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2015年9月

2015年9月30日 (水)

Kindle: FW5.6.5 jailbreakリリースもうすぐ

去年のVoyage発売以来、Kindleをこじ開けてシリアル接続する以外にできなかったjailbreakだが、ようやく・・・。

5.6.5 Jailbreak (closed-kindle)
http://www.mobileread.com/forums/showthread.php?t=265675

アマゾン側の対応待ちだそうで、10月末までにはリリースできるか? とのこと。

英語の読解に自信がないが、アマゾンには連絡済みで、今後何週間かのうちにアマゾンがjailbreakを可能にする因子を取り除いて、FWをアップデートするかどうか様子を見る、ということらしい。

なので、jailbreakしようと思っている人は、5.6.5のままで維持しておくこと、これは必須、だそうだ。WiFiをオンにしないのが安全。

PW3/PW2でテスト、と書いてあるのでPaperwhiteはまず大丈夫だろうし、リリースされればVoyageで試す人もかならず出てくるだろうから、問題があればすぐに対策も出てきそう。

とにかく利用者がいないことには不具合の報告もないし、これで少しはいろいろなツールの5.6.5対応も進んでいきそう(バッテリー残量の数値表示なんかは5.6.5ではうまくいかないらしい)。やはりシリアル接続はハードルが高いので、jailbreakしている人も少ないだろうし。

これから新モデルの発表もあるかという時期だが、それでも、よかったと言うべきだろう。


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2015年9月27日 (日)

Kobo: FW3.18.0 アップデート & パッチ、スクリーンセーバー

Koboアップデート、3.18.0。
楽天がアップデートを日本に提供しないのはいつものことだろうから、アップデートするなら自分で。

◎ダウンロード
http://www.mobileread.com/forums/showpost.php?p=3176037&postcount=1470

◎変更点
◯Koboのリリースノート
http://api.kobobooks.com/1.0/ReleaseNotes/45
「ブックストアの改善」とあるので、ストアをブラウズするときに何か変わったのだろう。(端末から本を買わないのであまり興味ないし、日本のストアがどうなのかも不明)
1から3までは、ストアの本の表示なんかが変わったのでを見てくれ、ってことか。
4. プレビューが端末の「ライブラリ」に追加しなくても可能に。
5. 本の「詳細情報」にレビューのタグが追加。

◯いつものベータ版の変更点リストのポスト(上記を除く)、その他。
http://www.mobileread.com/forums/showthread.php?t=265598
・同期してFWのアップデートが見つかった場合、通常の同期(たぶん本なんかの)はアップデートの後に行われる
・ゴースト問題の改善
・スリープ時の読書進行の%表示が正常に
・以前は、保存されているストアのサーチはWiFiをオフにすると表示されなかった(今は直ったと?)
・以前は、本のダウンロードの進行がヘッダーで止まることがあった(?)

バックグラウンドで同期が行われているときにWiFiをオフにすると、黙って同期をキャンセルするようになった(3.17.3では同期を中断するかどうか、ポップアップで問い合わせていた)。

新しいバグ
フルスクリーン(ヘッダー、フッターの表示:オフ)にすると毎ページリフレッシュ(glo)。辞書のポップアップやフォントの設定などでも、いちいちリフレッシュする。6インチauraではこの問題は起こらない。

-----

こんな感じか。
さっと触った感じだと、たしかにゴースト(残像)は減った。とくにひどかった辞書ウィンドウの残像もなくなり、快適になった。個人的には好印象。

フルスクリーンのバグは嫌な人には嫌だろう。
「ヘッダー、フッターの表示:オフ」に変更した直後は毎ページリフレッシュするが、一度本を閉じて開く直すと、リフレッシュはなくなる。が、辞書を使ったり、スリープしたりすると、毎ページリフレッシュが復活する。本を開きなおせば、リフレッシュしなくなるが、ちょっとこれでは使えないだろう。

ただし、auraは問題ない。koboの中では唯一、kindleと同じようにRegal Waveform技術を採用しているためか。H2O/glo HDもgloと同類なので(Regal Waveform技術を使っていない点ではKindleに劣るポンコツ仲間、いまどき6ページでリフレッシュなんて・・・)、フルスクリーンでのリフレッシュ問題は発生しそう。

