アップデートはまだきてないかも?)
何かすると新たにバグもついてくる、いつものkobo・・・。
下のコメント欄参照。
-- 追記おしまい --

-- 追記もうひとつ --
外部microSD問題の回避方法(下のコメント欄参照)
microSDカードにボリュームラベル(ディスク・ネーム?/ドライブ・ネーム?)をつけると、認識されるようになる、と指摘をいただいた。
名前は何でもいいと思うが、まあアルファベットを使っておくのが無難かも。
https://www.mobileread.com/forums/showthread.php?p=3521702#post3521702 を参照。
Windowsなら右クリックして名前をつける、とか? linuxならdoslabelを使うとか。
とにかく名前がついてないと(ブランクだったり、未設定だったり?すると)、認識されないらしい。
これでやっとこのFWもどうにか使えるか、という感じ?
-- 追記おしまい --


◎更新内容
今回のFWは新モデル発売ということで、見た目に大きな変更。
リリースノートもあるが、いつものmobilereadのdavidforさんの情報に、適当に説明を補足。
https://www.mobileread.com/forums/showpost.php?p=3518621&postcount=31

○新ホーム画面
 過去のFWでも試験的に導入されていたものだが、今回のFWで完全導入。あわせて、旧ホーム画面は廃止。FWからコードも消えているらしく、パッチで復活させることもできない模様。
これはFW4.3.8842の時の新ホーム画面で、違うところもあるがこんな感じ。
Kobo_newhome Kobo_newhome_menu
○ホーム画面の左上(三本線)のメインメニューの項目変更
上の右側の画像参照。

○「ライブラリ」画面に行くと、「著者名」のコレクションが自動的に作成されている。

○「ライブラリ」画面で、「すべての本」、「著者名」、「コレクション」のタブが横に並ぶようになった。

○画面上部に出るメニュー、右上のアイコンが変更(WiFiなどのアイコンのところ)

○「すべての本」の「並べ替え」オプションに「追加日」がさらに追加。

○端末のロックが可能に。これは日本ではすでに提供済みだが、海外ではまだだったようだ。

あとはdavidforさんの個人的なメモ
○ブラウザ:2MB以上のファイルのダウンロードが可能に。また、ダウンロードをキャンセルしてもリスタートする必要がなくなった。
○読書記録の統計がおかしかったのが直った。
とのこと。

さらに付け加えておくと、
○体験版アプリが一部復活した。
「設定」 > 「体験版アプリ」で確認。スケッチブック、ナンプレ、脱出ゲームがある。ソリティアはないようだ。

○CFWの本棚スクリプトは修正が必要。
そのままではコレクションの作成ができなくなったので、CFWユーザーは要注意。ランチャーはそのうち修正する(下記参照)。

こんなところ。さらに、

○新ホーム画面の説明
https://www.mobileread.com/forums/showpost.php?p=3518639&postcount=37

上段、中段、下段で区別すると、
・上段左の表紙2冊:最近開いた本
・上段右:本が2冊しかないときには何か別のものが表示されるらしい。(が、以後は右側も開いた本の表紙になるようだ)

・中段左:「ライブラリ」画面に飛ぶ(固定)
・中段右:いろいろ変化する。自動作成された「著者名」コレクションや自分で作ったコレクション、おすすめ、関連する本、ウィッシュリストなどが表示される。
(ざっと触った感じだと、同期を取ったりすると「おすすめ」が、何かコレクションを開いたりすると、コレクションが表示されるようで、直前のアクションに従っている気がする)

・下段左:ストア(固定)
・下段右:いろいろ変化する。Pocketだったり、ストア内の「ジャンル」だったり(おすすめ?)、読書記録など、のようだ。

というわけで、ホーム画面やライブラリのレイアウト変更がメインの更新。


◎パッチ
Instructions for patching firmware 4.4.9298
https://www.mobileread.com/forums/showthread.php?t=286265



