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2016年4月

2016年4月28日 (木)

Kindle Oasis 細かすぎてどうでもいい人にはどうでもいい情報

ちゃんとしたレビュー、テストはまだしばらくかかりそう。
発売前にアマゾンから評価機を入手していて、発売と同時にレビューを出したようなところは、アマゾンに遠慮してはっきり物を言っていないかもしれないし、もう少し使い込んでからレビューを出すところのほうが信頼できそう。

持ってないし、買う予定もないけれども、気になった情報を少し。

◯プロセッサはi.MX6のままらしい
http://www.ekesete.net/log/?p=8529

つまり、PW2(2013)からプロセッサは変化なし。Oasisへの興味は消えた。

i.MX7 Dualはいつどこが最初に採用するのだろう。
見ても素人なのでわからないけれども、i.MX7シリーズのファクトシート(PDF)

i.MX7ではバッテリーの持ちがよくなるって話もあるみたいだし、本体のバッテリーが貧弱になったOasisにこそ必要だったのかも。

koboは今新モデル出さなくていいから、秋・冬の新モデルでちゃんと進化と呼べるものを見せて欲しいな。


◯新フォントAmazon Ember追加
Amazon Ember: Neuer serifenloser Font für Kindle Oasis
(わかりやすい画像があるのでこのサイト)

といっても、5.7.xのFWですでに追加されていて、Oasisi以外のモデルでもホーム画面やメニューですでに使われている(日本語環境では日本語ゴシック・フォントが使われるので、見てない人がほとんどだろうが)。それが本にも使えるようになったという話。代わりにFuturaがなくなるようだ。

洋書でサンセリフのフォントで読む人にはいいのかも。
Bookerlyが読みやすいから、どうでもいいかな。それにどうしても使いたければ、jailbreakしてあるのでフォントの入れ替えは簡単にできるから、Oasisじゃなくても使えるし。


◯フロントライトが完全にオフになるらしい
これはユーザーの情報。
http://www.mobileread.com/forums/showpost.php?p=3307523&postcount=90
これまではjailbreakでもしなければフロントライトを完全に消すことはできなかった。


◯情報通りフロントライトのLED10個はサイドに配置
でも、問題のあるディスプレイも混じっているようなので、交換交渉の覚悟も必要か

・LEDの箇所がまるわかり、10個のスポットライトのよう。照明が不均一な個体の画像。
http://www.mobileread.com/forums/showthread.php?p=3307233#post3307233

・Voyageのディスプレイ問題はまだ残っているのか?的ディスプレイ
http://www.mobileread.com/forums/showpost.php?p=3307593&postcount=49

これをわかりやすく左右入れ替えた画像
http://www.mobileread.com/forums/showpost.php?p=3307663&postcount=63

Oasisは高いから、不良品だと思ったら遠慮せず交換でしょうねえ。

--

軽さと持ちやすさ、ページめくりのボタンに価値ありと思う人は買えばいいが、それ以外は無理に買うこともないだろう。
たぶん持ちやすいんだろうと思うが、バッテリーの弱体化との引き換えだし、バッテリー・カバー必須にして値段を釣り上げるという高級志向にはついていけない。基本性能もあがっているわけでもない。

あの物理ボタン、どうなんだろうねえ。あの突起で二流感出てない? あとけっこう音が出るらしい。
Voyageの感圧式は位置がわかりにくい、間違って押してしまう、ちゃんと押せたかわからない(だからフィードバッグの振動なんていらないものをつける)など、いろいろ不評なのかもしれないが、個人的には別に不都合を感じないんだよなあ。フィードバッグの振動もオフで使ってるし。

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2016年4月25日 (月)

ドイツ語多読本: Polly Dunbar: Tilly und ihre Freunde - Der allerschönste Tag

Tillyとその友達、シリーズになっているようだ。
友達といっても、表紙を見ての通り、ゾウやワニやウサギ、ブタ、鳥(何の鳥かよくわからない)のことだが、彼らの日常を描く絵本のようだ。

