ドイツ語多読本: Polly Dunbar: Tilly und ihre Freunde - Der allerschönste Tag
Tillyとその友達、シリーズになっているようだ。
友達といっても、表紙を見ての通り、ゾウやワニやウサギ、ブタ、鳥(何の鳥かよくわからない)のことだが、彼らの日常を描く絵本のようだ。
Polly Dunbar: Tilly und ihre Freunde - Der allerschönste Tag
254語
タイトルは「最高の一日」ってことだが、何をするのかというと、それは子供のこと、遊ぶだけなんだけれども。
まずはみんなで絵を描く。その次は箱から道具を出して仮装大会、昼にはみんなでサンドイッチを食べ、それからボタン投げゲーム・・・。
この調子で淡々と何をしたのか描いていくだけならつまらないな、と思っていると、ファンタジーというか、子供らしい空想が入ってきて、ちょっとだけおもしろい展開に。
あまりに楽しいので思い出にアルバムを作ろうということになって、遊びで使ったものなんかをアルバムに貼りつけていく動物たち(表紙にアルバムが見えるはず)。そして、Tilly本人はというと、みんなといるのが一番楽しいんだ、というので、全員がアルバムのなかに入っていく・・・。
でも、尻尾がしびれてきた、ただ張りついているのは退屈だなあ、なんてことになって、結局は手形を押しておきましょうと、ごくふつうの結末に。
とくに癖もなく、シンプルでかわいらしい絵なので親しみやすく、絵をよく見ながら読めば、文章も頭に入るのではないかと思う。
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