« 2019年3月 | トップページ | 2019年5月 »

2019年4月

2019年4月30日 (火)

Kobo: koreader 2019.03/2019.04アップデート

最近のkoreaderの機能追加。
2019.03でマルチスワイプが追加されたのが一番大きな変化か。2019.04で2本指スワイプも追加。
あとは横画面にしたときの、1画面2ページ表示が簡単になったとか。詳しくはkoreaderのリリースページ参照

マルチスワイプは多分便利。いちいちメニューを呼び出して、目的の項目をたどって探して・・・という手間が、スワイプ操作一発で済むから。画像で説明。

メニューの「ギア」アイコンから「Taps and gestueres」へ。さらに、「Gesture manager」をタップすると、

Koreader_menu1 Koreader_menu2


こういう画面になる。

Koreader_menu3  

それで「Multiswipe」にどんなものがあって、何ができるかというと、デフォルトでは
Koreader_multiswipe_menu1 Koreader_multiswipe_menu2 Koreader_multiswipe_menu3 Koreader_multiswipe_menu4
と、いろいろできる。koreader 2019.03のリリースページにスワイプの仕方の画像が上がっているが、たとえば「←→」であれば、指を左に滑らせ、そのまま直線的に右に戻ればよい。

このマルチスワイプだが、デフォルトで固定されているわけではなく、変更可能。自分がよく使うメニュー操作をやりやすいスワイプに割り当てておけばよい、ということ。(Available)となっているのは未割り当てなので、好きなものを割り当てられる。

では、どんな操作を割り当てられるかと言うと、
Koreader_multiswipe_option1  Koreader_multiswipe_option2 Koreader_multiswipe_option3 Koreader_multiswipe_option4 Koreader_multiswipe_option5 Koreader_multiswipe_option6
こんな感じ。いちいちメニューから呼び出すのが面倒なものがあったら、登録しておくといいだろう。

また、これらの操作が登録できるのはマルチスワイプ(スワイプ動作の組み合わせ)だけではない。
Koreader_menu4
上から、左下隅タップ、右下隅タップ、短く斜め(対角線)スワイプ(方向はどちからからでも可)、2本指スワイプ。
2本指スワイプのバリエーションは「右スワイプ、左スワイプ、右上スワイプ、左上スワイプ、右下スワイプ、左下スワイプ」の6つ。
これらすべてに、上の6枚の画像にある動作のどれかを割り当てることができる。

とりあえず、短い対角線スワイプ(Short diagonal swipe)に「Next page」を、左下隅・右下隅タップ(Tap bottom left corner, Tap bottom right corner)両方に「Previous page」を割り当ててみた。持ち手の親指で斜めにチョンとスワイプすると(左右、上下どちらからでも、ディスプレイのどこでも可)次のページに進み、右下か左下の隅をタップで前のページに戻る。右手で持っても左手で持っても、同じ動作でページがめくれる。

あとは、「Multiswipe recorder」もあって、マルチスワイプ動作を登録できる。が、試していない。割り当てられる機能は変わらないと思われる。

 

それから、横画面での2ページ表示だが、こんな感じで切り替えが簡単になった。
Koreader_2page
ただしできるのはepub。cbzやらではできない。それに2画面表示と言っても洋書基準なので、漫画ではページが左右逆になる。Luaのプログラミングができる人がkoboに手を出したりしてくれないと、どうにもならないだろうな。

 

 

| | コメント (0)

2019年4月14日 (日)

Kindle:アップデート 5.11.1/5.11.1.1 & jailbreak関連

少し前の話だが、kindleアップデート。
第10世代(新PWと新無印)が5.11.1、それ以前の世代が5.11.1.1ということらしい。

◎ダウンロード
「Amazonデバイスのソフトウェアアップデート」ページ

◎更新内容
アマゾンのソフトウェアアップデートページには何の説明もないが、
・「翻訳」(辞書とかウィキペディアと並んで出てくるウィンドウ)に新しい言語が追加。アフリカーンス語、カタロニア語、アイスランド語、スウェーデン語、ウェールズ語。
・それにあわせてキーボードが追加。アフリカーンス語、デンマーク語、アイスランド語、ノルウェー語、スウェーデン語。

それからmobilereadの情報によると、「未読」「読了」のフィルターが追加されるらしい。
mobilereadのこのポスト参照。画像つき。"read"と"unread"が追加されている。

これは3月に発表されていた新無印のプレスリリースに書かれていたものだろう。
「本を読み終えると、自動的にライブラリ内で「読了」マークがつき、KindleやFireタブレット、iOSやAndroid OSで使用できる無料のKindleアプリなどの端末と同期することが可能です。数回タップすることで、既に読んだ本とそうでない本をフィルターすることができるため、ライブラリの整理がより容易になります。」

