Kobo: メニューにkoreaderやランチャーも統合できるNickelMenu
Koboのメニュー(画面左上のアイコンから、ホームとかライブラリとかコレクションとかドロップダウンで出てくるメニュー)にランチャーやらkoreaderなんかも追加できるすぐれもの。
スクリーンショットを見たほうが手っ取り早い。
koboストアやおすすめなどがホーム画面から消えているのはパッチのおかげ。
メニューのほうは「設定」の「アカウント」で「ストアやウェブ利用を制限」をオンにしているので、ストア関連がごっそり消えている。邪魔なものは消してすっきり。誤解がないように言っておくが、これはNickeMenuの機能ではない。
で、本題のメニュー。
ランチャーやkoreaderがメニューに追加されているのが見えるはず。
端末自体が持っているtelnet、nickelのゲームやらブラウザやら、本のリスキャンや再起動、電源オフなども追加可能。
ランチャーやkoreaderはこれまでKFMonを使っていたが、これはライブラリに登録した画像をタップすることでアプリケーションを起動する。だから、画像をライブラリの中から探す手間がかかった(あるいは検索するとか)。
というわけで、NickelMenuはスマートに問題を解決してくれる。
◎NickelMenuはいつものmobilereadから
NickelMenu: An integrated launcher for Kobo eReaders 参照
◎インストール手順
1.ダウンロードしたKoboRoot.tgzを、PCにつないだkobo端末の.koboフォルダにコピー。USB接続を解除してケーブルを抜くと再起動する。
2.すると、「ホーム」のドロップダウンに「NickelMneu」が追加されているはず。(まだ使えない。設定ファイルが必要)
3.端末の.adds/nmフォルダに、configという名前のファイルを作って、設定を記述する。
サンプルは.adds/nm/docというファイルに書かれている。
4.終わったら、端末を再起動。
では、3.の.adds/nm/config の書き方:
データベースランチャーとkoreaderを追加するには、
menu_item : main : KOReader : cmd_spawn : quiet:/mnt/onboard/.adds/koreader/koreader.sh
KFMonを使うこともできる。ただし、KFMon-1.4.0(以上)にアップデートする必要がある。
menu_item : main : KOReader : kfmon : koreader.png
KFMonはFWアップデートのたびに再インストールが必要だったりするので、使い続ける理由はもうないかも。NickelMenuのほうが断然スマート。
KFMonを削除してしまいたいなら、KFMonのダウンロードページのKFMon-Uninstaller.zipを使えばよい。
ついでなので言っておくと、.adds/nm/docのサンプルを使ってtelnetを設定した場合は、ログインはrootで。パスワードはないが、ポートを1023に指定してログインする必要がある。
また、Dropboxやftp、あるいはCalibreからWiFi経由で本をダウンロードしたら、本の再スキャンが便利だろう。USBケーブルをいちいち抜き差ししなくてもダウンロードした本をライブラリに登録できる。