Kobo: データベース用ランチャー更新、2018.01.23版(FW4.6.9995以降に対応)
行間・余白の有効化やコレクション作成などデータベース変更ランチャーのアップデート。
FW4.6.9995以降、gloHDでランチャー終了時に画面が回転してしまい、操作を受けつけなくなる問題に対処。
◎対応FW
FW4.6.9995以降。それ以外では使わないこと。
◎更新内容
・本家KoboLauncher最新版のpbchess_2018.01.23_kobo.zipにアップデート。
・バージョン表記を本家ランチャーに合わせて、ビルド(リリース?)月日にした。
・本家ランチャーは2017年10年にH2O Edition2に対応済み。aura Oneはとっくの昔に対応しているので、理屈の上では動作するはず。が、実機を持っていないので、実際の確認はできていない。
・FW4.6.9995以降の画面回転問題の修正。
*画面回転問題について
・見分け方:
ランチャーの終了ボタンを押すと、画面が乱れてタッチに反応しなくなり、(nickelの)ホーム画面に戻れなくなる。これは画面が90度なのか180度なのか回転してしまうため。
だが、画面が乱れるだけでシステムは生きているので、慌てないこと。電源スイッチ長押しで電源を切ることができる。ただ乱れたままの画面は変わらず、「電源オフ」時の画面にはならない。が、電源は切れている(フロントライトが消える)。その後、あらためて電源スイッチを押すと、正常に起動する。(スイッチを短く押すと、スリープになるだけなので注意)
画面回転はgloHDでは発生するが、Mark4のgloとMark5の初代auraでは発生しない。
したがって、とりあえず、Mark6(gloHD、aura One、aura edition2、H2O edition2)は画面回転問題が発生するものと想定して、ランチャーを設定している。が、実機を持っていないので、正確なところは不明。
gloHD以降のモデルで画面回転問題に遭遇したら、コメントでも残してくれれば、対応可能かも。
◎インストールの注意点
・KoboLauncher_for_db_scripts_20180123.zipを解凍、その中の画像ファイル000_db_scripts.pngを先にkobo端末にコピー(PCにつないだkoboのドライブのトップに置く)。
・それで一度USB接続を解除してケーブルを抜くこと。koboは「コンテンツを処理しています・・・」の画面になる。
・処理終了後、ホーム画面に画像のサムネイルが出現するのを確認すること。
この画像
これが出ないうちはインストール作業を先に進めてはいけない。サムネイルが見えたら、念のためもう一度再起動しておくのが確実。
・この後、再びUSB接続したkobo端末の .koboフォルダにKoboRoot.tgzをコピーする。
かならずこの手順を守ること。KoboRoot.tgzを先に端末にコピーしたり、面倒だからと画像と同時にコピーしたりすると、サムネイルが見えただけでランチャーが勝手に起動するなど端末の動作に異常が出る。
また、あわせてfmonでkoreaderを動かしたい場合も、ランチャーのインストール・動作確認が完全に終わってからにすること。その後に端末を念のため再起動、それからkoreaderのサムネイル用画像のコピーから順に手順通りに。
◎新規インストールではなく、アップデートしたい場合
・KoboRoot.tgzでアップデートするだけ。サムネイル用の画像はインストールし直す必要はない。
・ただし、koboCFW.confやapplications.iniは上書きされてデフォルトに戻るので、変更している場合はバックアップを取っておくこと。また、バックアップを戻したり、設定ファイルやスクリプトその他を書き換えたら、端末をかならず再起動。
◎FWをアップデートしたら
/etc/init.d/on-animator.shがFWアップデートで上書きされてしまうので、このファイルをインストールし直す必要がある。ランチャー全体をインストールし直してもいいが、同梱のreinstall_on-animatorフォルダにon-animator.shのみ入ったKoboRoot.tgzがある。
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