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2018年10月

2018年10月27日 (土)

Kobo: FW4.11.11911アップデート(forma用だが従来モデルに適用)

新モデルkobo forma用FW。
購入後のセットアップ時に勝手にアップデートされるので、formaユーザーは何もしなくてもこのFWになっているはず。

formaは持ってないので、他のモデルにインストールして試してみた(glo、gloHD、claraHD)。

○公式のアップデートを待つのが無難だろうが、どうしてもこのFWを他のモデルで試したいなら、
・ダウンロードしたkobo-update-4.11.11911.zipを解凍、その中のKoboRoot.tgzのみを端末の.koboフォルダにコピーする。upgradeフォルダは使わないこと。

・ただし、claraHDの場合はフルアップデートOKのようだ。というのは、davidforさんのコメントによると、updgradeフォルダの中にMark7全モデルのkernelがあるので。解凍したkobo-update-4.11.11911.zipの中身を全部.koboフォルダにコピー。

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というわけで、kobo formaはMark7。
つまり、プロセッサはclaraHDと同じi.MX6SLL。Kindle Oasisのi.MX7dualではない。予想はしていたが、デュアルコアは見送られた。
I.MX6 Solo Liteの時もそうだった。Kindleがi.MX6 Solo Liteを導入したのが2013年。Koboは翌年になっても新モデルに古いi.MX5を使い続け、i.MX6 Solo Liteになったのはたしか2015年(glo HDから)。この前例通りなら、来年もkoboにはデュアルコアはこないかもしれない。

formaとOasisの比較動画やレビューをいくつか見たかぎりでは、やはりOasisのほうがページめくりその他の動作は速い。プロセッサの差のような気がする。その上、マンガは毎ページリフレッシュ(全画面白黒反転フラッシュ)するから、さらにkindleよりページめくりは遅くなるし、わずらわしいリフレッシュをページをめくるごとに見せられることになる。koboはこれを変える気はないらしい。

formaはプロセッサが現在手に入るベストのスペックではないので、やはりKindle Oasisに比べると見劣りする。8インチの大きなディスプレイが欲しい人はそれでも満足なのかもしれないが・・・。
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◎ダウンロード
https://wiki.mobileread.com/wiki/Kobo_Firmware_Releases
自分のモデルがMark3、4,5,6、7のどれなのか確認してからダウンロードを。
もしくは、
https://geek1011.github.io/KoboStuff/kobofirmware.html


◎更新内容
リリースノート(日本語
ページめくりボタン
・読書中にページめくりボタンを押して前または次のページに移動します
・(読書設定にて、ページめくりボタンの進行方向を切り替えることができます)
・飛ばし読みしたいときは、ページめくりボタンを長押しします
利き手で読書
・デバイスを持つ手にあわせて画面が自動回転します
画面の向きを自在に変
・読書中デバイスを回転させるだけで画面の向きを変更できます
・画面の向きを縦または横に固定したい場合は、ページ中央をタップし、画面上部に表示されるメニューから回転アイコンをタップします(デバイスを持つ手はどちらでも構いません)
読書中に書名やフッターを非表示にする
・読んでいる本の書名を隠したいときや、本文の表示スペースを増やしたいときに便利です
・[設定] > [読書設定] > [ページ表示]から設定できます
PDF 形式の本を読む 
・ページをダブルタップすると拡大し、スワイプしてページ内の表示位置を変更できます
・拡大したページはダブルタップすると元に戻り、ページめくりボタンを使ってページをめくることができます
・横画面で表示しているときは、常に半ページ分表示されます。上下にスワイプしてページ移動できます
コミック(.CBR、.CBZ形式)を読む
・拡大機能をはじめとする機能改善により、.CBR または .CBZ 形式のコミックが読みやすくなりました
・画面を長押しすると飛ばし読みすることができます
その他改善点
・高速ページめくりの速度が最大 50% 向上しました
・Wi-Fi に関する不具合を修正しました
・Wi-Fi のオン・オフ切り替え速度が向上しました

だそうだ。

○さらにいつものdavidforさんのコメントによると、
・landscapeモード(画面横長)はforma以外のモデルには提供されない。
・書名(ヘッダー)とフッターの非表示はすべてフォーマットの本で可能。
あと、
・バグフィックス
 検索やコメントの表示から戻ると上部メニューバーが消える不具合を解消。