本を読むのはauraで、gloは実験機みたいなものなので、今回のバグは個人的には影響ない。フルスクリーンを使わない人、そもそも知らない人には関係のないバグだが、何かバグを修正すると、新たなバグが発生するのはいつものKobo。


◎いつものパッチ
http://www.mobileread.com/forums/showthread.php?t=265607
説明省略。

データベース・スクリプト・ランチャー
cfwの本棚作成を含めて、スクリプト自体はFWのバージョンに依存しないから問題ない。が、ランチャーは再インストールの必要あり。/etc/init.d/on-animator.shがFWのアップデートで上書きされてしまうため。このたった一つのファイルのせいで・・・。なんとかできないかな、これ。


◎スクリーンセーバー
ここのところファームウェアをアップデートしてもスクリーンセーバーはそのまま使えていたが、今回はダメだった。ひさしぶりにスクリーンセーバーをアップデート。

http://www.mobileread.com/forums/showthread.php?t=255238

最新版には従来のスクリーンセーバーの方式(logreadモード)の他に、scanlineモードが追加されている。scanlineモードだと、スリープ時と電源オフ時とで画像を別にできるようになる。

で、3.18.0は従来の方式(logreadモード)が動かなくなったので、scanlineモードにするしかない。

なので、あらためてインストール・設定方法。
1. KoboRoot-ScreenSaver-20150908.zip をダウンロード・解凍
2. KoboRoot-ScreenSaver-20150908.tgz を KoboRoot.tgzにリネームして、koboの.koboフォルダにコピー、再起動。ここまでは、これまで通り。
3. スクリーンセーバー画像は
 .addons/screensaver/ に置く。
 電源オフ時の画像は、.addons/screensaver/off/ に入れる。
3. 従来のlogreadモードではこれで終了なのだが、scanlineモードはさらに手間がいる。
.addons/screensaver/screensaver.cfg をエディタで開いて(改行コードUnix式のやつで)、

 # two methods available: logread or scanline
 method=scanline <-- ここをscanlineに変更
  
あと、こんな3行を探して、
gloは以下のように変更
 offset=115   
 standby=1cb90b08b52d8b27e414c83274cf978a
 poweroff=f52cf8b61e3330169460da341b6df166
 
auraは
 offset=125
 standby=1cb90b08b52d8b27e414c83274cf978a
 poweroff=f52cf8b61e3330169460da341b6df166

あとは、koboを再起動。
offset/stanby/poweroff=... の3行は自分で調べるものだが、3.18.0で言語設定が日本語、gloとauraならこれでいけるはず。
H2Oやglo HDの人は自分で調べて。あと、3.18.0以外でscanlineモードにしたい人も(上のやつはFWが違うとおそらく使えない)。

調べ方は、
http://www.mobileread.com/forums/showpost.php?p=3165835&postcount=106

スリープ時と電源オフ時のスクリーンセーバーを区別するために、それぞれのスクリーンをあらかじめスキャンしておく必要がある。それでちょっと手間がかかる。

1. .addons/screensaver/screensaver.cfg で
 debug=1
に変更。さらに、
 offset=
のところに100から150あたりの数字を入れて、スリープにする。すると、スクリーンの下の方に線が見えるようになるので、その線が「スリープモード」の文字にかかるようにoffsetの数値を調整。offsetはスクリーン下からの距離。また、数値を変えたら再起動しないと反映されない。
http://www.mobileread.com/forums/showpost.php?p=3167696&postcount=112 によい例、悪い例の画像がある。

2. 次にスリープ時と電源オフ時のスクリーンをスキャンする。
「設定」 > 「スリープモード/電源オフ」と進み、
 自動スリープモードまでの時間: 5分
 自動電源オフまでの時間: 5分
に設定。

3. koboを再起動。さらに、
 本を開くなどの操作をして放置 > 最後の操作時刻をメモしておく
 5分後スリープ状態になる
 さらに5分後電源オフになる
これでスクリーンのスキャンが終了。

