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2016年9月25日 (日)

ドイツ語多読本: Ole Könnecke: Die Abenteuer von Lester und Bob

アヒルとクマのコンビのユーモラスな絵本。二人の関係性がおもしろい。

Ole Könnecke: Die Abenteuer von Lester und Bob

976語

アヒルのLesterのほうが名前を大きく書いたプラカードを持ち、クマのBobのほうが控えめな自己主張。ここからも予想できるが、Lesterは格好つけたがりでいろいろと事件を起こす役回り。Bobはおっとりしたお人好し、ちょっと頭の回転も含めてのんびりしすぎ?

本を開くと、本編の前にLesterとBobの紹介ページ。これも軽くストーリー仕立てになっている。
二人並んで歩いていると、アヒルのLesterは通りかかった人に声をかけらたり、女姓から憧れの眼差しで見つめられたりと、人気者ぶりが紹介される。そして、ようやくBobの紹介の番になったかと思うと、Lesterはさっさと行ってしまい、Bobはけっきょく名前しか紹介されないままLesterを追いかけるという、そんなコミカルな紹介ページ。

こう言うと、Bobが貧乏くじを引く役回りかと思うかもしれないが、かならずしもそうでもないのが二人の関係のおもしろいところ。

実際,最初の話は、Lesterが自分の賢さを鼻にかけて、しっぺ返しを食うストーリー。
世界レベルのブール(これか?ペタンク)のプレーヤーだというLester。腕前を見せてやろうとBobといっしょに出かけて行くが、ゲーム場はもうワニに使われている。そこでLesterは、ワニはオツムが弱いから緑色に体を塗ればわかりはしないなんて、いいところを見せようとする。だが雨が降ってきて・・・。
友達のピンチなのにBobがのんびりしすぎなのがおかしい。
Bob:「その絵の具は水で落ちるよ」
Lester:「ありがとう、Bob」
Bob:「ワニに食べられちゃうよ」
Lester:「黙れ、Bob」
と、ワニから逃げるLesterをあんなに足が速かったのか知らなかった、なんて最後までのんびり眺めているBobなのだった・・・。

第2話は今度はBobがしてやられる番。
Bobはケーキを焼くのが得意。焼き上がったケーキを脇に、鏡を見ながら練習している。
「Lester、今回はあげないよ、ひと切れだってあげないからね」
と、Bobの人柄、Lesterとの関係を浮き彫りにするセリフをひとしきり練習して満足気なBob。でも、それを窓から覗いているLesterなのだった。Lesterはどうやってケーキをせしめるのか? Bobの人の良さがよく出た話。

同じパターンのケーキ攻防戦はもう一話あって、こちらも二人のキャラクターがよく出た楽しい話。

本編は全部で6話。
右のページに文章、左のページがイラストという構成。
文章のページは1行から10行程度とまちまちで、一番長くて1ページに60語、70語程度か。対象は6歳からのようだ。絵はコミック調でユーモラスで見やすい。もちろん、絵と文章は補完しあっていて、両方見ないとストーリーの楽しさは十分に味わえない。

なんだかんだあっても、なぜか仲のいい二人・・・。

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