Kobo: gloHD販売終了?
カナダのKoboストアはじめ海外では売り切れ状態のgloHD。gloHDは販売終了か、と海外では少し話題に。
海外ではすでに6インチのaura Edition 2が発売済みで、gloHDが売り切れ状態が続いていれば、gloHDはこれでおしまいか、という予想が出てくるのも不思議はない。koboの関係者やカスタマーサービスから終了だと聞いた、という話も出てきているようだ。
話題にしているサイトをいくつか。
Kobo stoppt Verkauf von Kobo Glo HD
(Kobo関係者から販売終了の話を聞いた、と言っている)
Wurde der Kobo Glo HD eingestellt?
(同じくドイツのサイト)
Kobo Glo HD Out of Stock, Discontinued
(下のコメント欄に、koboのカスタマーサービスからgloHDは終了だと聞いた、というポストがある)
mobilreadにもスレッドが立っている。
Glo HD sold out
カスタマーサービスの言うことをそのまま公式のアナウンスと取っていいものかどうかはわからないけれども・・・。
日本ではまだgloHDは売っているが、日本発売は来年とアナウンスされているaura Edition 2が出てきたら、日本でも買えなくなるかもしれない。
gloHDは去年の2015年リリースだから、販売終了になるとしたらずいぶんはやい。H2Oはまだ海外でも売っているし。
gloHDは300ppiのディスプレイ端末を低価格化したという意味では挑戦的だった。それまで300ppiは値段の高いKindle Voyageしかなかったから。
それをPaperwhite並の値段で売り出した意義は大きい。それでアマゾンもPaperwhiteをあわてて300ppiにして発売し直した、という憶測も語られているくらい。日本ではgloHDよりPaperwhite3(2015)のほうが発売が早かったので、ありがたみ半減だったわけだけど。まあ楽天のやることだし。
もしKoboが6インチはaura Edition 2で、と考えているのなら、6インチの端末での価格競争はやめたということかもしれない。それはもう6インチモデルでの負けを認めたようなもの。
212ppiでスペックが劣るaura Edition 2買うくらいなら、300ppiでたいして値段の変わらないKindle Paperwhiteを選ぶだろうから。スタンダードなモデルは今ではどこでも300ppiが普通だし、それを始めたのはKobo自身なんだけれども。
電子書籍リーダーのメインストリームはやはり6インチだし、6インチに魅力的なモデルがないラインナップというのはどうなんだろう。ひょっとしたら6インチでは勝てないから、勝負を避けて大画面の端末を売り込む、ということなのかもしれないが、かりにアマゾンが大画面のモデルを出したとしら? Oasisを見るかぎり、アマゾンは6インチに執着しているようにも見えるけれども・・・。でも、もしディスプレイサイズの差異化でもごまかせなくなったら、けっきょくは正面から勝負するしかないはず。
クリスマス商戦向けの新モデルはKindleももうないだろうし、来年どうなるかに注目するしかなさそう。Koboは6インチモデル、スタンダードなモデルがどうなるか。とにかくまともな6インチ出して欲しい。
6インチ300ppiがダメなら、ppiは落ちるがH2Oから防水、SDを削除して、aura Oneのように軽量、薄型、小型化した6.8インチ廉価版だったら、興味は持てるかも。
アマゾンはOasisが売れているなら、あの路線もあるのかもしれないが、どうなんだろうなあ。Oasisはなんか、もう進化させようがありません、の行き詰まり感が半端ないし。
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