新しい無印は買う気はないので、無印で実際にそうなっているのかどうかはわからないが、mobilereadによれば、Oasis2や新PWに追加された人がいる。

ただし、FWをアップデートしてもこのフィルターが追加されるかどうかは不確定。そうなる人もいればならない人もいる模様。
FWアップデート後に通知が出てフィルターが追加された人もいれば、待ってもまだ追加されない人もいるようだ。アマゾンのサーバーが機能を提供するかどうか決めているんじゃないか、という予想が出ている。
うちの新PW(第10世代)とvoyageをアップデートして、とりあえずWiFi繋ぎっぱなしてみたが、いまのところフィルターは追加されていない。

未読・既読の振り分けはkoboには昔からあるものなので、koboユーザーからすると何も目新しいものではない。

◎jailbreak関連
新PW(第10世代)とVoyageで確認したが、jailbreakは生き残る。
KUALを;log mrpiで再インストールの後、スクリーンセーバーなどその他のパッケージはKUAL経由で再インストールすればよい。

 

| | コメント (0)

2019年4月 6日 (土)

Kobo: FW4.13.12638 アップデート

ひさしぶりのFWアップデート、4.13.12638。

めずらしことにrakutenbooks(日本向け)が早々にアップデートを提供。繁体中国語サポートと関係があるのか?

mini以外のすべてのモデル対象。

 

◎ダウンロード
https://geek1011.github.io/KoboStuff/kobofirmware.html

上で書いたように、日本向けに配布されているので、自動アップデートを有効にしているなら、勝手にアップデートされるだろうが。

ダウンロードしたzipファイルを解凍、その中身をすべて、PCにつないだkobo端末の.koboフォルダにコピー。USB接続解除、ケーブルを抜く。それで再起動してアップデートはおしまい。

 

◎更新内容
リリースノート 
・繁体字中国語:
 楽天Kobo電子書籍リーダーの表示言語を繁体字中国語に変更できるようになりました。
・WiFi:
 Wi Fi ネットワークに接続されていても Kobo のサービスを利用できない場合に通知が届くようになりました。他にも Wi Fi に関する問題を数点修正しました。
修正:
インターネットアーカイブにある本のダウンロードと開く際の問題を修正しました。また、以前のアップデートで最も多く報告されたクラッシュも修正しました。

だそうだ。

○いつものdavidforさんによる補足
アップデートのメインの理由は繁体字中国語(台湾)サポート。それに合わせてフォントも追加された、とのこと。
・繁体字中国語サポートはされたが(UIの追加)、辞書はまだない。いつか追加されるかもしれない。
・リリースノートにあるWiFiの変更について:
 WiFi接続時にきちんと接続されたかチェックしているが、以前のFWではチェックに通らなかったら接続をそのままドロップしていたのに対して、今回のアップデートでは通知が行われるようになった。そのまま続けるか接続を切るか、という通知。
・端末に保存ずみのWiFiネットワークが利用できない場合でも、端末にはそのネットワークが表示されるというバグが修正された。そのため、ネットワークをもう一度削除・追加する必要が出るかもしれない。(正確な意味がわからない)
・リリースノートの「クラッシュ」云々はスリープと電源に関するもの。クラッシュの再現ルートは確定していない。
・Facebookが削除された。戻したければ、"FeatureSettings"に"FacebookShare=true"を追記せよ、とのこと。
・txt形式の本の読書位置が記憶されるようにフィックスされた。

 

◎パッチ
Instructions for patching firmware 4.13.12638
これまでに何度かアップデートされているが、気になったパッチをピックアップ。
・ "Only Reading and My Books"(nickel.yaml): ホーム画面の最下段(ストアとその隣のスマートリンク?)を消す。
 昔からある"Remove fotter (row3) on new home screen"も最下段を消して、ホーム画面を2段にするが、こちらは「ライブラリ」の隣りでランダムに著者はコレクションなんかを表示するやつを残す。"Only Reading and My Books"はそれも消す。
・昔あったPDFパッチが復活。画面の拡大率や位置をページをまたいで維持するパッチその他。
・「スマートリンク」(たぶんホーム画面最下段、ストアのとなりでランダムにいろいろ表示されるやつ)のカスタマイズ:
 "Only show Pocket SmartLink"(pocketのみ表示)、 "Only show stats SmartLink"(統計のみ表示など)。詳しくはlibnickel.so.1.0.0.yaml参照。

 

ランチャー
一応動作は確認した。

 

koreader
動作は確認した。
ここのところ毎月アップデートされているkoreader。全然ついていけてないが、目立ったところでは、スワイプのジェスチャーがいろいろ追加されたらしい。自分で追加、カスタマイズできるっぽい? 
あと最新版では、"cre landscape view: adds 1 page / 2 pages toggable"というのがあるが、これはepubだけかな。縦画面・横画面切り替えのトグルのようだが。

 

 

| | コメント (0)

« 2019年3月 | トップページ | 2019年5月 »