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2017年5月 6日 (土)

Kobo: H2O Edition2/aura Edition2の内部画像

公式発表のfact sheetにeMMCとあるのにわざわざ殻割り、内部にmicroSDカードはない、と確認したご苦労様な画像。

Kobo Aura H2O (2017) Teardown Reveals There’s No Internal Card Slotの記事参照。

ぼんやりした画像なので細かいところまでは見えない。わざと見えないようにしているのかもしれない。発売前に評価機をもらっているサイトなので。いずれにせよ、本格的なレビューは発売日以降なんだろう。

そして、aura Edition2の殻割り画像。
https://www.mobileread.com/forums/showpost.php?p=3516342&postcount=8
ここのリンク参照。

こちらの内部ストレージは、glo/gloHD/H2Oその他同様、microSDカードがささっている。換装可能だろう。

aura Edition2買うより、gloHDをまだ売っているところを探したほうがいいとは思うが、解像度・ppiにこだわりがなく、何がなんでもストレージ増やしたい、もしくはシステムごとバックアップしておかないと不安な人にはaura Edition2でもいいのかもしれない。

aura Edition2という名前だが、gloの後継機と言うべき。
というのは、6インチ初代auraは、
・ストレージはeMMCで、microSDカードではなかった
・パネルも赤外線方式ではなく静電式
・リフレッシュ間隔は現行モデルのような6ページ毎というひどい頻度ではなかった(koboでは唯一低フラッシュ波形技術採用。これはKindleその他ではもちろん使われている技術)
・前面はフラットで段差なし(今ではどこでも最上位モデルはフラットだが、初代auraはその先駆け)

つまり、aura Edition2は作りとしては初代auraとはまるで別物、gloの後継、glo Edition2と言うべきもの。gloHDからはあきらかにスペックダウンしているのでgloの名前は使えず、昔のauraの名前だけ持ってきて、Edition2と何やら進歩したかのように見せかけるという・・・?

それに、aura Edition2は日本ではこれから発売だが、カナダやアメリカでは去年のaura Oneと同時発売。大画面でブルーライトカット、軽量、薄型のaura Oneを大々的に宣伝する影で、スペック・ダウンしたaura Edition2をこっそりと出していた、と言えなくもない。

aura Edition2はどう見てもgloHDの劣化版。もうkoboの6インチは終わった感があって、これからはどうしたものか・・・。

新H2OはmicroSDスロットがなくなったのを除けば、軽量化・薄型化していて、6.8インチなのに重さはアマゾンの6インチKindle Paperwhiteとほぼ同じ。ディスプレイが大きいので横幅はPaperwhiteより大きくなるが、縦はそうでもない。あとはディスプレイの色を暖色方向に変更できる(ブルーライトカット)のも改良点なので、ストレージが8G以上必要な人を除けば、旧H2Oからの買い替えは十分にありかも。
レビューによっては、CPUは旧H2Oと同じだと言っているところもあるが、それはまちがい。i.MX5からi.MX6に変更されて、今のスタンダードのCPUになっている。


新モデルの追加情報:
どうやらホーム画面は変更されて、新ホーム画面になるらしい(「Kobo: FW4.3.8842アップデート」の記事の画像参照)
他モデルも次のFWアップデートで新ホーム画面になるようだ。mobilereadのこのポスト(#281)参照。

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