Polly Dunbar: Tilly und ihre Freunde - Der allerschönste Tag

254語

タイトルは「最高の一日」ってことだが、何をするのかというと、それは子供のこと、遊ぶだけなんだけれども。

まずはみんなで絵を描く。その次は箱から道具を出して仮装大会、昼にはみんなでサンドイッチを食べ、それからボタン投げゲーム・・・。

この調子で淡々と何をしたのか描いていくだけならつまらないな、と思っていると、ファンタジーというか、子供らしい空想が入ってきて、ちょっとだけおもしろい展開に。

あまりに楽しいので思い出にアルバムを作ろうということになって、遊びで使ったものなんかをアルバムに貼りつけていく動物たち(表紙にアルバムが見えるはず)。そして、Tilly本人はというと、みんなといるのが一番楽しいんだ、というので、全員がアルバムのなかに入っていく・・・。

でも、尻尾がしびれてきた、ただ張りついているのは退屈だなあ、なんてことになって、結局は手形を押しておきましょうと、ごくふつうの結末に。

とくに癖もなく、シンプルでかわいらしい絵なので親しみやすく、絵をよく見ながら読めば、文章も頭に入るのではないかと思う。

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2016年4月22日 (金)

ドイツ語多読本: Laurie Cohen / Barbara Ortelli: Der weiße Schmetterling

蝶の絵が美しい。

本の中を全部見ることができるmineditionの絵本。
http://www.minedition.com/de/book_detail.php?id=341
ここからリンクをたどる。

Laurie Cohen / Barbara Ortelli: Der weiße Schmetterling

72語

海のように青い蝶、キャンディのようにピンク、太陽のように黄色、イチゴのように赤、森のように緑・・・、こんなふうに色鮮やかな蝶の姿がページをめくるごとに現れて、目を楽しませてくれる。

色だけでなく、羽の形もそれぞれ違っていて、たとえば、「イチゴのように赤い」蝶は羽の形もイチゴっぽいし、オレンジ色の蝶は羽の形もオレンジを思わせる。

それぞれのページは白の背景に様々な色が目に飛び込んでくるようになっているが、黒い蝶だけは違っていて、印象的。背景も黒なのは、「夜のように黒い」だからか。

蝶のイラストを見るだけで十分に楽しめる。


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2016年4月18日 (月)

ドイツ語多読本: Brigitte Luciani / Eve Tharlet: Millie und das Einschlafmonster

夜ベッドの中で眠る前に感じる気配はお化け・・・?

Brigitte Luciani / Eve Tharlet: Millie und das Einschlafmonster

368語

子供だけで一夜を過ごすことになったアナグマのMillie。3匹のお兄さん、お姉さん(キツネが一匹まじっている)とたっぷり遊んだら眠くなって、一人ベッドへ。

その後、兄さん姉さんたちがのんびりゲームをしていると、Millieの叫び声。大急ぎでMillieのところへ行くと、怪物が出たと言う。

怪物なんかいないよ、と笑う兄弟に対して、怪物がいなくたって怖くなったら怖いんだし、不安は怪物よりたちが悪い、だって、怪物とは戦えるけど不安とは戦えないんだから、なんて賢いことを言う兄弟が印象的。

でも、何やら物音が聞こえた気がすると、もう風やら水滴やらいろんな音が気になりだして、全員怖くなっていく・・・。

そして、みんなで知恵を出しあい、協力して怪物を遠ざけ、Milllieが安心して寝られるようにしてやろうという、子供たちの健気な努力の物語。

戦うにはまず相手を知らなければ、というので怪物のことをMillieにたずねる。その時の虚を突かれたみたいなMillieの表情が印象的。
ちっちゃな子供のことだから、よくわからないままに適当なことを言っているんだろうが、兄弟たちは真に受けて、そこから怪物対策を考えていく。そんなところは子供らしくも微笑ましい。

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2016年4月15日 (金)

Kindle Oasis 本格的なレビューやテストは発売開始後だろうが・・・

ついに発表されたKindle Oasis、やはり驚きは値段。Voyageより上げてくるわけか・・・。

評価機をもらっているところは、まだ予約中の段階なので、アマゾンに遠慮しなければならないのかどうかはわからないが、詳細な性能評価は出ていない感じがする。発売されて一般の手に届き始めれば、ちゃんとしたレビューやテストも出るだろう。それまでのんびり待とう。

