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2019年12月

2019年12月15日 (日)

Kobo: FW4.19.14123 アップデート

アップデートがあったので、ひさしぶりに。
設定画面でスクロールバーがついたり、見た目に若干の変化あり。メニューなどの文字の大きさを調節できるようになった(拡大のみ。以前から拡大は可能だったが、倍率は固定されていた)。あとは、自動バックグラウンド同期でのバッテリー消費バグの修正が大きなところか。
まだ日本では配布されていない模様。

◎FWダウンロード
いつものKobo Firmware Downloadsから。

アップデート方法:
・自分のモデルにあったFW(kobo-update4.19.14123-.zip)をダウンロード
・kobo-update-4.19.14123.zipをPCの適当な場所で解凍
・その中の、KoboRoot.tgz、manifest.md5sum、upgradeを、kobo端末の.koboフォルダにコピー
・USB接続解除、ケーブルを抜く
これでおしまい。


◎更新内容
リリースノート
・ヘッダー・フッター設定
読書の進行状況(ページ数または % 表示)や読了までの所要時間を表示。プログレスバーも含めすべて非表示にすることも可能です。
[設定] > [読書設定]から設定できます。

*補足
これはFW4.18.13737にもほぼあったものだが、設定画面での名称が変わっている。
「読書設定」の「読書の進行状況」で「現在の章」と「本の全体」とされていたものが、「ヘッダー」と「フッター」に名称変更。わかりやすくなった。
プログレスバーの表示・非表示はこれまで通り「読書の進行状況を表示」のオン/オフで。 

・読書データをすばやく表示
読書中のページ中央をタップし、ヘッダーに表示されたグラフのアイコンを選択します。

*補足
ページ上部に現れるメニュー(ヘッダー)部分に読書データのアイコンが追加された、ということ。

・対応言語の追加 
カタルーニャ語が追加されました。
[≡]をタップし、[設定] > [言語]から設定できます。


○いつものdavidforさんによる補足
・「大文字モード」でのフォントサイズが変更可能に。
 メニューやホーム画面、ライブラリ画面などの文字サイズを変更するスライダーがついた。本の文字だけでなく、メニューなどのフォントも大きくしたいなら。
 「設定」 > 「体験版アプリ」 の「大文字モード」で。
Kobo_orig_mode Kobo_oomoji_mode
  左がオリジナル(ただし下記パッチでゲーム類を復活させている)。右が大文字モードをオン。スライダーでフォント・サイズを変えられる。また、文字が大きくなって一ページに収まらなくなったので、下記説明のスクロールバーが右側に出現。目が悪い人向けなので、文字を小さくすることはできない。

・「設定」画面
 1ページで収まらない場合、ページ右にスクロールバーがついた。(これまでは左右スワイプでページがめくれたが、上下でも可能になった)

・「読書設定」の項目の並びが変わった。(項目自体に変化はない)

・ライブラリやコレクションでフィルターを使うと、使用中のフィルターがハイライト表示される。
 たとえば、ライブラリ画面の「すべて」から「読書中」などのフィルターを適用すると、「読書中」の文字がハイライト表示される。
Kobo_nofilter Kobo_filter_on
左がフィルターなし。右が「読書中」のフィルターをかけたもの。

・上部メニューのWiFi接続のドロップダウン表示に変更。
 これはでは選択されたネットワークにチェックマークがついたが、「接続済み」の文字も追加。また、スクロールバーも追加。

・PDFのアンチエイリアスをやめて、ロードスピードを上げた。
 pdfは読まないので、本を開いたりページをめくったりするのがどれだけ速くなったのかは未確認。また、アンチエイリアスをやめた結果、表示のクオリティがどう変化したのかもわからない。

・同期にいくつかの変更(詳細不明)

・自動同期、スリープ中の同期でバッテリーが消費される問題の解決

・読書の進行状況のグラフの不具合をなおした(詳細不明)

・モノスペース・フォント(等幅フォント)のパスを他のフォントに合わせ、また名前を"Courier"とした。"Courier-"で始まるフォントを自分で追加した場合、そのフォントがモノスペース・フォントとして使われるはず、とのこと。

・修正されないままのバグ
 あまりにも大きなkepubは開くのに時間がかかり、再起動がかかる。


パッチ
"Freedom to advanced fonts control"が"Enable advanced settings for all fonts"に名称変更されたので、下記ランチャーでフォントの太さ調節を可能にしている人は注意。
あと、前のFWからヘッダーとフッターが逆になったので、気持ち悪い人は"Swap header/footer"をどうぞ。


ランチャー
一応動作は確認した。
Libra H2Oで使いたい人はこちらを参照。どうやら動いたらしい。エディタで3カ所ほど書き換えるだけ。
希望があれば、同じ修正をほどこしてアップするが、Libra H2Oを持っていないので動作確認はできない。


koreader
こちらも起動は確認した。最新の2019.11版。こちらはすでにLibra H2Oに対応済み。
手っ取り早くインストールしたいなら、One-Click Install packegeが簡単。


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