4. 少し間を置いたらkoboを起動して、結果をチェック。
.addons/screensaver/scanline.txt に、

[ Thu Sep 24 23:00:25 JST 2015 ] 0abdd32d652986e86e23077c748aa038
[ Thu Sep 24 23:00:26 JST 2015 ] 1cb90b08b52d8b27e414c83274cf978a
[ Thu Sep 24 23:00:26 JST 2015 ] 1cb90b08b52d8b27e414c83274cf978a
--------
[ Thu Sep 24 23:04:31 JST 2015 ] 1cb90b08b52d8b27e414c83274cf978a
[ Thu Sep 24 23:04:32 JST 2015 ] f52cf8b61e3330169460da341b6df166
[ Thu Sep 24 23:04:32 JST 2015 ] f52cf8b61e3330169460da341b6df166
--------
のような行がいくつもあるはず。さっきメモしておいた時刻を参考に、スリープになった時刻(メモした時刻の5分後あたり)と電源オフになった時刻(さらに5分後あたり)を探す。それらしいのが見つかったら、

5. .addons/screensaver/screensaver.cfg をまたエディタで開き、stanby/poweroffのところに(上の例では)

 standby=1cb90b08b52d8b27e414c83274cf978a
 poweroff=f52cf8b61e3330169460da341b6df166

のようにコピペ(それぞれの一番下のやつがいいらしい)。
さらに、
 debug=0
に戻す。

あとは、スクリーンセーバーが機能しているか確認。

ちょっと手間。で、FWのアップデートのたびにスキャンし直しらしい・・・。


 
 
 

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2015年9月25日 (金)

Kobo: cfwの本棚作成スクリプトを更新(著者名コレクションの修正その他)

前回のランチャー用cfw本棚作成スクリプトを少し改良。


◎cfwの本棚作成スクリプトの著者名コレクションを修正

著者名でコレクションを作ると、たとえば、
 「山田太郎」
 「山田 太郎」
のように、同じ著者なのに別のコレクションができてしまうことがある。

データベース上で著者名が統一されていないとこうなる。このままだと使いにくいので、コレクション名では著者名のスペースを削除して、
 「山田太郎」
に統一、コレクションをひとつにする。

著者名のコレクションとは具体的には、koboCFW.confで、
 StoreBookInsertShelf="ATTR"
 UserBookInsertShelf="ATTR"
また、
 UserBookInsertShelf="MIXED1" 「著者 - フォルダ」
 UserBookInsertShelf="MIXED2" 「フォルダ - 著者」
にして作成したもの。

あと、著者が複数の場合、
 「山田 太郎 & 佐藤 花子」や「山田太郎/佐藤花子」
などのようになっていたら、
 「山田太郎, 佐藤花子」
のように、", "で統一するようにした(たぶん)。そういう本を持っていないので、実は未確認。

以上の修正は和書に対してのみ有効。具体的にはデータベースでLanguageが"ja"、"jpn"、"enm"になっている本に限定。したがって、言語情報のないcbz/cbrなどには適用されない。もちろんスペースを取ってしまったら、著者名がおかしくなる洋書にも適用されない。


◎コレクション作成のバリエーションをもうひとつ追加(一番上のフォルダ名をコレクションに)

cfwは最下層フォルダ名からコレクションを作るが、逆にして一番上のフォルダ名でコレクションを作れるようにしてみた。

 動物/哺乳類/ネコ/シャム.kepub.epub
 動物/魚類/さんま.kepub.epub

のようなフォルダ構成だとすると、'動物'という名前のコレクションができ、動物以下のすべてのフォルダの本が、'動物'コレクションに入る。
コレクション名には'(シングルクォート)をつけるようにしたので、コレクションの最初に来るようになっている。

このコレクションも、koboCFW.confで"ON/OFF"の設定はしない。該当するものがあれば、かならず作成される。
また、フォルダに階層がない場合(フォルダ内に下位フォルダがない、つまり、一番上のフォルダ=最下層フォルダの場合)、最下層フォルダでコレクションを作るほうが優先される(コレクションは二重にならない)。

デフォルトでは無効にしているので、使い道がありそうならどうぞ。
有効にするには、
1. .kobo/db_scripts/cfw_scripts/createbookshelf+plus.sh をエディタで開く
2. 224行目から228行目(if から fi まで)行頭の # を削除
3. koboを再起動