Voyageの時も思ったが、他に安いモデルもあるので、Oasisは買える人だけ買ってくれればいい、ということなのだろう。

Oasisのデザインを見た第一印象はピンと来なかったが、PWやVoyageと並べた写真を見て、少し安心した。物理ボタンのせいなのか、あえてボタン側を広く取ったのかはわからないが、横幅は広くなっているものの、縦がかなり短くなって、けっこう小ぶりな印象。そこはいいかな。PWの大きさ(だから重くもなる)は前々から無意味だと思っていたし、Voyageで改善されてよかったと思ったし。

lesen.netの情報がちょっと興味深かったので、紹介。
"Kindle Oasis angefasst: Der neue Klassenbeste [+Video]"
気になったところだけ。

・Oasisは頑丈そうには見えないが、ディスプレイ部分はガラスだし、ケース内側が「電気メッキ」(薄い金属で覆う処理)で強化されていて、ねじれに強い。(上のリンクの"Galvanisiertes Kindle Oasis Gehäuse"の画像参照)

・10個に増えたフロントライトのLED。これまでのようにディスプレイの下辺ではなく、横に配置したので、照射距離が短くなり、照明のムラが減った。(10個に増えたのは縦長のサイドに配置したためだろう)

本体とカバーのバッテリーの写真
写真左の小さいほうがOasis本体のバッテリー: 3.7V 250mAh
右がカバーのバッテリー: 3.8V 1290mAh
と見える。これについてlesen.netのコメントはない。
が、やはり本体のバッテリーは貧弱。1日30分で2週間持つと言われたりしているが、Voyageは3.8Vで1320mAhらしいので、本体のみでは不安が残りそうな気配。
使わない時はカバーをつけてチャージ、という使い方が想定されているんだろう。

あと、Oasis公式発表前にプレス向け発表がベルリンやハンブルクであって、そこにアマゾンの開発ラボの関係者("Manager"と書いてある)が2人来ていて、ディスプレイや防水について聞いてみたらしく、彼らが言うには、

・「Liquavistaにはクオリティにまだ大きな難点がある」とのこと。

・また、防水には需要がなく、それよりも小さく、軽いデバイスを作ることに集中した、と。

・そして、Kobo aura H2Oのような6.8インチのディスプレイは?という問いに対しては、完璧な電子書籍リーダーのフォーマットは以前から6インチだと考えていて、パネルとフレーム(ケース)の比率の最適化を目指した、と。

というわけで、期待していた人には残念だろうだが、大画面化や防水に望みはなかったようだ。

--

まあ、たぶん買わない。軽さと持ちやすさの代わりに、カバーに縛りつけられるのは御免だ。

Voyageも高いと思ったが、あの時は300ppiのE Ink Carta初お目見えで好奇心に負けたが、今回はそこまでのものはないかな。


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2016年4月12日 (火)

Kindle Oasis リーク情報をまとめると

日本で名前が漏れ、中国でアマゾンの商品ページ画像らしきものが漏れ、カナダでモデル・スペック比較表が漏れたKindle Oasis。正式発表は秒読み段階で、ひょっとしたら明日にでもあるのかもしれない・・・

前に出ていた情報(Wall Street JournalとPW3のファームウェア5.7.3.1)は間違いではなかったようだ。以前の情報のポイントは、
・バッテリー・カバー付き
・ページ・ボタン付きでフィードバックの振動はなし(なので感圧センサーではなく、物理ボタンか)
・加速度センサー付き(何でこんなものがあるのかと思っていたが、左右持ち変えで表示を180度自動回転させるために必要だったわけか)

このあたりはこれまでの情報のとおりだった。CPUが新しくなるのかどうかはよくわからない。

カバーがつくなら防水はないだろうし、Woodyなる下位モデルらしきものと基板が同じだから6インチでカラーもないだろう、と勝手に思っていたが、その通りだった。

◯画像
the-digital-ereader.comの記事
"Kindle Oasis Leaks in China, Has an Asymmetrical Design"
あたりを参照。
オリジナルの流出サイトのweb.archiveもあった。
http://web.archive.org/web/20160411144734/https://subject.tmall.com/subject/subject.htm?id=3404656

