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2017年7月

2017年7月21日 (金)

Kobo: FW4.5.9587アップデート

アップデート4.5.9587。

◎ダウンロード
https://wiki.mobileread.com/wiki/Kobo_Firmware_Releases

自分のモデルがMark3、4,5,6のどれなのか確認してからダウンロードを。
インストールはFWのzipファイルを解凍したら、その中身を全部、.koboフォルダにコピー、USB接続を解除、再起動、でおしまい。


-- 追記(2017/8/5) --
公式のリリースノートがいつの間にか書き換えられていたので更新。

○4.5の新機能
・本が見つからないトラブルが発生した? → 「メニュー」 > 「ヘルプ」 > 「本が表示されない場合」を参照。
・読了した本を自動的に削除 → 有効にするには「メニュー」 > 「設定」 > 「ダウンロード管理」 > 「読了にしたダウンロード済みの本を削除する」をオンにする。
・WiFiホットスポットへのログイン改善
・同期メニュー:新たに追加した本の冊数を表示、また、同期が終わったらチェックマークが入る。

○バグの解消
・スリープ中もライトが消えずバッテリーを消費していた問題
・ディスプレイ左端の上下スワイプでライトを消すことができなかった問題
・自動電源オフが機能しないことがあった問題
・「ライブラリ」の「著者名」の並べ替えで、「閲覧日」「冊数」のソートがおかしかった問題

のように変更された。
わかりやすくなった。当初の要領を得ない、なんだか言い訳じみたリリースノートはmobilereadのFW4.5.9587のスレッドを参照。以下の記事はもちろん当初のリリースノートに対してのもの。
-- 追記終了 --

◎更新内容
○今回はリリースノートがある。適当にかいつまむと、
今回のリリースには「舞台裏」の改善を含んでいる。これは予想通りの動作をしなかった時に役立つものだ。愛を注いだ改善だが、ユーザーがそれに頼らずに済むほうがいいとは思っている。とはいえ、問題に直面したら、まずはメインメニューの「ヘルプ」を見て欲しい。

とかなんとか、何だか歯切れの悪いリリースノート。
「舞台裏」の意味がはっきりしないが、いつものdavidforさんが挙げている更新内容のリストを見るかぎりでは(下記参照)、配信トラブルがないかユーザーが自分でチェックして、対処するためのアップデートのようだ。

「本が表示されない場合」のトラブルシューティングを「ヘルプ」ページに追加したとか、同期が終わったらアイコンにチェックマークがつくとか、同期したらダウンロードした本の冊数を表示する、同期で問題が発生したら通知を出す、などの更新もそのためのものだろう。ある意味親切とも言えるが、リリースノートの言う通り、ユーザーがそんなものに頼らなくて済むほうがいいに決まっている。

つまりは、やはりいつものkoboか。
本の配信トラブル、具体的には、端末に「本が表示されない場合」があるなら、それ自体が解消されるべき問題のはず。

ところが、問題を解決したとは言わず(言えずに?)、配信に問題があったらトラブルシューティングを見てくれとか、同期の状況をチェックしやすくしたので自分で確認してくれとか、要するに、何かあったらユーザー自身が対処してくれ、問題は未解決のまま放置しているので・・・ということなのだろう。


○いつものdavidforさんによる更新内容。
https://www.mobileread.com/forums/showthread.php?t=288740

*4.5では「コンテンツの配信」にフォーカス
・メインメニューの「ヘルプ」に「本が表示されない場合」のトラブルシューティングを追加。順番に言うと、1)デバイスを同期、2)アカウントを確認(複数のアカウントがある場合)、3)アカウントの修復、4)デバイスのリセット、5)ヘルプページを参照、となっている。それぞれのページから同期やアカウントの修復、リセットなどができるようにはなっている。
・ホットスポットでのログインの改善。
・同期完了後5分間は同期アイコンにチェックマークがつく。
・同期のメニューに、同期で追加された本の冊数を表示するようにした。
・60日以上同期していないと、同期をすぐするか、後にするか、ダイアローグが表れる。
・Kobo Desktopで3回同期して、WiFiネットワーク情報が保存されない場合、すぐにWiFi接続を追加するか、後にするか、ダイアローグが表れる。
・ネットワークの接続や同期に問題が発生した時、同期の失敗がユーザーに通知される。
・ログアウト時とファクトリー・リセット時に表れるスクリーンを追加。