同じように、たとえばカスタムで追加してある[言語]コレクションを無効にしたければ、同じ要領で今度は逆に、行頭に#をつけてやる。
#   if [ $SHELFNAME_LANG != "" ]; then 
#   から5行
#   fi
みたいに。で、kobo再起動。

また、コレクション名に使っている括弧[ ]、< >なども好きなように変えればいい。たぶん見ればわかる。


◎ダウンロード
著者名コレクション修正版 ダウンロード
これもスクリプト部分のみ。本体のランチャーをインストールしていないと使えない。


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2015年9月22日 (火)

Kobo: cfwの本棚作成スクリプトをカスタマイズ & Calibreと連携 

ランチャー用のcfw本棚作成スクリプトをカスタマイズして、機能追加。
こんな感じか、と勘で。

試してみたい人は、ダウンロード

(スクリプトのみ。ランチャー本体がインストール済みであることが条件。「cfwの本棚作成をランチャーで実行」も参照)

追加したのは、
1. 言語別のコレクション 
2. 最下層フォルダ名のコレクション化を恒常化
(koboCFW.confで設定するUserBookInsertShelf="FOLDER"とは別に)
この2つのコレクションはkoboCFW.confで”ON/OFF"などの設定はしない。該当するものがあれば、かならず作成される。

Kobocollection01

言語のコレクションには[ ]をつけて、コレクションの先頭にくるようにしている。
データベースにLanguageの設定がある本にかぎる。cbzなど言語情報のないものはコレクションに入らない。日本語、ドイツ語、英語はそれぞれコレクション化されるが、それ以外は[その他の言語]コレクションに入る。スクリプトを見れば、簡単に自分で変更できるだろう。

< >で囲まれているのが、最下層フォルダ名から作ったコレクション。< >で本来のcfwによるコレクションと区別した。これも括弧をつけたので、koboCFW.confで設定したコレクションよりも先にくる。

この画像ではジャンル的なフォルダ名にしてコレクション化しているが、シリーズ名にするなど使い方はお好みで。Calibreで書誌情報を管理しているなら、転送の際にシリーズ名のフォルダなど簡単に作れる。(後で説明する)

cfw本来の機能で作ったコレクションがこの後に続く。
ストア購入本: StoreBookInsertShelf="ATTR"
自分で転送した本: UserBookInsertShelf="ATTR"
としているので、著者名のコレクションがさらにできている。


Calibreで本を管理しているなら、本当はKoboTouchExtended pluginを使うのが一番楽。コレクション作成は柔軟だし、書誌情報の変換も便利。
だが、最近調子が悪くて、よくデータベースが壊れる。Koboのメモリー自体がいかれかけているのかもしれないが、ちょっと使い物にならないほど。なんかコレクション絡みっぽい。cfwの本棚作成スクリプトを使えるようにしたし、pluginを使うのをやめてみたら、データベースも壊れなくなったみたい。(うちの端末だけかもしれない)

pluginを使わないでどうやって転送するのかというと、Calibreの「ディスクに保存」のほうを使う。「デバイスに送信」は使わない。
これだと書誌情報の変換もできないし、本をコピーしても結果がすぐCalibreに反映されないから、コピーが終わったのかどうかもよくわからない。

だが、唯一の利点はファイル名やフォルダ名に日本語が使えること。plugin経由で転送すると、日本語は変な読み方のローマ字になってしまうが、「ディスクに保存」だと日本語がそのまま使える。だから、cfwでフォルダ名からコレクションを作っても大丈夫、というわけ。

ちょっと設定が必要。
Calibreの「設定」から「ディスクに保存」に進むと、
Calibre_disc_setting
・一番上のチェックのところはとりあえず全部はずした。
「英語に存在しない文字を英語の相当する文字に変換する」はかならずチェックを外す。