◎スクリーンセーバー
https://www.mobileread.com/forums/showthread.php?p=3463704#post3463704
KA1-4.2.8283-ScreenSaver-experiment2.zipを。
なのだが、新規インストールはどうも無理らしい。以前インストールしたgloはFWをアップデートしてもそのまま使えているが・・・。



ランチャー
v0.5+追加パッチで動くが、上でも書いたようにコレクション作成スクリプトに修正が必要。そのうちアップするが、修正は簡単、誰でもできるはず。

.kobo/db_scripts/cfw_scripts/createbookshelf.sh と
.kobo/db_scripts/cfw_scripts/createbookshelf+plus.sh をエディタで編集。エディタは改行形式がLF(Unix式)のものを使うこと。
下から22,23行目あたりの次の行を探す。

echo " Sub1.ShelfName,NULL,'false','true','false','' " >>$SQLCOMFILE
これを
echo " Sub1.ShelfName,NULL,'false','true','false','','' " >>$SQLCOMFILE
に変更(赤字部分、コンマ1つとシングルクオートを2つ追加するだけ)
あとは端末を再起動。
これで一応コレクションは作成できたが、データベースに詳しくないので、これでいいものかどうかはよくわからない。間違っていたら指摘を。Shelfテーブルに"LastAccessed"という項目が新たに追加されたので、その数合わせをしただけ。
CFWユーザーはtelnetを使うなり、KoboRoot.tgzを作り直すなり、自分で。

体験版アプリ復活のスクリプトは、旧ホーム画面廃止のため使えなくなった。

ファームウェアをアップデートしたら、上書きされた/etc/init.d/on-animator.shをランチャーのものに戻してやること。on-animator.shをKoboRoot.tgzにしたものはこれ。
reinstall_on-animator.zip


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2017年5月 6日 (土)

Kobo: H2O Edition2/aura Edition2の内部画像

公式発表のfact sheetにeMMCとあるのにわざわざ殻割り、内部にmicroSDカードはない、と確認したご苦労様な画像。

Kobo Aura H2O (2017) Teardown Reveals There’s No Internal Card Slotの記事参照。

ぼんやりした画像なので細かいところまでは見えない。わざと見えないようにしているのかもしれない。発売前に評価機をもらっているサイトなので。いずれにせよ、本格的なレビューは発売日以降なんだろう。

そして、aura Edition2の殻割り画像。
https://www.mobileread.com/forums/showpost.php?p=3516342&postcount=8
ここのリンク参照。

こちらの内部ストレージは、glo/gloHD/H2Oその他同様、microSDカードがささっている。換装可能だろう。

aura Edition2買うより、gloHDをまだ売っているところを探したほうがいいとは思うが、解像度・ppiにこだわりがなく、何がなんでもストレージ増やしたい、もしくはシステムごとバックアップしておかないと不安な人にはaura Edition2でもいいのかもしれない。

aura Edition2という名前だが、gloの後継機と言うべき。
というのは、6インチ初代auraは、
・ストレージはeMMCで、microSDカードではなかった
・パネルも赤外線方式ではなく静電式
・リフレッシュ間隔は現行モデルのような6ページ毎というひどい頻度ではなかった(koboでは唯一低フラッシュ波形技術採用。これはKindleその他ではもちろん使われている技術)
・前面はフラットで段差なし(今ではどこでも最上位モデルはフラットだが、初代auraはその先駆け)

つまり、aura Edition2は作りとしては初代auraとはまるで別物、gloの後継、glo Edition2と言うべきもの。gloHDからはあきらかにスペックダウンしているのでgloの名前は使えず、昔のauraの名前だけ持ってきて、Edition2と何やら進歩したかのように見せかけるという・・・?

