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2016年8月26日 (金)

Kobo: aura ONE テスト&レビュー紹介 その2 (lesen.net)

発売前なのに、なぜかドイツのサイトが詳しいテスト結果を出している。allesebook.deに続き、lesen.net。
ドイツでkoboはamazonとtolinoに及ばす、3番手らしいので、koboの圧力がゆるいのか、それとも宣伝効果があると思っているのか?

lesen.net: Kobo Aura One im Test [+Video]

前回のallesebook.deのレビューとかぶるところはなるべく省略して、独自の論評と結論部をメインに紹介。

◎見た目・持った感じ
・フラットで薄く(6.9mm)、見た目は電子書籍リーダーというよりタブレットで、スタイリッシュ。
・片手では、薄さとベゼルの狭さのために逆に持ちにくく感じる場合もありそう。6インチモデルと違ってサイズ大きいので、片手でバランスを取りにくいし、親指がスクリーンに触れてしまい、意図せずページをめくってしまう。それで親指をさらに縁に持っていくと窮屈。

◎ディスプレイ
・ブルーライト・カットはスマートフォンやタブレットでよく見るものだが、電子書籍専用端末ではKoboが初めて。寝る前に読書する人は多いだろうから、今後は他社も導入していくだろう。
・表示はシャープでコントラストもよい。ライトなしではgloHDよりも背景は暗いが(静電容量方式のタッチ・レイヤーのためか)、ライトをつければ良好。実用上ライトつけずに使うことないだろうから問題ない。
・ライトはニュートラルで均等で、Kindle Voyageに引けを取らない。ディスプレイのサイズを考えれば特筆すべきこと。amazonの最新Kindle Oasisは6インチでもライト問題が発生していたことを思い出してみればよい(この記事の画像参照)。
・センサーも問題なく機能。明るい場所ではライトは明るくなり、暗い場所ではライトは抑えられる。
(補足:明るい場所でライトを明るくするのはおかしい、と思う人はまだいるんだろうか? そういう誤解をしている人にはライトの自動調節は意味不明だろう)

◎バッテリー
・薄さ、軽さとのトレードオフでバッテリー容量が減り、使用時間は約1ヶ月程度になった。一般的な6インチモデルの半分。とはいっても、カバーなしではバッテリーが持たないKindle Oasisほどひどいトレードオフではない。

◎プロセッサ、RAM
・シングルコアの1GHzでRAM 512MBは現在のスタンダード。
(補足:i.MX6 Solo Lite。参考までに言うと、H2Oのプロセッサは現在の水準以下。というか2013年にKindle Paperwhiteがi.MX6 Solo Liteをすでに採用していたにもかかわらず、2014年に古いi.MX5のままで作られたのがH2O。koboがi.MX6を使うようになったのはようやく去年のgloHDから。gloHDでずいぶん動作が軽快になった印象がある)

◎動作
・動作が引っかかったり、重くなったりすることはなく、快適。ページめくりも安定している。反応のよい静電容量方式のタッチパネルも一役買っているだろう。
・ページめくりの速度はKindle Paperwhite3(2015)と同レベル。
・システムも安定している。(補足:KoboのシステムがKindleより安定していたことはない、というのが個人的意見。tolinoなどKindle以外との比較でKoboがどの程度なのかはわからない)

◎結論
○プラス
大きなスクリーンにもかかわらず表示クオリティは6インチモデルと変わらず、ライトにムラもなく均一で、ブルーライトもカットできる。さらに大きさ、重さを抑えた薄いスタイリッシュなボディを実現。
▽マイナス
その代償として、バッテリーが半減した上に、片手では持ちにくくなった。

・229ユーロの値段の価値はあるか?
薄く軽い革新的なボディに、Kindle Oasisとは違い、kobo独自の特色(ブルーライト・カット、7.8インチで6インチモデル並みの表示クオリティ、防水)を出していて、値段に見合った製品。
ただし、電子書籍専用リーダー自体がニッチな上に、さらに7.8インチはその中でもニッチなモデルであり、そういう少数向けの製品。

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こんな感じか。

おもしろいのは、片手での持ちやすさにこだわっているところ。たしかにフラットでベゼルがかなり狭いので、まちがってパネルに触れてページをめくってしまいそう。でも、持ち方次第ではなんとかなりそうな気もする。
端末の右下の角を手のひらの真ん中に当てて、重さを手のひらで受けてしまえば、バランスも取りやすいし、親指も軽くベゼルに添える程度で済む。それで、まちがってページをめくってしまうこともないような・・・(いつもそうやって持っているので。7.8インチは実機を触ってみないとわからないが、フラットで6インチの初代auraやKindle Voyageならそれで問題ない)

でも、H2Oにカバーをつけて読む人は両手操作のような気もするし(重そうだから)、だったら片手操作にこだわることもないのかもしれない。タブレットも7.8インチぐらいになると両手操作?

あとallesebook.deのレビューとは違って、ライトに特に問題は感じていないようだ。
ただし、この時期レビューに使われる評価機はPR用に配られているものだとlesen.netは断りを入れている。つまり、宣伝目的なので入念なクオリティ・チェックをしているはずで、発売後にユーザーが同じクオリティの製品を入手できるかどうかは保証できない、と正直にコメントしている。

lesen.netもそうだが、海外のレビューはなぜかたいていpdfを取り上げる。動画では紙の新聞をそのままpdf化したような画面が登場する。そういう新聞がpdfで売られているのだろう。固定レイアウトなら大画面のほうが見やすいから、pdfを話題にするのはわからないでもない。

日本で大画面と言えば、まっさきに漫画や自炊のため、と考える人もいるだろうが、カナダのkobo開発陣にそんな発想はないだろう。海外で漫画は読まれないだろうし、自炊はそもそも海外でも行われているものなのか? 7.8インチはおそらく、ハードカバーの本のサイズのイメージで、大きな画面でゆったり文章を読む贅沢、ぐらいの感覚だと推測。

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