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2016年3月14日 (月)

ドイツ語多読本: Eva Dicks / Andrea Petrlik: Noah rettet die Tiere

聖書の話。旧約聖書、創世記からノアの箱舟。
幼児向け絵本。

桃太郎の話を知らない日本人はいないだろうが、それと同じように西洋人は聖書の話を知っているのかもしれない。こういうふうに絵本やら何やらを通して。
そんなふうに知識を自然に身につけたわけでもない日本人は、小説でも絵画でも聖書やらギリシャ神話やらの暗示があると注釈やら解説やらに頼らざるをえなかったりで面倒くさい。バックグラウンドの差は大きい。

Noah rettet die Tiere

204語

あきらかに幼児向けなのがわかる絵柄。動物はぬいぐるみか何かのよう。文章もやさしい。

人や動物となかよく暮らすノアは神に愛されているが、多くの人間は争ってばかり。神はノアに、これから洪水にするから大きな船を作れという。動物をつがいで船にのせるノア。そして、洪水。40日間雨が降り続き、ようやく星が出た夜にハトを飛ばしてみると、枝をくわえて戻ってくる。それでじきに陸に上がれるとわかる・・・。

キリスト教系の出版社の本なのか、裏表紙には小さな子供に神の愛を語る絵本だと書いてある。
(そうかもしれないが、ノア以外は皆殺しの話、とも言えるけど・・・)

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