◯その画像に見える中国語の英訳
https://www.reddit.com/r/kindle/comments/4eat8m/possible_new_images_of_kindle_oasis_from_amazon_cn/d1yhkui

◯アマゾン・カナダのスペック比較表
web.archive.orgに保存されているもの
https://web.archive.org/web/20160412004405/https://www.amazon.ca/dp/B00QJDU3KY/

簡単にまとめると
基本スペックは
◯6インチE Ink Cartaの300ppi

◯WiFi版とWiFi+3G版の2種類

◯カバー込みの製品
・バッテリー付きのカバーで、磁石でKindle本体と着脱。カバーは革、色は3種類(snooker black, parchment brown, Bordeaux red)。
・カバーをはずすと、自動的にライトがつく。
・カバーの開閉で自動的にスリープ/復帰。

◯バッテリー
・カバーをつけると、スリープなら数カ月(カバーがなかったら?)
・本体内蔵バッテリーとカバーのバッテリーの二重体制。充電時に両方のバッテリーがチャージされ、充電していないときには、カバーのバッテリーが本体内蔵バッテリーをチャージする。

◯重さ
・カバーなしでWiFi版131g、WiFi+3G版133g。(カバーつけたら?)

◯厚さ
・一番薄い箇所で3.4mm、一番厚い箇所で8.5 mm
・エルゴノミックな流線型のグリップで、重心が手のひら側に。

◯フロントライトのLEDが10個(PWが4個、Voyageが6個)
・光源が増えるので照明ムラが減る(予想)

◯ページめくりボタン(たぶん物理ボタン)
・左右持ち手を変えても、画面が自動的に180度回転する。

こんな感じか。
あと、
◯値段:不明
◯ストレージ:不明(変わらず4Gか。増えていたらちゃんとアピールするだろうから)

--

これまでのモデルが持ちにくいとか、ページをめくりにくいと感じていた人にはいいかもしれない。逆に言えば、それ以外の人にはあまりアピールするものはないと思う。

やはり気になるのは、カバーを外した時のバッテリーの持ち。それとカバーをつけた時の重さ。カバーつければ、Voyageより重くなるのは眼に見えているが・・・。


個人的な印象を一言で言うと、シンプルでなくなった。面倒臭くなったと言ってもいい。

・カバー込みにしたこと。着脱の手間、カバーだけなくす危険性、カバーだけ壊す危険性・・・。カバーはつけたい人だけのオプションでかまわない。読んでいる時、カバーは邪魔なんだけど・・・。

・デザインもシンプルでなくなった。
シンメトリーでなくなっただけだが、何だろう、あの違和感は? 

そして、エルゴノミックなデザインのグリップだと言うなら言ってもいいが、カバー装着のためなのか、本体の厚さに差を作っていること。これも何か危なっかしい。破損の可能性を大きくしていない? 持ちやすくなるのと引き換え? 実際に持ちやすいかどうかは実物を触ってみないことには・・・。

・ボタンを片側にして、左右持ち替えても、加速度センサーで画面を自動回転させる新機能?
なら、両側にボタンを配して、画面を自動回転させる手間もいらないVoyageのほうがシンプルじゃないの? 無駄に面倒にしてないか、Oasis?
(物理ボタンはベゼルの幅が必要で、片側にするしかなかったとか? よくわからないが)


個人的にはいい予感はしていなかったが、まあその通りの結果かな。

OasisがFW5.7.3.1に発見されたコードネームWhiskyで、VoyageとPWのハイブリッドだろうから、OasisはVoyageとPWの発展的解消モデルなのかもしれない(単なる憶測)。VoyageとPW3の性能差からすれば、あの価格差は納得できるものではないだろうから。
そう考えると、Oasisの値段がどうなるか注目。感圧センサーから物理ボタンへの切り替え、フィードバックの振動削除、調光センサー削除でコストが下がるものなのかどうかわからないが・・・。ああ、でも高いか、カバーなんかつけちゃうしな。やはり高級路線のつもりか。

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2016年4月10日 (日)

ドイツ語多読本: Vincent Bourgeau / Cédric Ramadier: Da kommt der Wolf!