こんな感じ。
ヘッダーとフッターを消せるようになったのが大きい。フルスクリーンがようやく公式になった。ヘッダー(端末では「タイトルを表示」の表記になっている)とフッターを別個に表示・非表示にできる。
あとWiFiのオン・オフ切り替えが速くなったのがいいかも。
cbz、cbrユーザーには、kepubと同じように連続ページめくりができるようになったのは嬉しいかもしれない。ただ、おそらく見開き表示ができるのはkepubだけだろう。

それから、見開き表示はリフローの書籍ではできないらしい。マイナビニュース参照。
「見開き表示は1画面に2ページを表示する機能で、コミックや絵本、雑誌などが対象。小説など、画面サイズや文字サイズ変更などに応じてレイアウトが流動するリフロー型電子書籍は対応しない」とある。


◎パッチ
新方式のみ。
Instructions for patching firmware 4.11.11911
フルスクリーンが公式に実装されたとは言え、ヘッダーとフッターの領域を狭くするパッチは必要かなあ。ページ番号だけ表示させたい時などは、あの大きなフッターは邪魔くさいから。あと、ヘッダー部分のフォントサイズを変えるパッチがなくなっていたので、以前のやつをコピペして使った。


ランチャー
もちろん本家ランチャーがformaに対応しないかぎり、formaでは動かないだろう。
もちろんその他のモデルでは動く。koreaderの起動にはKSMではなく、KFMonを使用。


koreader
koreaderもまだformaには対応していない。
従来のモデルではもちろんOK。

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ランチャーで、FBInkを使ってデータベース更新時のアニメーションを復活させる予定。静止画像では動いているかどうかわからないので、簡単なspinner的なアニメーションをつけるつもり。

あと、FBInkをformaでテストしてくれという要望が作者から出ている。formaを持っていたら協力するところだが、残念ながら買う予定はない。最近のkoreaderやKFMonにはFBInkが入っているので、協力者がでないとformaへの対応作業に影響が出るかも。

それから、長いことアップデートがなかったスクリーンセーバー復活の兆しも。これもFBInkを使うようだ。FBInkは元々は画面に文字を表示するツールだが、画像の表示もできる。

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2018年10月18日 (木)

Kindle:アップデート 5.10.1.1 & jailbreak関連

新モデルのKindle Paperwhite 4リリースに伴うアップデートだろう。

新モデルに追加される新機能が一足先に既存のモデルにも提供されたようだ。Kindleは新モデルリリースといっしょに、FWにも何かしら工夫を加えてくるので、その恩恵。

◎更新内容

1. ホーム画面でスクロール: ホーム画面で上にスワイプして、これまでの読書の傾向からのおすすめ商品やヒントなどを見ることができます。
2. 読書を簡単にパーソナライズ: メインメニューから、好みのフォント、ボールド設定、画面の向きといった読書用の設定を複数保存して、すばやく切り替えられるようになりました。
3. 借りた本の返却: Kindleオーナーライブラリから借りた本を、ライブラリでタイトルを長押ししてメニュー項目を選ぶだけで返却できるようになりました。
4. バッテリー残量のパーセンテージ表示: バッテリーの残量がパーセンテージで表示されるようになりました。
5. ツールバーアイコンのラベル: 標準ツールバーのアイコンにラベルが追加されました。
6.パフォーマンスの改善とその他の機能強化。

だそうだ。

1. ホーム画面でスクロール:
ホーム画面が新しくなった。スクロールでおすすめ本やツールチップが表示される。
ホーム画面に「マイライブラリ」があるのは当然として、「読書リスト」(ストアの欲しいものリストに入れたKindle本やKindle本のダウンロードサンプル)や「次に読みたい本」などはあきらかにストアへの誘導。本選びの参考にしたい人にはいいだろうが、そうでなければ余計なお世話。

新しいホーム画面を無効にするには、「設定」 > 「端末オプション」 > 「詳細設定」 > 「ホームとライブラリ」 > 「ホーム画面の表示」をオフに。

2. 読書を簡単にパーソナライズ:
本を開いた状態でメニューを出すと「ページの表示」が左側にある。そこから設定。フォントの種類、大きさ、太さなどをテーマとして複数保存できる。たとえば、洋書ではフォントを太くする必要がないが、和書ではフォントを太くするなど、設定をそれぞれ保存しておけるので、切り替えが楽。

3. 借りた本の返却:
これは前からあるような・・・。

4. バッテリー残量のパーセンテージ表示:
メニューのバッテリーアイコンの脇に数値が表示される。

5. ツールバーアイコンのラベル:
ラベルとは要するに、文字表記。たとえばホームのアイコンの下に「ホーム」の文字が追加された。それに伴い、アイコン自体は小さくなっている。アイコンだけだとわかりにくい、ということだろう。

