Kobo: koreader、ワンクリック・インストール・パッケージ
koreaderの最新版2019.01 "Public Domain 1923"リリースと同時に簡単インストールパッケージも公開された。
kobo関連では"Proper Forma support"になったことが注目点か。前回は”Initial Forma support"だったので、formaユーザーはアップデートしたほうがいいだろう。
あと、洋書を読む人には、パブリックドメインの辞書が直接ダウンロードできるようになった点が大きいだろう。koreaderはstardict形式の辞書が使えるので、探せばいろいろ見つかるが、手っ取り早く辞書が使えるのは楽。
koreaderの辞書は複数辞書の串刺し検索できるし、辞書のポップアップウィンドウ内の単語も辞書引きできる(いくつも辞書ウィンドウが現れる)。これはkindleではできないし、koboの場合は今ではポップアップウィンドウ内の単語は一度しか引けない。辞書引きに関してはkoreaderが一番使いやすい。
あとはこれもepubの話だが、脚注の表示が可能になったらしい。文字通りページ(画面)の下に注が表示される。つまり、リンクをタップして巻末の注に飛び、またタップして元の本文に戻る手間が省けるのだろう。便利だが、cssがきちんと対応していなれけばならないらしい。
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で、ワンクリック・インストール・パッケージの話。
"One-Click Install Packages for KOReader & Plato"
ここからダウンロードできる。
見てみたら、要するにKFMonとkoreaderを一つのzipにまとめたもの。
PCにつないだkobo端末に解凍してやればインストール終了、ってだけの話。
kobo端末をPCにつなぎ、ダウンロードしたzipファイルをkobo端末(ドライブの一番上)に解凍、USBケーブルを抜けば、端末が再起動してインストール終了。
それでまあ、ワンクリック・インストールということらしい。
それもできない人もいるのか、ご丁寧に別途インストールスクリプトまで用意されている。
スクリプトをダウンロードしたzipファイルと同じフォルダに置いて、インストールスクリプトを実行せよ、とのこと。Windows、Mac、Linux用それぞれ用意されている。Windowsの場合はインストールスクリプトを右クリックして、Powershellで実行するらしい。
解凍先を指定してzipファイルを解凍するなんてごく単純な操作だと思うが、自信がない人はインストールスクリプトを使ったらいいだろう。インストールスクリプトをさらにダウンロードして実行するほうが手間だと思うんだが・・・・。
それはそれとして、koreaderのインストール解説ページでも、このパッケージへのリンクが最初に来ているし、これが一番簡単な方法だろう。
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