オオカミが来るぞ! 

Vincent Bourgeau / Cédric Ramadier: Da kommt der Wolf!

149語

平原の向こうにオオカミが小さく見える。こいつが近づいてきて・・・。

「急いでページをめくって! オオカミはいなくなるから」なんて文。

ところが、ページをめくっても、オオカミはさらに近づき、大きくなっていく。
そして、オオカミが間近に迫ってくると、
「本を右に傾けて、ページをめくって!」という指示。

すると、絵の地面も斜めになって、それでオオカミが足を滑らせる絵。
「やった! そのまま傾けてページをめくって!」となる。

で、オオカミは斜面を転がり始める・・・。

こんなふうに、オオカミの絵を見て、読者への指示を出し、それがまた絵に反映されて、また指示を出す、という趣向の絵本。
「本を振って!」とか「本を逆さまにして!」なんて指示もとび出すものの、このオオカミ、なかなかしぶとい・・・。

絵と読者への語りかけをうまく組み合わせたアイディアが楽しい絵本。

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2016年4月 6日 (水)

Kindle:2016年新モデル発表予告、その後の情報

アマゾンCEOがツイッターで予告したKindle新モデル、詳細の発表は来週。
それまで待てばいいだけの話だが、いくつか情報が出ているので紹介。正式発表までは判断は保留すべきだが、とりあえず。

ひとつはWall Street Journalの記者
"Amazon to Release New Kindle With Rechargeable Protective Case"
これは登録が必要みたいなので、こっちで。
"Amazon to sell new Kindle with rechargeable case"
内容は同じのようだ。

もうひとつは、PW3(2015)にだけリリースされたFW5.7.3.1のソース
こちらはmobilereadから。
http://www.mobileread.com/forums/showthread.php?p=3293542#post3293542

この2つを紹介している記事はこれ。
"New Kindle to Have Rechargeable Case, New Basic Kindle “Woody” On the Way"

--
Wall Stree Journalの記者
要点だけ。
・チャージ可能な保護ケース("a rechargeable protective case for extended battery life"がつく。この取り外し可能なカバーのおかげで、Kindle本体はより薄くなる。
(よくわからないが、カバーにバッテリーをつけて、カバーと本体にバッテリーを分散させ、それで薄くなるのか? それとも、カバーの分、純粋にバッテリーがプラスされる?)

・それとは別に、太陽光で充電できるカバーも開発中。これはすぐリリースされるわけではない。

・開発コードネーム
Kindle新モデル: Whiskey(Whiskyの間違いか。後述)
付属のケース/カバー: Soda
ソーラー・パーワー・ケース: Sunkiss

こんな感じ。
あまりいい予感はしない。
カバーでバッテリーが持つようになったとしても、カバーはずしたら? もしそれで、これまでより使用時間が減るなら、むしろ迷惑。そもそも現行機でもバッテリーは十分だという人もいるはず。
ケースとかカバーとか、けっきょく付属品でしかない。邪魔に感じる人もいるはず。


FW5.7.3.1のソースから(mobileread
こちらはFWのソースから、Kindle本体を予想。
実は、3月下旬にすでに、FWのソースに新しいモデルのコードネームらしきものが発見されていて、それを説明し直している。

・FWのソースに見える新モデルらしきコードネームは2つ。
Woody:ベーシック・モデル(いわゆる無印)の系統。
Whisky:PWとVoyageのあいの子(かっこつければハイブリッド)に見える。ページめくりボタン、加速度センサーつきで、ボタンのフィードバッグの振動はなし)。だが、これらはPW3(2015)のFWにもリストされているようだ。

・どちらのモデルもハードウェア・レベルで"a new storage solution"で動き、2つのモデルとも新しい基板(コードネームはDuet)。CUPが新しくなるのかもしれない。

3月下旬のポストのリンクから、確認のためそれぞれのコードネームのコメントを拾ってみると、

Woody:
// ?? (in the Basic line? (no 3G))
// ?? (Upcoming Duet device, Basic line)

Whisky:
// ?? (in the PaperWhite or Voyage line, or similar)
// ?? (Upcoming Duet device, PW or Voyage line) [w/ pageturn buttons, accelerometers, no haptic feedback, but listed in a PW3 update??!]

