今月の新モデル発売に合わせたFWの更新。
mini以外の全モデル対象。
◎ダウンロード
https://wiki.mobileread.com/wiki/Kobo_Firmware_Releases
自分のモデルがMark3、4,5,6のどれなのか確認してからダウンロードを。
インストールはFWのzipファイルを解凍したら、その中身を全部、.koboフォルダにコピー、USB接続を解除、再起動、でおしまい。
-- 追記 --
mobilereadのFW4.4.9298のスレッドに、外部microSDカードが認識されない、認識されても本が見えないなどの不具合の報告が多数あがっているので、microSDカード利用者は用心、もしくはアップデート回避を。(ひょっとしたらaffiliate.confがRakutenbooksだと、自動アップデートはまだきてないかも?)
何かすると新たにバグもついてくる、いつものkobo・・・。
下のコメント欄参照。
-- 追記おしまい --
-- 追記もうひとつ --
外部microSD問題の回避方法(下のコメント欄参照)
microSDカードにボリュームラベル(ディスク・ネーム?/ドライブ・ネーム?)をつけると、認識されるようになる、と指摘をいただいた。
名前は何でもいいと思うが、まあアルファベットを使っておくのが無難かも。
https://www.mobileread.com/forums/showthread.php?p=3521702#post3521702 を参照。
Windowsなら右クリックして名前をつける、とか? linuxならdoslabelを使うとか。
とにかく名前がついてないと(ブランクだったり、未設定だったり?すると)、認識されないらしい。
これでやっとこのFWもどうにか使えるか、という感じ?
-- 追記おしまい --
◎更新内容
今回のFWは新モデル発売ということで、見た目に大きな変更。
リリースノートもあるが、いつものmobilereadのdavidforさんの情報に、適当に説明を補足。
https://www.mobileread.com/forums/showpost.php?p=3518621&postcount=31
○新ホーム画面
過去のFWでも試験的に導入されていたものだが、今回のFWで完全導入。あわせて、旧ホーム画面は廃止。FWからコードも消えているらしく、パッチで復活させることもできない模様。
これはFW4.3.8842の時の新ホーム画面で、違うところもあるがこんな感じ。
○ホーム画面の左上(三本線)のメインメニューの項目変更
上の右側の画像参照。
○「ライブラリ」画面に行くと、「著者名」のコレクションが自動的に作成されている。
○「ライブラリ」画面で、「すべての本」、「著者名」、「コレクション」のタブが横に並ぶようになった。
○画面上部に出るメニュー、右上のアイコンが変更(WiFiなどのアイコンのところ)
○「すべての本」の「並べ替え」オプションに「追加日」がさらに追加。
○端末のロックが可能に。これは日本ではすでに提供済みだが、海外ではまだだったようだ。
あとはdavidforさんの個人的なメモ
○ブラウザ:2MB以上のファイルのダウンロードが可能に。また、ダウンロードをキャンセルしてもリスタートする必要がなくなった。
○読書記録の統計がおかしかったのが直った。
とのこと。
さらに付け加えておくと、
○体験版アプリが一部復活した。
「設定」 > 「体験版アプリ」で確認。スケッチブック、ナンプレ、脱出ゲームがある。ソリティアはないようだ。
○CFWの本棚スクリプトは修正が必要。
そのままではコレクションの作成ができなくなったので、CFWユーザーは要注意。ランチャーはそのうち修正する(下記参照)。
こんなところ。さらに、
○新ホーム画面の説明
https://www.mobileread.com/forums/showpost.php?p=3518639&postcount=37
上段、中段、下段で区別すると、
・上段左の表紙2冊:最近開いた本
・上段右:本が2冊しかないときには何か別のものが表示されるらしい。(が、以後は右側も開いた本の表紙になるようだ)
・中段左:「ライブラリ」画面に飛ぶ(固定)
・中段右:いろいろ変化する。自動作成された「著者名」コレクションや自分で作ったコレクション、おすすめ、関連する本、ウィッシュリストなどが表示される。
(ざっと触った感じだと、同期を取ったりすると「おすすめ」が、何かコレクションを開いたりすると、コレクションが表示されるようで、直前のアクションに従っている気がする)
・下段左:ストア(固定)
・下段右:いろいろ変化する。Pocketだったり、ストア内の「ジャンル」だったり(おすすめ?)、読書記録など、のようだ。
というわけで、ホーム画面やライブラリのレイアウト変更がメインの更新。
◎パッチ
Instructions for patching firmware 4.4.9298
https://www.mobileread.com/forums/showthread.php?t=286265
◎スクリーンセーバー
https://www.mobileread.com/forums/showthread.php?p=3463704#post3463704の
KA1-4.2.8283-ScreenSaver-experiment2.zipを。
なのだが、新規インストールはどうも無理らしい。以前インストールしたgloはFWをアップデートしてもそのまま使えているが・・・。
◎ランチャー
v0.5+追加パッチで動くが、上でも書いたようにコレクション作成スクリプトに修正が必要。そのうちアップするが、修正は簡単、誰でもできるはず。
.kobo/db_scripts/cfw_scripts/createbookshelf.sh と
.kobo/db_scripts/cfw_scripts/createbookshelf+plus.sh をエディタで編集。エディタは改行形式がLF(Unix式)のものを使うこと。
下から22,23行目あたりの次の行を探す。
echo " Sub1.ShelfName,NULL,'false','true','false','' " >>$SQLCOMFILE
これを
echo " Sub1.ShelfName,NULL,'false','true','false','','' " >>$SQLCOMFILE
に変更(赤字部分、コンマ1つとシングルクオートを2つ追加するだけ)
あとは端末を再起動。
これで一応コレクションは作成できたが、データベースに詳しくないので、これでいいものかどうかはよくわからない。間違っていたら指摘を。Shelfテーブルに"LastAccessed"という項目が新たに追加されたので、その数合わせをしただけ。
CFWユーザーはtelnetを使うなり、KoboRoot.tgzを作り直すなり、自分で。
体験版アプリ復活のスクリプトは、旧ホーム画面廃止のため使えなくなった。
ファームウェアをアップデートしたら、上書きされた/etc/init.d/on-animator.shをランチャーのものに戻してやること。on-animator.shをKoboRoot.tgzにしたものはこれ。
reinstall_on-animator.zip