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バッテリー残量のパーセント表示などは昔はjailbreakしなければできなかったもの。また、フォント設定の保存・切り替えも人によっては役に立つだろう。和書と洋書でフォントの大きさや太さをいちいち変えていたので、ちょっと楽になった。


◎ダウンロードページ
○新Oasis(第9世代)
https://www.amazon.co.jp/gp/help/customer/display.html?nodeId=202200380

◯Kindle(新無印、第8世代)
https://www.amazon.co.jp/gp/help/customer/display.html?nodeId=202065490

◯Oasis(第8世代)
http://www.amazon.co.jp/gp/help/customer/display.html?nodeId=202037720

○PWマンガモデル
https://www.amazon.co.jp/gp/help/customer/display.html?nodeId=201756220

◯PW3(2015)
http://www.amazon.co.jp/gp/help/customer/display.html?nodeId=201756220

◯Voyage
http://www.amazon.co.jp/gp/help/customer/display.html?nodeId=201630670

◯無印
http://www.amazon.co.jp/gp/help/customer/display.html?nodeId=201605570

◯PW2(2013)
http://www.amazon.co.jp/gp/help/customer/display.html?nodeId=201307450



◎jailbreak関連
新規のjailbreakができなくなってひさしいが、jailbreak済みの端末ならFWのアップデート後もjailbreakは生き残るので大丈夫。

ただし今回は最新のhotfixを適用する必要がある。こちらを参照。
また、その他のパッケージも更新されたsnapshotの最新版を使うこと。

hotfixの適用はFW5.10.1.1にアップデートする前でも後でもよいとのこと。
とりあえずFWアップデートの前にやっておいたが、hotfixのインストールはmrpi経由ではなく、FWを手動アップデートする時と同じやり方で。つまり、Update_jailbreak_hotfix_1.15.N_install.binをPCにつないだKindleにコピー(ドライブの一番上)、そして、Kindleのメニューの「設定」 > メニューの右端「︙」 マーク > 「Kindleをアップデート」 。

あとは、kual-helper、kual-mrinstallerをアップデート(extensionフォルダにコピー)した後、いつものようにKUALを使って、*.binを再インストール。(もちろん古いKUALを使っているなら、この機会に最新版へ)


・5.8.8以降は新規のjailbreakはできなくなっている。5.8.7.x以前の人しか新規のjailbreakはできない。
また、マンガモデルはjailbreakは依然としてjailbreak未対応。

・ただ、例外的にマンガモデルのFW5.8.9.0.1だけはjailbreakできる。このFWバージョン以外は不可。当然ダウングレードしてjailbreakするのも無理。
https://www.mobileread.com/forums/showthread.php?t=291336

5.9.2以降はKUALに注意が必要
mobilereadのスレッドを見ていると、どうやらドキュメントバージョンのKUAL(KUAL-KDK-2.0.azw2)は動かないらしい。bookletバージョン(Update_KUALBooklet_v2.7.2_install.bin)をインストールしろ、とのこと。つまり、
・KUAL-KDK-2.0.azwを削除した後、
・Update_KUALBooklet_v2.7.xxxx_install.binを端末の"mrpackages"フォルダにコピー
・そして、検索欄に ;log mrpi と入力してEnter

KUALの注意点追加。
特定のモデルとFWのバージョンの組み合わせでは、KUALが空白になってしまうという問題があるようなので、KUALの最新版を試してみて、問題が出るようなら対応板(KUALBooklet-coplate-3b62d83-20180601.zip)を使う。

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2018年10月16日 (火)

Kindle:2018年新モデル、新Paperwhite、6インチ防水

リリースが予想されていたKindleの新モデル情報。

-- 追記 --
日本のアマゾンにも登場
https://www.amazon.co.jp/dp/B07HCSQ48P
-- おしまい --

イタリア、Wired.itの記事
Il nuovo Kindle Paperwhite: impermeabile, antigraffio e leggerissimo

こちらに英訳
Kindle Paperwhite 4 is Lighter, Waterproof

mobilereadのスレッド
This is the new Kindle Paperwhite 4

amazon.com:
All-new Kindle Paperwhite – Now Waterproof with more than 2x the Storage, Free 4G LTE + Wi-Fi

amazon.com.au
All-new Kindle Paperwhite – Now Waterproof with twice the Storage (8GB)