Duet:
// Upcoming generation w/ falcon storage?

という予想をしているようだ。


勝手に憶測すると、
・Woody(無印の系統)とWhisky(PW/Voyageの系統)の基板が同じということは、カラーはないだろうし、ディスプレイのサイズも変わらず、6インチのままだろうと思う。

・気になるのは新CPUになるかもしれないという点。 iMX7?

・"a new storage solution"って何だろう?
コメントのほうには"w/ falcom storage?"とあるが、"falcon storage"って何?
w/はwithだろうから、何らかの外部ストレージが付くのか、あるいは内蔵メモリそのものが"falcon storage"になるということなのか? あるいは、そもそもそういう話ではないのか?

・あと、カバーみたいな余計なものつけるなら、防水もなしかな。

--

というわけで、個人的な予想ではディスプレイはこれまでと変わらなさそうだし、ポイントはCPUが新しくなって性能が上がるかかどうか、その程度。個人的にはバッテリーもストレージも最優先項目じゃないし、カバーもいらないし。
今のところ、あまり期待しないでおこう、という感想。

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2016年4月 3日 (日)

Kobo: 行間・余白調節やコレクションなど、データベース用ランチャー更新(gloHDにも対応)

kobo用のランチャー更新。gloHD対応。

Kobolauncher_v03

gloHDで表示が乱れる問題を修正した。この前gloHDを買って、ようやく問題に気づいた。
H2Oは持っていないので未確認。gloとauraはもちろん確認済み。
ついでに、いくつか手を加えた。

変更点:
・gloHDで、「更新中」のアニメーションからランチャーに表示がうまく切り替わらない問題を修正。
・これまでに追加されたスクリプトを全部入れた。
・CFWの本棚作成に追加した3つバリエーション(「CFW Plus」)も、koboCFW.confでオン・オフできるようにした。
・いくつか不具合を直した。


koboCFW.confでオン・オフできるようにした「CFW Plus」のバリエーションは、
◯言語別のコレクション
 (InsertLanguageShelf)
今のところ「日本語」、「ドイツ語」、「英語」、「その他の言語」の4分類。他に希望があれば対応はできるだろう。

◯最下層フォルダ名でコレクション作成
 (InsertLastFolderShelf)
CFWでは「自炊本を格納する本棚の設定」(UserBookInsertShelf)は択一なので、たとえば”ATTR”(著者名)を選ぶと、"FOLDER"(最下層フォルダ)でコレクションは作れない。そこで、それとは別に最下層フォルダでコレクションを作る、というもの。(UserBookInsertShelf="FOLDER"にしている場合は、こちらは作成されない)

◯最上位フォルダ名でコレクション作成
 (InsertFirstFolderShelf)
逆に、一番上のフォルダ名でコレクションを作る。その下層にあるすべてのフォルダの本がこのコレクションに入る。
InsertLastFolderShelf="ON"やUserBookInsertShelf="FOLDER"で作成されるコレクションと重複する場合は、こちらは作成されない。

初期設定では3つとも"OFF"にしてあるので、そのままではランチャーのメニューの
「コレクション作成(CFW方式)」
「コレクション作成(CFW Plus)」
どっちを選んでも変わりはない。(ただし、「CFW Plus」はコレクションの著者名の補正は行われる。「CFW方式」はCFWのオリジナルのまま)

使いたいものがあれば、koboCFW.confで”ON"に。
書き換えたら、かならずkoboを再起動すること。その後にランチャー起動。
(koboCFW.confにかぎらず、applications.iniやスクリプト自体を書き換えたときも、koboの再起動が必要)

ダウンロード: KoboLauncher_for_db_scripts_v0.3.zip

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