Kobo: koreader 2019.03/2019.04アップデート
最近のkoreaderの機能追加。
2019.03でマルチスワイプが追加されたのが一番大きな変化か。2019.04で2本指スワイプも追加。
あとは横画面にしたときの、1画面2ページ表示が簡単になったとか。詳しくはkoreaderのリリースページ参照。
マルチスワイプは多分便利。いちいちメニューを呼び出して、目的の項目をたどって探して・・・という手間が、スワイプ操作一発で済むから。画像で説明。
メニューの「ギア」アイコンから「Taps and gestueres」へ。さらに、「Gesture manager」をタップすると、
こういう画面になる。
それで「Multiswipe」にどんなものがあって、何ができるかというと、デフォルトでは
と、いろいろできる。koreader 2019.03のリリースページにスワイプの仕方の画像が上がっているが、たとえば「←→」であれば、指を左に滑らせ、そのまま直線的に右に戻ればよい。
このマルチスワイプだが、デフォルトで固定されているわけではなく、変更可能。自分がよく使うメニュー操作をやりやすいスワイプに割り当てておけばよい、ということ。(Available)となっているのは未割り当てなので、好きなものを割り当てられる。
では、どんな操作を割り当てられるかと言うと、
こんな感じ。いちいちメニューから呼び出すのが面倒なものがあったら、登録しておくといいだろう。
また、これらの操作が登録できるのはマルチスワイプ(スワイプ動作の組み合わせ)だけではない。
上から、左下隅タップ、右下隅タップ、短く斜め(対角線)スワイプ(方向はどちからからでも可)、2本指スワイプ。
2本指スワイプのバリエーションは「右スワイプ、左スワイプ、右上スワイプ、左上スワイプ、右下スワイプ、左下スワイプ」の6つ。
これらすべてに、上の6枚の画像にある動作のどれかを割り当てることができる。
とりあえず、短い対角線スワイプ(Short diagonal swipe)に「Next page」を、左下隅・右下隅タップ(Tap bottom left corner, Tap bottom right corner)両方に「Previous page」を割り当ててみた。持ち手の親指で斜めにチョンとスワイプすると(左右、上下どちらからでも、ディスプレイのどこでも可)次のページに進み、右下か左下の隅をタップで前のページに戻る。右手で持っても左手で持っても、同じ動作でページがめくれる。
あとは、「Multiswipe recorder」もあって、マルチスワイプ動作を登録できる。が、試していない。割り当てられる機能は変わらないと思われる。
それから、横画面での2ページ表示だが、こんな感じで切り替えが簡単になった。
ただしできるのはepub。cbzやらではできない。それに2画面表示と言っても洋書基準なので、漫画ではページが左右逆になる。Luaのプログラミングができる人がkoboに手を出したりしてくれないと、どうにもならないだろうな。