Kobo: Libra H2Oは個人輸入したほうが安いのか?
日本でも予約が始まったKoboのLibra H2Oだが、海外より5000円近く高い値段に設定した楽天。
ひょっとして日本への配送料込みでも海外から買ったほうが安かったりして・・・と、ふと思ったので、試しに調べてみた。
カナダのChapters Indigoは海外発送先に日本も含まれているし、Kobo Libra H2Oの予約も受け付けている。
が、実際に注文したわけではないので、koboの端末のようなものを日本に送ってくれるのかどうかは確かめていない。個人輸入が可能だったら、いくらになるのかという計算が目的。
IndigoのLibra H2Oの商品ページ
Libra H2Oは199,99カナダ・ドル
日本への配送料がわからないので、とりあえずPayPal支払いで注文操作に入ってみる(PayPalだとIndigoにアカウントを作る手間が省けるので)。
注文の途中でPayPalから金額の提示がある。
$199,99 CAD = \16,847
とのこと。「PayPalのレート: 1JPY = 0.01187CAD」と注記されている。逆にすると、1カナダ・ドル=84.245998円程度か。
これは本体の価格のみ。さらに日本への配送料が必要。注文手続きを進めて確認画面へいくと、
送料: $47,29
したがって、
合計: $247,28(カナダ・ドル)
これを単純にPayPalのレートで計算すると、
\20,833.315272
というわけで、20,833円ぐらいという結果。
では、クレジットカードでやってみる。
Currency Exchange Calculator というページを使うと、VISAのレートで手数料込みの計算ができる。Mastersにも似たようなページはあるし、他社も調べられるはず。
手数料(Bank fee)を2.16%でやってみると(手数料はカードによって違う。もっと安いところもある)、
247.28 Canadian Dollar = 20,536.572348 Japanese Yen
Currencies fluctuate every day. The rate shown is effective for transactions submitted to Visa on September 6, 2019, with a bank foreign transaction fee of 2.16%.
こんな感じの結果になる。20,536円ぐらい。
というわけで、送料込みでも楽天から買うより安くなりそうな気配・・・。ただし、配達は遅い。Indigoの注文ページでは
"Get it by Tue Nov, 5, 2019 Customs duties may apply "
11月5日までに届く、と。待つ覚悟は必要。
あとは、関税やら消費税。
このあたりは詳しい人がいたら教えて欲しいのだが、とりあえず個人輸入の場合、課税価格が1万円以下なら、関税、消費税は免税らしい。で、課税価格というのは海外での小売価格(送料やらは含まない)に0.6をかけたもの。逆に言うと、海外の小売価格$199,99が16,666円を超えなければ、税はなし。
こちらの「個人輸入にかかる関税の計算」というページで、計算してくれるようだ。数値を入力して計算ボタンを押すだけ。
単価(外貨):199,99
数量:1
関税率:わからないので適当に、5%とか
為替レート:80.05円
16666円以下の免税 :「有り」にチェック
問題は為替レート。80.05円がどこから出てきたかと言うと、税関の「外国為替相場(課税価格の換算)」というページ。たぶんこれでいいはず。pdfの一覧があるので、カナダ・ドル(CAD)を探す。2019年9月6日現在のものを使った。レートは変わるのでその都度チェックを。
で、計算ボタンを押すと、関税額や消費税額は表示されるが、「関税の課税対象額」が9000円の一万円以下、したがって「税額合計」は0円。
というわけで、関税・消費税なしで買えそう。つまり、上のPayPalやVisaのレートで計算した金額だけでOK。
繰り返すと、20,833円や20,536円とか、そんな感じの値段。
楽天から買うと24,624円なので、カナダからの送料込みでも4,000円ぐらいは安くなりそうな気配。旧モデルのH2O Edition2が19,800円なので、このぐらいの値段なら納得か。
詳しい人がいたら、こういう計算でいいのか教えて欲しい。
Chapters Indigoがはたして本当にkobo端末を日本に送ってくれるのか、それも確認したいところだが、あとは誰かにおまかせしたい。Libra H2Oがどうしても欲しいというわけでもないので。
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コメント
いつもKOBOの最新情報を提供していただき、深く感謝しています。
先日愛用していたAuraOne32GBのバッテリ持ちに我慢ができず、ClaraHDに買い替えました。液晶が2世代分小さくなりましたが、動作が早くなりバッテリ持ちも格段に良くなり読書上のストレスがかなり減りました。内蔵MicroSDも128GBに換装しましたので、ストレージの心配も全くありません。KOBOが今後もClaraHDの様な自炊派を意識したモデルを出し続けてくれるのか、それだけが心配です。Androidの電子ペーパー端末は、いろいろ出てきましたが現状では動作がモッタリしていて好みではありません。
投稿: racegunmania | 2019年9月 9日 (月) 18時22分