それに、aura Edition2は日本ではこれから発売だが、カナダやアメリカでは去年のaura Oneと同時発売。大画面でブルーライトカット、軽量、薄型のaura Oneを大々的に宣伝する影で、スペック・ダウンしたaura Edition2をこっそりと出していた、と言えなくもない。

aura Edition2はどう見てもgloHDの劣化版。もうkoboの6インチは終わった感があって、これからはどうしたものか・・・。

新H2OはmicroSDスロットがなくなったのを除けば、軽量化・薄型化していて、6.8インチなのに重さはアマゾンの6インチKindle Paperwhiteとほぼ同じ。ディスプレイが大きいので横幅はPaperwhiteより大きくなるが、縦はそうでもない。あとはディスプレイの色を暖色方向に変更できる(ブルーライトカット)のも改良点なので、ストレージが8G以上必要な人を除けば、旧H2Oからの買い替えは十分にありかも。
レビューによっては、CPUは旧H2Oと同じだと言っているところもあるが、それはまちがい。i.MX5からi.MX6に変更されて、今のスタンダードのCPUになっている。


新モデルの追加情報:
どうやらホーム画面は変更されて、新ホーム画面になるらしい(「Kobo: FW4.3.8842アップデート」の記事の画像参照)
他モデルも次のFWアップデートで新ホーム画面になるようだ。mobilereadのこのポスト(#281)参照。

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2017年5月 3日 (水)

Kobo: 2017年新モデルKobo Aura H2O Edition 2リリース/遅ればせながらaura Edition2日本発売も

噂の通り、Kobo aura H2O Edition2リリース。さらに海外ではすでに発売済みの(というかすでに値下げすらされている)6インチのaura Edition2の日本発売決定。

◎楽天のプレスリリース
https://corp.rakuten.co.jp/news/press/2017/0502_01.html

◎Kobo本社のプレスリリース
http://news.kobo.com/press/releases/releases-20170501-6110890

さらに、Kobo Aura H2O fact sheet
http://news.kobo.com/press/facts/kobo-aura-h20-edition-2-fact-sheet(PDF)


◎発売予告ページ
・H2O Edition2
http://books.rakuten.co.jp/event/e-book/ereaders/koboaurah2o2/

・aura Edition2
http://books.rakuten.co.jp/event/e-book/ereaders/koboaura2/

発売日:
5月23日午前10時00分から


◎H2O Edition2スペック
・値段:19,800円
 →旧H2Oと同じ

・6.8インチ(1440x1080、265 ppi)、E Ink Cartaディスプレイ
 →旧H2Oと変わりなし

・防水はHZOの内部コーティング方式でIPX8(水深2メートルで最大60分間の耐久性)
 →防水は旧H2Oより強化されているが、旧H2Oにあった防塵の保証は消えている

・ライトはaura Oneと同じ「ComfortLight PRO」でブルーライトカット機能追加、また時間帯でライトの設定ができる

・ストレージは8Gに倍増
 →旧H2OにあったmicroSDスロットは廃止
 また、fact sheetによれば、eMMCなので内部ストレージの換装も無理。

・サイズ、重量
 129 x 172 x 8.8mm、207g
 →旧H2O(129 x 179 x 9.7mm、233g)より若干小型化、軽量化と薄型化

・バッテリー
 1500mAH(Kobo Aura H2O fact sheetによる)
 →旧H2Oと同じ。aura Oneは1200mAh

・CPU
 Freescale i.MX6solo(Kobo Aura H2O fact sheetによる)
 →H2Oから改善。gloHDやaura Oneと同じになった。

・あとたぶんタッチ方式はこれまで通り赤外線方式。フラットではないから、おそらく旧H2Oから変えているとは思えない。


こんなところを押さえておけばいいか。
楽天の製品ページでは、H2O Edition2が「スタンダード・モデル」、aura Edition2が「エントリー・モデル」とされているので、新H2Oがミドルレンジの製品という位置づけ。なので、値段据え置きで、スペックの向上はなし、という選択か。

個人的には微妙。
スタンダードモデルなら、いっそ防水はやめて、LEDの数が倍増するブルーライトカットなんかもつけず、値段を下げてもらったほうがよほどいい。

値段を据え置くなら、aura Oneのようにもっと薄型化、軽量化されていて、6インチに近い感覚で使えるものだったら、迷わず買ったかもしれない。Koboの6インチモデルは買う気にならないから、その代わりに。