・「保存するファイルフォーマット」はepub

・「テンプレートを保存」はちょっと説明
 {languages}/{authors}/{tags:ifempty(その他)}/{title}.kepub

としているが、これはKoboに転送する際のフォルダ構成とファイル名を指定している。これで転送すると、
 言語/著者/タグ/タイトル.kepub.epub

というフォルダ構成・ファイル名になる。/がフォルダの区切り。

「タグ」はCalibreの書誌情報の項目のひとつ。Calibreで入力してあれば、それがフォルダとして作成される。もしタグがなければ、「その他」というフォルダを作って、そこに本を入れる。それが{tags:ifempty(その他)} と書いている意味。
こうしないと、タグがない本の場合、著者が最下層フォルダになって、cfwのコレクション作成に支障が出るので。

最下層フォルダをたとえばシリーズ名にしたければ、
 {language}/{authors}/{series:ifempty(その他のシリーズ)}/{title}.kepub

もちろんCalibreの書誌情報で「シリーズ」の項目ををきちんと入力している必要がある。

「著者 - シリーズ」というフォルダを作りたければ、
 {language}/{authors} - {series:ifempty(その他のシリーズ)}/{title}.kepub

など、いろいろ設定できる。詳しくは
http://manual.calibre-ebook.com/template_lang.html などを。


ついでなので、拡張子を.epubからkepub.epubに変えるだけでは栞が・・・という場合には、KePub Output Pluginでも。
http://www.mobileread.com/forums/showthread.php?t=220565

もちろん縦書きに対応しているわけはないので、epubからkepubに変換する時に、「外観」の「追加CCS」に縦書き用の設定を書いておけば、とりあえず縦書きkepubになるようではある。
縦中横とか、横書きページを含む本などは対応できないだろうが、読むだけならなんとか。
あと、できあがった本の拡張子は.kepubで、kepub.epubではないので、自分で直す必要がある。

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2015年9月16日 (水)

Kobo: cfwの本棚作成をランチャーで実行

KoboLauncherでcfwの本棚作成スクリプトが使えないか、やってみた。

KoboLauncher for DB scripts(前の記事)でやってみたが、オリジナルのKoboLauncherでもできるはず。ただしオリジナルは日本語フォントを追加してやらないと、日本語表示できないので注意。

試しにこんな感じで。
1. cfwのインストールは嫌なので、必要なデータベース書き換えのスクリプト群(/opt/cfw/scripts/*)と/mnt/onboard/.kobo/koboCFW.confのみのKoboRoot.tgzを作ってインストール。(common.shのsqlite3のパスだけはランチャーのものに変更した)
2. あとはKoboLauncherの.kobo/db_scripts/applications.iniに1行追加。
 コレクション作成 = /opt/cfw/scripts/createbookshelf.sh
3. koboCFW.confを適当に編集
4. 変更を反映させるためにkobo再起動
で、ランチャーを起動して、「コレクション作成」タップ。で、OKだった。
ランチャーをインストールしないなら、telnetでログインして直接スクリプトを実行、reboot、で。

cfwをインストールしている人は、KoboLauncherをインストールして、上のようにapplications.iniを編集するだけでいいはず。
他のスクリプトでは、contentupdate.shなどはOKだろうが、/opt/cfw/scripts/以下のスクリプトしかインストールしていないので、/etc/init.d/rcS* と連携しているスクリプトが正常に動くかどうかわからない(recentlyreading.shなど)。

KoboLauncherは/etc/init.d/on-animator.shをいじっているので、独自アニメーションを使った昔のcfwとはそのままでは共存できないだろう。最近のやつはon-animator.shを公式FWのオリジナルに戻すみたいなので、大丈夫なはず。cfw -> KoboLauncherの順のインストールならOK。逆はだめ。

-- 追記 --
cfwとランチャーを併用する場合
ランチャー終了後のnickelの起動は、LD_PRELOADでライブラリをロードする必要があるのかも。だったら、.kobo/vlasovsoft/run_nickel.sh でそうするように変更を。
それから、source /etc/init.d/rcSAdd は必要? cfw全体をインストールしているわけではないので未確認。
以上、cfwの/etc/init.d/rcS*を見て自分で判断を。
-- 追記おしまい --

cfwが動いているならそれで十分かもしれないが、ランチャー経由にする利点はある。もちろん、ランチャー経由でスクリプトを実行しなければならない、という意味では「自動」作成ではなくなるが、

