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2020年4月21日 (火)

Kobo: 2020年新モデル、名前はKobo Nia

 kobo新モデルがFCCを通ったという、恒例のニュース。
このニュースが出ると、たいてい正式発表もじきにあるのだが、さてどうだろう。

以下の記事など参照。
Kobo Nia eReader is Coming Soon
Kobo Nia: Tolino Page 2 neu aufgelegt?

FCC

名前はKobo Nia。
Kobo_nia01
(上記FCCのリンク、Label and location より)


FCCのペーパーでわかる情報
Kobo_nia02
(上記FCCのリンク、RF Test Report より)

ストレージ:16G Byte(eMMC、つまりmicroSDではないので換装不可)
バッテリー:1000mAh
WiFi: 2.4GHz
それから、この画像にはないが、micro USB であることは確認した。

このスペックをどう見るかだが、まずストレージが16Gになっているのは増量と言える。日本では32G版もあったりするkoboだが、世界的には8Gが一般的。

だが、問題はバッテリー。
ClaraHDの1500mAhは言うまでもなく、FormaやLibra H2Oの1200mAhよりスペックダウン。

ここから推測されるのは、Kobo Niaはエントリー機、一番安いモデルであるということ。
そうだとすると、ClaraHDの代わりになるものなのか、それとも、ClaraHDより安いモデルを出す、たとえばアマゾンの一番安い無印Kindleレベルの端末なのか?

allesebook.de(上記リンク参照)は、ドイツのtolinoの端末を作っているのはKoboだが、そのエントリーモデルtolino Page2にあたるものではないか、と言っている。というのも、バッテリー容量も同じだし、FormaやLibraH2Oと同じものはtolinoにはあるが、廉価モデルのPage2にあたるKobo製の端末がまだないからだ、と。

無印Kindleのような低スペックのエントリー機だったら興味はないし、もしClaraHDの代替だったら、個人的には今後koboで使える端末はなくなってしまうなあ。ディスプレイが300ppiだったら使えるけど・・・。

中国のメーカーやPocketbookが出す予定のPrint Color ePaperの可能性? Pocketbookは今年後半と言っているし、FCCの情報が出ると近いうちに正式発表があったりするから、カラーはないような気がするが・・・。

 

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