Kindle:2018年新モデル、Paperwhite(第10世代)のスペックをはっきりさせておく
アマゾンの製品ページのスペック表に書かれていることは細かく繰り返さない。アマゾンのページを見るなり、レビューサイトを見るなりしてくれればいい。
2014年に買ったVoyageのバッテリーがあやしいので、いよいよだめになったら次に買うならPW。Oasisはどうも・・・。というわけで情報収集。アマゾンの製品ページやレビューサイトには出てこないバッテリー容量、CPUをはっきりさせた。
◎バッテリー
殻割りした内部写真が出ているので容量判明: 1500mAh
mobilereadのDeveloper's Cornerのスレッド"All New Paperwhite (10th Generation) Teardown"参照。
大きな画像追加:このポスト
従来のPWより殻割りは簡単だったそうだ。糊付けもされていないらしい。バッテリーの交換は簡単そうだとのこと。
1500mAhはkoboの6インチモデルclaraHDと同じ。あのPWのサイズからすれば当然。
◎プロセッサ
こちらも情報源はmobilereadのDeveloper's Corner。
jailbreakのチャレンジは始まっているようで、殻割りしたら基板のシリアルポートに接続、kindleにログインしていろいろ作業するわけだが、そこからCPUの情報が得られる。それがこのポスト。
cat /proc/cpuinfoの情報:
Hardware : Freescale i.MX6 SoloLite (Device Tree)
だそうだ。つまり、第6世代のPaperwhite(2013)から変わっていない。いや、変わったようだ。
-- 追記 --
念のため、jailbreakしてあるvoyageにsshでログインして、/proc/cpuinfoを調べてみた。CPU variantが違っていた。だったらと、koboのclaraHDと比較したら、同じだった。おそらく新PWのプロセッサはclaraHDと同じi.MX6 SLLだろう。(参考までに言っておくと、voyageとkobo gloHDは同じだった)
これは元のSoloLiteからいくつか機能を削ったやつらしいが、同じi.MX6のバリエーションなので、パフォーマンスは変わらないと推測。
-- 追記おしまい --
というわけで、パフォーマンスはこれまでのPWから変化はないだろう。
◎サイズ比較
PW史上もっとも軽量などと言っているが、従来のPWが重すぎただけ。2012年の初代PWとまったく同じ、時代遅れのでかくて重くて厚い筐体をいつまで続ける気かと思っていたが、今回ようやくデザインが一新されて、ほっとした。
サイズ比較
PW4: 167 x 116 x 8.18 mm 182g(新モデル、2018)
PW3: 169 x 117 x 9.1 mm 205g(従来モデル)
Voyage: 162 x 115 x 7.6 mm 180g
Voyageに比べたら軽くも小さくもない。それにkoboに比べたら、やはり大きいし重いのがkindle。
kobo claraHD: 157 x 111 x 8.3 mm 166g
kindleももっとコンパクトにしてもいいと思うのだが・・・。
参考までにkobo formaはディスプレイが8インチでも197g。こうしてみると、PWが時代遅れの重さだったかわかるだろう。
◎フロントライトのLEDの数
従来の4つから5つに増えているが、Voyageは6つ。実際に見てみないとフロントライトやディスプレイのできはよくわからない。
参考までに、kobo claraHDは7つ。さらにその間にオレンジのLEDが6つ(ナチュラルライト、色温度調節用)ついている。
◎ソフトウェア
今出ているレビューを見ても基本PWの製品紹介みたいなものが大半なので、細かなことはわからないが、このレビューによると、
・白黒反転モード(黒地に白の文字)ができる(Oasisにはあるはず)
・ページめくりをスワイプだけにできる(フラットにしたので誤タッチでページめくりされないようにするためか?)
・パワーセーブ・モードというものがあるらしい(スリープ時のバッテリー消費を減らすものか? このモードを使うと、スリープから復帰する時に時間がかかるらしい)
・フロントライトを完全に消せる(従来のPWでは不可)
◎音声機能
無印やOasisにあるBluetoothによる音声サポートはもちろん新PWにもある(それが海外では新モデルのアピールポイントの一つ)。
日本のアマゾンの製品ページにはAudibleやBluetoothについて何も書かれていないが、日本ではAudlibleをサポートしていないからだろう。
が、端末をamazon.comにひも付けし直しせば、向こうから買ったAudibleはBluetoothで聞けるだろう(もちろん日本のアマゾンのひも付け解除されるので、日本のアマゾンで買った本は読めなくなる)。
また、VoiceView(目の悪い人向けの操作ガイド音声とテキスト読み上げ)も言語を英語にすれば、使えると思う。以前VoyageでVoiceViewを試したこともあるので(もちろんBluetoothではなく、USBのオーディオアダプターで使用)。もちろん読み上げは英語のみ。
◎個人的に気になるのは・・・
△フラットディスプレイで見え方が変わるのかどうか
フラットのVoyageは表面がプラスチックではなくガラスのせいなのか、PWより文字が見やすい。フラットになった新PWはこのあたりどうなっているのか。
△Oasisとの動作速度の違い
i.MX7 Dualと従来のi.MX6 SoloLiteでどのぐらい差が出るものなのか?
比較動画待ち。
マンガモデルを持っているなら、たいした魅力はないかもしれない。防水が必要な人、従来モデルよりストレージを増やしたい人にはいいだろう。それに、Voyageがもう4年も経っているのでバッテリーが消耗して、PWに移る人もいるだろう。
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