○発売日:11月7日

○値段
 8GBモデル:130€ / $199.00
 32GBモデル:160€ / $249
 32GB with Internet connectivity(4G LTEモデル): 230€ / $369
 (現行WiFiモデルPWは119,99€)

○スペック
 ディスプレイ:6インチ
 重さ:187g (現行PWが205g、3Gは217gなので、軽量化)
 厚さ:8.18mm (現行PWが9.1mm、薄型化)
 防水: IPX8
 ライト:LED追加で明るさ10%アップ
 BluetoothでAudibleサポート
 (日本の製品ページの対応フォーマットではスルーされている。日本ではaudibleなしだろう)

ということらしい。

ページめくりボタンはないようなので、Paperwhiteの後継か。
Koboはじめ各社で採用されている色温度調節はないようだ。フラッグシップのOasisにないものはつけないのかもしれない。

初代PW(2012)からずっと変わっていなかったデザインがようやく変わりそうだ。軽量化、薄型化は当然だろう。
個人的には防水はどうでもいいが、フラットなら歓迎。voyageのバッテリーが怪しくなっているので、これなら買い換えてもいいかな。


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2018年10月12日 (金)

Kindle:2018年新モデル、リーク?(情報追加)

中国のSNSのWeiboに流れたものらしい。

画像は New Kindle to Launch Next Week?など参照。

すでにWeiboから削除されているのでよくわからない(中国語もよくわからないし)が、中国のローカルメディアに、アマゾンから10月17日北京でイベントをするという招待状が送られたらしい。それが上の画像。

画像を見ると、"kindle"の文字も見えるし、kindleらしき端末のベールを剥がそうとしているかのような図。それで、kindleの新モデルの発表イベントか、という推測が出てきたわけか?

詳細は何もわからない。

そもそもなぜ中国で発表?
中国ではChina Mobileと提携して作られた独自のKindle X Miguというモデルがある。これはamazonだけでなくChina Mobileのストアからも本が買えるというものらしい(こちらの記事参照)。ひょっとしたら中国限定モデルの発表?

Kindle X Miguは無印を元にしているらしいが、どうやらAndroidベースらしく(ここを参照)、どうも他とはソフトウェア的に違うらしい(普通のモデルはLinuxベース)。ちなみにドイツのtolinoもAndroidベースの端末。koboはLinux。今ではtolinoの開発をしているのはkoboなので、koboもAndroidベースの端末のノウハウはあるはずだが、今は関係のない話か。

とりあえず何かあると新モデルだと言い出すgoodereader.comなどは、同じ日にアメリカでも発表があるなどと予想しているが、どうなんだろう。BluetoothでAudibleサポートだとか、koboが始めて以来、tolinoやらPocketBookやら多くのメーカーがすで導入している色温度調節機能をkindleも採用するだろうとか、新モデルの機能についていろいろ憶測は出ているが、憶測は憶測でしかない。

とにかく10月17日を待つしかないだろう。
もう発表がなければ今年の新モデルはない、というリミットにそろそろ近づいている気もするので、ひょっとしてこれがラストチャンス?

-- 追記 --
どうやら中国限定モデルではなさそう。アメリカですでにメディア向けの発表イベントがあったらしい。goodereader.comが報じている(ここ)。ただあそこはあまり信用できないので、半信半疑だったが、the-digital-reader.comの人がmobilereadで、イベントがあったと発言している(こことかここ)ので、信じる気にはなった。kindleの新モデルはありそうな感じ。

無印とOasisにはあるBluetooth(音声)サポートは新モデルにもつきそうな気はするが(ついても日本で使えるのかどうか)、あとはどうなんだろう。最上位機種のOasisにない新機能がついたりしたら、フラッグシップ・モデルの名前がすたることにもなるだろうし。
Paperwhiteの新型という予想が多いようだが、実際PWはそろそろ改善しないとダメな時期ではあるだろう。8インチのKobo Formaより重い6インチの端末なんてちょっと・・・。
-- 追記 おしまい --


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2018年10月 2日 (火)

Kobo: 新モデルKobo Forma 公式発表(追記:楽天からも公式発表あり)

koboの最上位機種の新モデルKobo Forma、公式発表。

-- 追記 --
楽天からもプレスリリースがあったので、情報を追加する。
-- --

・プレスリリース(kobo)
Rakuten Kobo introduces Kobo Forma: Our thinnest, most durable, most comfortable eReader

