Kindle:2018年新Paperwhite4(第10世代)、jailbreak可能に
今回ははやかった。
Kindle Paperwhite 4(第10世代、2018)のjailbreak。
まだ実機を持っていないので、情報だけ。
Factory image Jailbreaking brand new Paperwhite 4 ( 2018 ) ( Wifi Only tested ) 参照。
なぜこれまでjailbreakしてきたかというと、読みにくいフォントをなんとかするため。それが最大の理由。
だが、今ではフォントの追加も自由だし、太さも変えられるので、jailbreakしなくても快適に使えるようになった。
とはいえ、jailbreakしてあればあったで便利なこともあるので、PW4を買ったらやるだろうとは思う。
壊れた時に自分で復旧する可能性を残すためにRescue PackとUSBNetworkをインストールするとか、スクリーンセーバーを変えるとか、アマゾンがサポートしてないファイル形式(epubとかcbzその他)を読めるようにするとか、いろいろ可能性は広がる。
だが、PW4(2018)を買うのは、そろそろ怪しげなvoyageのバッテリーがいよいよだめになってからでかまわないとも思っているので、まだ先になるかもしれない。ただ、Cyber Mondayでセールされたら、あるいは・・・。今回もファクトリー・イメージを使ったjailbreakなので、出荷時のFWのバージョンが今のものから上がったりしたら、jailbreakできなくなる可能性がないわけではない。
jailbreakしようという人がいるのかどうかわからないが、とりあえず注意点を。(あらかじめ言っておくと、これから買う人向けの話になる)
○FWをアップデートしないこと
jailbreakはFWが出荷時の5.10.0.1か5.10.0.2でなければできない。
開封して初回セットアップ時にWiFi接続すると思うが、もしその時、もしくはセットアップ後に、FWが現行の5.10.1.2(以上)にアップデートされてしまったら、jailbreakはできない。言い換えれば、すでにPW4を普通に使っている人はおそらく5.10.1.1か5.10.1.2にアップデートされているはずなので、jailbreakはもう無理、ということ。
なぜなら、kindleはFWのダウングレードをブロックするように作られているので、以前のバージョンに戻す、つまり出荷時のバージョンには戻すことはできない。そして、今回のjailbreakも出荷時のバージョンのファクトリー・イメージを使うものだからだ。
なので、セットアップ時のWiFi設定はスキップする。jailbreakしてからWiFi接続するのが安全。
だがそうすると、せっかく買ったkindleがjailbreakするまでまともに使えないことになる。
でも、アップデート回避策はある。上のjailbreakのページにも書いてあるが、update.bin.tmp.partialという名前のフォルダをkindle(ドライブの一番上)に作っておくと、アップデートがおそらく防げる。セットアップ時にWiFiの設定をスキップして、この処置を施す。それからWiFi設定すればjailbreakの可能性は残せると思う。
○kindleのシリアル番号をチェックすること(メニューの「設定」から「端末情報」を見る)
現時点では、シリアル番号がG000T6、G000PP、G000T1、G000T2で始まるものがjailbreak可能。
買ったものがこれらのシリアル番号で始まっているなら問題ないが、そうでなかったら対応待ち、ということになる。たぶん日本で売られているものは違うシリアル番号のような気がする。その場合はmobilereadのスレッドに要望を出せば、対応してくれるはず。
jailbreak可能なモデルは随時Kindle Serial Numbersのリストに追加されていくはずなので、チェックを。
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