ドイツ語多読本:Axel Scheffler: Die drei Wünsche (minimax)
Schefflerの絵による「長靴をはいた猫」に加えて、もう一つ有名な童話を。「三つの願い」。
Axel Scheffler: Die drei Wünsche
682語
表紙の場面は本の中にはないので、表紙用に創作したものか。
木こりの家族。奥さんと子供がいて、それぞれ豪華な馬車が欲しいとか、シルクのドレスが欲しいとか、おもちゃが欲しいとか、もっといい暮らしがしたいなあと思っている。
ある時木こりが木を切ろうとしたら、妖精が突然現れて、木を切らないでくれ、3つだけ願いをかなえてあげるから、と言う・・・。
それで家に帰ると、まだ食事の用意ができていない。お腹が空いたなあ、ソーセージが食べたいなんて、思ったら、暖炉からソーセージが飛び出してくる。家族はビックリ。木こりがことの次第を話して聞かせると、家族から非難の雨。なんてバカなの、ソーセージなんか、あんたの鼻にくっついちゃえばいいんだわ、と奥さん。すると、ソーセージが木こりの鼻にくっついてとれなくなる‥・。
とまあ、せっかくの願いを3つ無駄に使ってしまうという、マヌケな話。
構成は前と同じで、左ページにまとまった文章、右ページがイラスト。
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