Kobo: ダメ文字対策したdosfsckをキープする(修正:記事末尾参照)
ダメ文字パッチをあてたdosfsckをインストールしても、FWのアップグレードで上書きされてしまう。それを防ぐには?
FWアップデート直後の再起動でダメ文字問題が発生してしまう、という指摘があった。パッチをあてたdosfsckが元のダメ文字未対応のdosfsckに戻された状態で再起動、起動時にdosfsckが使われるのでダメ文字問題が発生する。
その対策。
自動アップデートは避ける。
自動アップデートを防ぐには、まずは「設定」の「自動バックグラウンド同期」はオフにする。
それでも、本を買ったら同期せざるをえないし、その時にFWのアップデート・チェックもかならず行われる。というか、最近ではWiFiをオンにするだけで同期が始まったりする・・・。
なので、本当に自動アップデートを防ぎたかったらいつものパッチの`Block WiFi firmware upgrade`をyesにしてパッチをあてるとか、あるいは、rcSに細工をするか・・・。
なので、FWをアップデートしたかったら、手動でFWをダウンロードしてインストールする。その時に、PCでFWから悪さをするdosfsckを削除した上で、アップデートする。削除しておけば対策済みのdosfsckが上書きされることはない。
そこでFWのKoboRoot.tgzからdosfsckを削除するスクリプトを作成。一時期ほど頻繁にFWのアップデートはないので、たいして使うこともないだろうが、一応。
Linux用のシェルスクリプト(たぶんMacも?)とWindosw用のバッチファイルも作ってみた。
Windowsのバッチファイルははじめて書いた。おかしかったら自分で修正を。
使い方はreadme.txtを参照して欲しいが、Windows版はバッチファイルのアイコンにkobo-update-X.X.X.X.zipをドラッグ&ドロップするだけになっているはず(ダルブルクリックでもできるようにした)。
ダウンロード: keep_patched_dosfsck.zip
Windowsはほとんど使わないし(今回一年ぶりぐらいに使った)、だからダメ文字問題にあったこともない。あれはshift-jis、Windowsが使う文字コードで発生する問題なんだろうから。
でも、世の中の多数がWindowsユーザーなんだろうし・・・。
-- 追記 --
delete_dosfsck.batにミス。
1行めの @echo off の下
echo %~dp0
とあるが、
cd %~dp0
に変更を。そのままで動くようだが・・・。
バッチファイルを編集するには右クリックして「編集」を選択。
-- 追記おしまい --
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