*バグフィックス
・同期中にFWのアップデートが見つかった場合、ユーザーに通知せず即座にアップデートを行なっていた問題を修正。
・スリープ中にライトが消えなかった問題を修正。
・スワイプによるライトの調節で、ライトが0%にならず1%になっていた問題を修正。
・"Repair"(これはアカウントの修復か?)で、WiFi接続するよう促されない場合があった問題を修正。
・"Repair"で既存のWiFiのネットワーク情報が削除されてしまう問題を修正。
・支払いの途中、必要ないところでキーボードが現れた問題を修正。
・「ライブラリ」の「著者名」で、「閲覧日」の並び替えが機能していなかった問題を修正。
・「ライブラリ」の「著者名」で、「冊数」の並び替えが少ない順になっていた問題を修正。

こんな感じか。


◎FWのスレッドに出ていたバグらしきもの
・ポスト#36参照
電源オフにすると、フォーマットがkepubの本の場合、外部SDカードが毎回スキャンされる。epubフォーマットでは起こらない。koboはこの問題に気づいていて調査中。

・ポスト#45参照
辞書ウィンドウ、メモのウィンドウを閉じると、リフレッシュが発生する。koboはこの問題に気づいており、次のFWで修正される。


◎パッチ
Instructions for patching firmware 4.5.9587


ランチャー
v0.5+追加パッチで動く。
コレクション作成スクリプトは、「Kobo: FW4.4.9298アップデート」で書いた修正のままでいけそう。
ただCFW Plusのほうはちょっとおかしい? 要調査。

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2017年7月18日 (火)

Kindle:アップデート 5.8.10 & jailbreak関連

kindleアップデート、5.8.10
アマゾンのページにアップデートの詳細はないので、新たな機能追加などはないだろう。バグフィックスか。


◎ダウンロードページ
◯Kindle(新無印、第8世代)
https://www.amazon.co.jp/gp/help/customer/display.html?nodeId=202065490

◯Oasis
http://www.amazon.co.jp/gp/help/customer/display.html?nodeId=202037720

○PWマンガモデル
https://www.amazon.co.jp/gp/help/customer/display.html?nodeId=201756220

◯PW3(2015)
http://www.amazon.co.jp/gp/help/customer/display.html?nodeId=201756220

◯Voyage
http://www.amazon.co.jp/gp/help/customer/display.html?nodeId=201630670

◯無印
http://www.amazon.co.jp/gp/help/customer/display.html?nodeId=201605570

◯PW2(2013)
http://www.amazon.co.jp/gp/help/customer/display.html?nodeId=201307450



◎jailbreak関連
実機で確認した。jailbreak済みの人はアップデートしても大丈夫。jailbreakは生き残る。
もちろん*.binは再インストールが必要。

新規のjailbreakは5.8.8の時点で不可になっている。5.8.7以前なら可能ということ。

これからkindleを買うなら、ひょっとしたらjailbreakできるかもしれない。FWが5.8.7以前の状態で届く可能性があるから。
電源を入れたら即座に機内モードにして、OTAアップデートしないようにする。次に、端末のシリアル番号を調べて、このページで照合。"Support added in KindleTool"とあるものがjailbreak可能なモデル。可能なモデルだったら、まずjailbreak、その後でアップデートを。

ただし、マンガモデルは調べるまでもなくjailbreak未対応なので、あきらめるしかない。

海外ではvoyageやoasisもこの前のprime dayでセールされていたが、日本ではあいかわらず安売りするのはPWのみ。日本ではPWの割引率が海外より大きく、安く売られていたようなので、voyageやoasisのセールをしない分をPWに回していたのか? マンガモデルなんて日本限定商品を作ったものだから、売れ行きが悪いと本家アマゾンに顔向けできないとか? ちょっとそんな勘ぐりもしたくもなってくる、日本のアマゾンのPW押し・・・。

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