まあ、防水やブルーライトカットのほうが派手に宣伝できるし、軽量化、薄型化なんて地味な改良なんかアピールのポイントにならないからなあ。



◎aura Edition2スペック
・値段:13,824円
 →gloHDと同じ

・6インチ(768 x 1024、212ppi)、E Ink Cartaディスプレイ
 →gloHD(1072 x 1448、300ppi)からスペックダウン

・ストレージ4G
 →glohHDと変わらず

・サイズ、重量
 155.3 x 111.0 x 9.0 mm、180g(だが、海外では159 x 113 x 8.5 mmとなっている。どっちが正しい?)
 →gloHD(157 x 115 x 9.2mm、180g)とほぼ同じ?

・バッテリー、CPUはgloHDと同じか


はっきり言ってaura Edition2については言うべきことはない。
解像度1072 x 1448、300ppiだったgloHDを、768 x 1024、212ppiにスペック・ダウンした製品だと思っておけばいい。解像度・ピクセル密度は一昔前の2012年、2013年あたりのkobo gloやauraのレベルに落ちている。

それでいて、定価はgloHDと同じという代物。当然、同じ6インチのKindle Paperwhite(300ppi)とも比べ物にならないスペック。

aura Edition2は海外ではすでに発売されているが、日本でもやっとgloHDの在庫がなくなって、スペックダウンした劣化版を堂々と発売できるようになったわけか。楽天ではなくkobo本社のプレスリリースでは、日本では今年1月発売予定だった。

kindleもそうだが、欲しいと思えるような端末はなかなか出ないなあ。

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2017年4月16日 (日)

Kobo: FW4.3.9084アップデート

落ち着いたかと思ったら、またアップデートFW4.3.9084。

◎ダウンロード
https://wiki.mobileread.com/wiki/Kobo_Firmware_Releases

自分のモデルがMark3、4,5,6のどれなのか確認してからダウンロードを。
インストールはFWのzipファイルを解凍したら、その中身を全部、.koboフォルダにコピー、USB接続を解除、再起動、でおしまい。


◎更新内容
今回はいつものdavidforさんのコメントもないので、まったく不明。リリースノートもなし。
反応が昔のスピードに戻ったというコメントもあるが、よくわからない。マンガに関しては毎ページリフレッシュが変わったわけでもないし、かりに速くなったとしても大差あるとは思えない。


◎パッチ
Instructions for patching firmware 4.3.9084
https://www.mobileread.com/forums/showthread.php?t=285453

いつものGeoffRさんが新しいPCをゲットするまでの代理ということらしく、別の人がパッチをアップしている。

注意点:
`Freedom to advanced fonts control`パッチが欠けているので、フォントの「詳細設定」(太さを変える)を有効にすることができない。

このままフォント「詳細設定」有効化パッチがなくなってしまわないことを望むのみ。
データベースの本の言語情報をja以外に書き換えるなんて面倒なことをしなくても、昔はこのパッチだけでフォントの太さを変えることができた。それが和書だけがフォントの太さを変えられなくなり、データベースをいじらければならなくなったという経緯があるので、FWのフォントまわりに変な変更が加えられていないかどうか、ちょっとだけ不安。

また、個人的にいつも使っている行間調節を24段階に増やすパッチ`My 24 line spacing values`がないのも痛い。というわけで、読書用のgloHDはアップデートしないことに決定。

それから、Linux/Macユーザーにもうひとつ注意:
4.3.9084.shとtoolsフォルダ内のパッチプログラム(patch32lsb-xxxxx)に実行属性がついていないので、スクリプトが実行できない。
chmod +x 4.3.9084.sh tools/patch32lsb-* 
とターミナルで実行属性を与えてから、4.3.9084.shを実行。

-- 追記
GeoffRさん、復活。
https://www.mobileread.com/forums/showthread.php?p=3513203#post3513203
欠けていたパッチも復活。フォントの詳細設定その他も問題ないようだ。
-- 追記おしまい --

