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2016年7月25日 (月)

ドイツ語多読本: Walko: Der Dieb in der Heide

Hase und Holunderbärシリーズから。6歳以上対象で、語数も2000語前後。
絵もストーリーもしっかりしているので、安心して読めるシリーズだが、品切れ中の巻が多い。まだ入手できる1冊。

Walko: Hase und Holunderbär 04. Der Dieb in der Heide

2271語

表紙は夜の場面なのでくっきりとは見えないが、左下の麦わら帽みたいなのをかぶっているクマがHolunderbärで、その脇の騎士のカブトをかぶって、剣をさしているのがもう一人の主人公のウサギ、別名騎士Freund。

「泥棒だ!!」と騒ぐ声がする。声の主は騎士FreundのいとこJakob。食料庫の食べ物がなくなっているのだと言う。ここに住む動物たちの誰かが犯人に違いない、と騒ぎ立てる。そこで動物たちは集まって話し合い。そこで騎士Freund、仲間をいきなり疑うのも気持ちのいいものではないし、きっと通りすがりの泥棒だから、食料庫に鍵をかければ大丈夫だ、と言う。

それでみんな食料庫に鍵をかけるのだが、それは同じ鍵で開く共通の錠前。間抜けなことにアライグマが鍵をかけたのはいいものの、鍵をさしっぱなしにしてしまい、次の朝にはまた食料庫から盗まれている・・・。

それで騎士Freund、新たな提案をする。こんどは泥棒を捕まえてやろうと。夜みんなで食事をしてそれぞれが家に帰ったふりをして、実は茂みに隠れて待ち伏せするという作戦。そして、騎士FreundとHolunderbär、おかしな物音を聞いて泥棒かと近づいていくと、他の動物たちがいびきをかいている・・・。

と、こんな間の抜けた展開が続くと、騎士Freundの次の、わなを仕掛ける作戦の成り行きも不安になってくるが、案の定、自分で仕掛けたわなに自分で引っかかるという定番の展開もあったり・・・。

こんなふうに失敗続きだが、騎士Freund、今度はなにやら手がかりをつかんだらしく、新しい計画を実行・・・。

このシリーズはウサギとクマの二人組が無人島に行って宝探しをしたり、サンタクロースを追いかけて雪山を進んだりと、冒険を描くものが多いが、この巻は犯人探しのミステリ的要素が加わっているところがおもしろい。

もちろん最後は犯人もわかって、険悪になりかけていた動物たちの仲も元通りになるという安心の結末。

動物たちの表情や身振り、しぐさも愛嬌があって親しみやすいし、草木や森の中の風景もしっかり描かれていて安心して見ていられる絵柄で、ストーリー展開もしっかりしているので、楽しくページがめくっていける絵本。語数が2000語以上あるので、少しドイツ語の文章に慣れた人向きではある。

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このシリーズはずっと品切れなのかと思っていたら、3冊を1冊にまとめた合本板が出ていた。
Walko: Hase und Holunderbär - Die schönsten Abenteuer

これに収録されている。値段もこっちのほうが安いようだ。


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