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2019年7月

2019年7月20日 (土)

Kobo: カスタムスクリーンセーバー(公式FWの隠し?機能)

ひさしぶりのkoboの話題。
kindleは新モデル(新Oasis)のリリースが発表されているが、koboは新モデルの噂も聞こえてこない。順番からするとH2Oが新しくなる番だが、6.8インチは今後も存続するのか・・・?

それはともかくスクリーンセーバーの話。
koboのスクリーンセーバーと言えば、読んでいる本の表紙か、「スリープモード」の文字だけ表示させるかで、好きな画像を表示させるにはこちらのモジュールをインストールして、画面スキャンなどの設定をする必要があった(その上、スキャンがうまく行かないことも・・・。ただ昔のスキャン設定がFWをアップデートしてもそのまま使えているので、スクリーンセーバーのカスタマイズは惰性でできていた)。

が、4.13.x以降の公式FWでスクリーンセーバーを好きなものに変えられるようになっていた、という話がmobilereadに。
ClaraHDで試してみたが(FWは最新4.15.1290)、どうやら機能するようだ。画像の表示順はランダム、ということらしい。

やり方は上記mobilereadのスレッドにある通り。
1. FWは4.13.x以降であること。
2. kobo端末の.koboフォルダ内に、screensaverという名前のフォルダを作成。
3. そこにスクリーンセーバー用の画像を置く。
4. USB接続を解除。
5. kobo端末の「設定」から「節電/プライバシー」へ進み、「今読んでいる本を表示」と「表紙を全画面表示」の2つを「オン」にする。

これでスリープにすると、.kobo/screensaverフォルダに置いた画像がランダムに表示されるようになる。
試してみたところ、電源オフでもカスタム画像が表示された。また、わざと画像を小さく(本来の大きさの半分)にしてみたところ、画面いっぱいに拡大表示された。カスタム画像の大きさにそれほど神経は使う必要はなさそう。たぶん表紙を拡大表示するのと同じ仕組みなんだろう。
それから、「表紙を全画面表示」をオフにすると、表紙画像がスクリーンセーバーに戻る。もちろん表紙の全画面表示はできない。

別途モジュールをインストールした場合のスクリーンセーバーとの大きな違いをあげておくと、
別途モジュール版は、スリープ時と電源オフ時の画像を区別できる(別のフォルダに置く)が、公式FWのカスタムスクリーンセーバーにはその区別はない。つまり、スリープ中なのか電源オフなのか画像で見分けることができない。

もちろん公式FWの(隠し?)機能のカスタムスクリーンセーバーのほうが設定は圧倒的に簡単。
このカスタムスクリーンセーバー機能がいずれ公式にアナウンスされるのかどうかは・・・・。スリープと電源オフの区別ができなくなるのは難点かもしれない。

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