◎スクリーンセーバー
https://www.mobileread.com/forums/showthread.php?p=3463704#post3463704
KA1-4.2.8283-ScreenSaver-experiment2.zipを使うこと。

gloは相変わらず以前インストールしたものがそのまま使えているが、新規のインストールができるのかどうかは不明。できないという報告ばかり。


ランチャー
v0.5+追加パッチで動作確認した。

体験版アプリ復活新ホーム画面ではできなくなる。

ファームウェアをアップデートしたら、上書きされた/etc/init.d/on-animator.shをランチャーのものに戻してやること。on-animator.shをKoboRoot.tgzにしたものはこれ。
reinstall_on-animator.zip

fmon経由でkoreaderを使っている場合も(「Kobo: KSMなしでkoreaderを使う(続)」参照)、FWのアップデート後は同じようにon-animator.shをインストールし直すこと。KFMon経由の場合は何もしなくてよい。そのままでkoreaderは起動する。

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2017年3月27日 (月)

Kobo: KSMなしでkoreaderを使う(続)

前回の続き。

◎その前にkoreaderをちょっと触ってみた感じ。
縦書きepubが読めないので(たぶん日本語縦書きは横書き表示になる)、日本では自炊本に使える程度だが、動作は軽快だし、カスタマイズの自由度も高いし、海外では人気がありそう。

koboやkindleだったらパッチをあてたり、jailbreakしなければできないようなことも、koreaderではエディタでファイルを書き換えるだけ。そのありがたみはepubも含めフルに使っている海外のユーザーなら実感できそうだが、自炊本メインの日本ではそうでもないのかもしれない。

たとえば、ページめくりの方向やフォントサイズや行間、余白のデフォルト値、リフレッシュ頻度、タップ位置、ガンマ値などなど、パッチをあてたりデータベースをいじったりしなくても、設定ファイルを書き換えるだけでデフォルトの値を変えられる。スクリーンセーバーはメニューから画像を置いたフォルダを指定するだけ。

コントラスト(ガンマ値)の調整ができるので、フォントや画像の濃淡が変えられるのも、koboやkindleにはない特徴。

あと画像関連だと、画像の内容に合わせてズームできたり、crop(切り取り)で余白を削除することも可能。cropして画像にフィットするズーム設定にすれば、いい感じに余白カットできそう。

pdfまわりが充実しているようだ。
pdfのリフロー化ができる。画像がごちゃごちゃ入ってないテキスト情報主体のpdfならそれなりに読めるかもしれない(縦書きは無理か?)。あと、英語と中国語のOCR機能がついているようだが、これは使えるのか? 
また、pdfのみページ・フリッピング(上下または左右スワイプで高速ページめくり、というかページ飛ばしめくり)できる。(と思ったら、cbzでもできた)

cbzとpdfを1つ作って見てみたが、nickel(kobo本来のプログラム)で毎ページリフレッシュする画像kepubを読むより段違いに快適。動作が軽快、リフレッシュ頻度も好きに変えられる。とくにpdfはnickel(というかadobeのレンダラー?)より驚くほど動作が速い。
余白カットやガンマ調整もできるし、自炊本には使いやすいリーダーなんだろうと思う。

◎操作・設定
日本語の情報はほとんどないか。2chのKobo Hackingスレにちらほら? すぐ見つかるので各自で。
あとは英語の情報で。
○タッチ/スワイプ操作
・koreaderの公式ページ
https://github.com/koreader/koreader/wiki/KOReader-Gestures
・公式ページのTips and Tricks
https://github.com/koreader/koreader/wiki/Tips-and-Tricks
pdfのページ・フリップについてはここを参照。
・Some Koreader tips and tricks
https://www.mobileread.com/forums/showthread.php?t=242906
上の公式ページにない、2本指スワイプの操作法などがある。あとファイルマネージャーでは長押しで操作する、など。
○カスタマイズ
・公式ページ:デフォルトの変更方法
https://github.com/koreader/koreader/wiki/Change-defaults
koreader/defaults.luaにはもっとたくさん設定項目があるので、そっちを直接見て研究したほうがいいかも。

