Kobo: 2019年新モデルリリースか Kobo Libra H2O?
新モデル公式発表前にいつも出てくる、koboのデバイスがFCCを通過したというニュースが今年も。
というわけで、そのうち正式な発表があるだろう。
The Digital Reader: Kobo Libra H2O eReader Clears the FCC
アメリカの通信事業の監督機関によるテストを通ったという話なので、新モデルのディスプレイとか防水かどうかなど、詳しいスペックは不明。ただテストに使われたデバイス(EUT)の基本情報が載っているので、わずかな情報は拾い出せる。
上記リンクのFCCのペーパー、たとえば"RF Test Report"のpdfの7ページ目に、バッテリー、メモリの情報がある。
バッテリーは、1200mAh
メモリは、eMMCの8G、Sandisk製
メモリはeMMCと明記されているので、ClaraHDのようなmicroSDカードではない。つまり換装はできない。
気になるのはバッテリーのスペックダウン。
ClaraHDやH2Oの1500mAhから少なくなり、Formaと同じ1200mAh。
さて、これは何を意味する? たとえば小型化・軽量化を目指しのか、それとも単なるスペックダウン?
FCCのペーパーでは新モデルの名称は隠されている。が、フライイングで新モデルの製品ページを出しているストアがあって、それによると名前は"Kobo Libra H2O"ということらしい。あるフランスのストアによるとブラックとホワイトのモデルがあって、値段は税抜きで161,06ユーロになっているようだ。
値段的には2万円(あたり?)で、リークした名前からして、H2Oの後継機なのだろう。
だとすると、ディスプレイは6.8インチの防水か。FCCのテストで32Gのメモリは使われていないので、8Gモデルのみの予感。
バッテリーがスペックダウンしているので、FormaのようにディスプレイにMobiusを使って軽量化するとか、何かアピールできるポイントがないとなあ・・・。
うまい具合に小型化して、図体のでかい6インチKindle Paperwhiteぐらいのサイズで、6.8インチのディスプレイ搭載とか、かつてのAura Oneのようにフラットで薄型、厚さ6.9mmなんていうのだったら、魅力は感じるかも。とにかく、aura edition2の時のようなスペックダウンしただけの新モデルではないことを祈るのみ。