・プレスリリース(楽天)
8インチ画面の新型電子書籍リーダー「Kobo Forma」の予約受付を開始

・スペックなど
カナダの商品ページ

楽天の製品紹介ページ

YouTubeの宣伝動画


重要そうなポイントを挙げておくと
○ディスプレイ
・aura Oneと同じ7.8インチかと思いきや、8インチ。E Ink Cartaの300ppi、1440 x 1920。

・パネルにMobius採用。
リリースノートによると、従来のガラスではなく、プラスチック基板なので薄く軽量で、強度も上がっている。ガラスは重くて割れる、ということだろう。2mの高さから落としても大丈夫だった、とのこと。

Mobius自体は2013年に発表されているもので、折れ曲がる電子ペーパーディスプレイなどと言われていた。例のSonyのでかいやつとかBooxとか、すでに他社の端末で使われている。mobilereadのWikiE Ink Mobius参照。

・リリースノートや商品ページでLandscapeモード(画面横長)をアピールしているが、kindleには昔からあったもの。自動で画面が回転するとのこと。

・見開き表示が可能(ただし、12月までに行われるFWのアップデートを待つ必要がある)


○大きさ
160 x 177.7 x 8.5mm(持ち手側の一番厚い個所、一番薄いところは4.2mm)
参考までにaura One: 129 x 172 x 8.8 mm

○重さ
197g。
7.8インチのaura One(230g)や6.8インチのH2O(207g)よりも軽い。7インチのKindle Oasis2(194g)とほぼ同じ。6インチのKindle Paperwhiteより軽い(これはPWが時代遅れなだけだが)。
軽いのはディスプレイがMobiusになったおかげか。

○ページめくりボタン
宣伝動画を見るかぎりでは2つのボタンはつながっていて、シーソー式に動く?

○発売(kobo本社のプレスリリース。海外の場合)
予約は10月16日から
発売(オンラインショップに並ぶのは):10月23日(カナダ、アメリカ、イギリス、イタリア、オランダ、フランス、日本、スペイン)

日本では(楽天のプレスリリース)
10月3日予約開始(すでに始まっている)
10月24日発売開始

○ストレージ
8Gだが、日本では10月24日から32G版も発売。それ以後他の国でも発売されるらしい。

今のところ楽天の製品ページでは32G版しか紹介されていない。
ただ、「※在庫がなくなり次第、取り扱い終了となります。」と注記がある。
aura Oneのコミックエディションのように限定生産? フラッグシップモデルが限定生産ってことなのか?


○値段
$279.99 USD(米ドル)
これはたぶん8Gの値段だろうから、32G版がどうなるかは不明。
参考までにKindle Oasisの値段は、8G版の広告つきが$250、広告なしが$270。32G版は広告つきが$280、広告なしが$300。

○楽天が公表した価格
32Gタイプ、税抜き31,800円 (税込み34,344円)

Kindle Oasisの32G、 キャンベーン情報なしのモデルが34,980円。キャンペーン情報つきだと 32,980円。このあたりを意識した価格設定か。
(参考までに、Oasisの8G、キャンペーン情報なしモデルが 31,980円、キャンペーン情報つきが29,980円)

○防水はこれまで通り(HZO)、ComfortLight Pro(色温度調節)つき。

こんな感じか。楽天からの発表はまだない。(すでに出ている)


ボタンがつくのはリーク画像でわかっていたが、Mobius採用で軽量化してきたわけか。サイズは大きくても軽いぞ、と。CPUの情報はないから、i.MX6SLLの予感・・・。

-- 追記 --
楽天のプレスリリースには8Gのモデルに関する言及がない。で、製品紹介ページの「在庫がなくなり次第、取り扱い終了となります」ってのはどういうことなんだか。
売り切れたら日本ではkobo formaはもう入手不可能ってことか? それとも、32G版がなくなり次第、8G版に切り替わるとか? 楽天のプレスリリースは8Gモデルについては一切触れていないので、いったいどういうことなのやら・・・。

日本の予約開始が妙に早く、もう始まっているのは、現在Kindle Oasisが5000円引きで売っているからとか? のんびりしていたらOasisに持って行かれるという危機感? 楽天koboはもう端末の割引販売はしないからなあ。実際、Kobo Formaの予約で割引もなければ、ポイント還元もない。

評価機を入手したという人の情報(mobileread)では、画面の自動回転は設定で止められるらしい。また、背面はClaraHDみたいにつるつる滑るとのこと。

発売前に評価機をもらったサイトがじきにレビューをあげるだろうが、評価機は宣伝目的で送られているので、踏み込んだ内容にはならないだろう。本格的なレビューは10月末の発売日以降になるはず。
-- おしまい --

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