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では、前回の続き。
ランチャーを使っていればインストール済みのfmonを利用すればいいし、ランチャーを使ってなければKFMonをインストールすればいいので、前回の解説で十分だが、おまけで、あえてfmonを使う編。

繰り返しだが、まず必要なファイルから。

◎必要なもの
○koreader本体
https://github.com/koreader/koreader/releases/tag/v2017.03.08-nightly から
koreader-kobo-arm-linux-gnueabihf-v2015.11-894-gd168db9.zipを使用。
koboの最新FWを使うので、開発版nightlyビルドにした。それに、KFMonはstable版では使えない。

○koboのFW4.2.8283以降は、koreader.shに修正が必要
https://www.mobileread.com/forums/showpost.php?p=3477083&postcount=25
ここに書かれているように修正。さらにH2Oはこの修正も。
https://www.mobileread.com/forums/showpost.php?p=3478194&postcount=28
修正したものは下記リンクのfmon_for_koreader.zipに入れておいた。

○fmon本体とfmon起動に必要なファイル、その他一式
http://pbchess.vlasovsoft.net/en/index.html の本家ランチャーのKobo用パッケージ(pbchess_2017.xx.xx_kobo.zip)内の、KoboRoot.tgzにfmon本体とスクリプト(on-animator.shとon_start.sh)が含まれている。
ここから必要なものを抽出して、さらにkoreaderに同梱されているfmon用スクリプトを一つにまとめたのがこれ。そのままだと不都合があるので少し調整してある。
ダウンロード: fmon_for_koreader.zip

ではインストール手順。

◎ランチャーをインストールしていないが、それでもfmonを試す
fmonはデリケートなので、手順に従って上から一つずつ順番に行っていくこと。面倒だからとまとめて一度でやってしまおうなんて考えないこと。最悪、再起動ループ、ファクトリー・リセットの憂き目に会う。

1. koreader-kobo-arm-linux-gnueabihf-v2015.11-894-gd168db9.zipを解凍して、その中のkoreader.pngを、PCにつないだ端末の一番上にコピー(フォルダの中に入れないこと。ドライブのトップに置く)。

2. USB接続を解除して、ケーブルを抜く。端末で「コンテンツを処理しています・・・○%」の画面になり、ホーム画面、ライブラリ画面にkoreader.pngのサムネイルが表示されるのをかならず確認する。タップして一度画像を表示させてみる。それが確認できるまでは次の作業に移ってはいけない

3. 確認できたら、安全のためkobo端末を再起動。

4. koreader本体インストール
koreader-kobo-arm-linux-gnueabihf-v2015.11-894-gd168db9.zipを解凍してできた、koreaderフォルダをまるごと、PCにつないだ端末の.koboフォルダにコピー。

koboのFW4.2.8283以降を使っている場合は、修正したkoreader.shに入れ替える。
fmon_for_koreader.zipを解凍してできた、koreader/koreader.shを、端末の.kobo/koreaderフォルダに上書きコピー。

5. fmon関連一式インストール
fmon_for_koreader.zipを解凍してできた、KoboRoot.tgzをPCにつないだ端末の.koboフォルダにコピー。(koreader-kobo-arm-linux-gnueabihf-v2015.11-894-gd168db9.zip内のKoboRoot.tgzは使わないこと)

6. USB接続解除、自動的に再起動。で、おしまい。

koreaderの起動は、ホーム画面からkoreader.pngのサムネイルをタップするなど、本を開くのと同じ要領で。

FWをアップデートするとon-animator.shが上書きされてしまうので、このファイルをインストールし直す必要がある。koreader_fmon.zip内のreinstallフォルダのKoboRoot.tgzを使えばよい。

○アンインストール
 koreader.png
 .kobo/fmonフォルダ
 .kobo/koreaderフォルダ
 .kobo/on_start.sh
を削除した後、かならず再起動。
これでOK。on-animater.shについては、上記の削除をしてしまえば、端末の動作に何も影響しないので、そのままでかまわない。

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