◯スクリプトの実行がすぐ反映される。再起動やUSB接続がいらない。ランチャー起動時にnickelが停止され、ランチャー終了でnickelが再起動されるので。

◯FWのアップデートを気にしなくてよい。rcSでライブラリをロードする必要がなく、データベース用のシェルスクリプトを直接実行するだけの単純なもの。だから、FWのアップデートでcfwが動かなくなっても、スクリプトの実行はできる。
(もちろんFWのアップデートでKoboLauncher自体が動かなくなったら別だが。でも、KoboLauncherはgloHDにも対応しているみたいだし、アップデートは続いているようなので、開発が止まったcfwとは違うだろう)

というわけで、cfwが動こうが動くまいが、/opt/cwf/scripts/以下のスクリプトさえあれば、とりあえず本棚作成機能は使える。


で、cfwの本棚スクリプトを組み込んだKobLauncherを作成。cfwをインストールしていない人はこちらを。

コレクション作成機能追加版: ダウンロード(フォント置き場)

(cfwをすでにインストールしている場合でも使えるが、koboCFW.confは上書きされるのでバックアップを。また、cfwのスクリプトは.kobo/db_scripts/cfw_scriptsに置いたものを使うようになる。そのほうが手軽にアクセスできるので。わかる人なら作れる本棚の種類を変えたりできるはず)

インストール方法は前回の記事もしくはreadme.txtを参照。手順通りにやること。
Kobolauncher_menucfw_2

インストールしたら、
・.kobo/koboCFW.confを編集して、本棚(コレクション)を著者で作るか、フォルダで作るかなど、いろいろ設定。エディタは改行コードLF(Unix式)のものを使う。

* koboCFW.confを変更したら、面倒だがその都度koboを再起動させる必要がある。変更が反映されないので。

・koboCFW.confはcfwのものをそのままコピーしている。その中で使えるのは、「Section4 自動本棚作成設定」のみ。他は機能しない。

・cfwの本棚作成スクリプト(createbookshelf.sh)の前に、contentupdate.shを実行するようにしたので、cbz/cbrの著者名自動更新機能も使える。
これは、
「CBZ、CBRファイルのファイル名が [著作者名] 書籍名.cbz(またはcbr)というフォーマットに準拠している場合、Kobo上の著者名、書籍名を自動で正しく更新する機能」(cfwのreadme.txt)。
要するに、指示通りのファイル名にすると、著者のメタデータがないcbz/cbr(たぶんpdfも)でもデータベースに著者を登録してくれるので、ライブラリのリスト表示で「著者不明」にならないし、本棚作成にkoboCFW.confで「著者」(ATTR)を選んでも、cbz/cbrなのに著者毎の本棚が作成できる。

補足:
cfwのデータベース関連のスクリプトは全部コピーしておいた。動くかどうかはわからないが、試してみたいものがあったらどうぞ。(led-blink.shは使えないだろう。recentlyreading.shあたりはrcS*が絡むのでたぶんダメか?)
やり方は、.kobo/db_scripts/applications.iniに1行追加するだけ。たとえば、
 zip/rarをcbz/cbrに自動変換 = cfw_scrcipts/ReplaceFile.sh
みたいな感じ。左辺は適当に。右辺は試したいスクリプトのパス。スペースは半角スペースかタブ。
さらにkoboCFW.confでON/OFF設定。そしてkoboを再起動。

もうひとつランチャーに追加しておいたのが、データベースのバックアップ。
ただし、おまけ程度のもの。
ただのコピーではなく、ダンプ/リストアにしたのは、壊れたデータベースが修復される可能性があるから。実際ダンプ/リストアで何度か助けられたことがある。koboのドライブの一番上、DB_backというフォルダにバックアップされる。

こんな感じのランチャーのアップデート。
koboCFW.confをエディタで編集するのが面倒だが、とりあえず本棚作成スクリプトを利用できるようにした。
オリジナルのKoboLauncherやcfwとの共存を考えて、ファイルを.kobo/以下に置いているが、本当は別の場所にしたい。


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2015年9月13日 (日)

ドイツ語多読本:Anne-Gaëlle Balpe / Eve Tharlet: Der rote Faden

以前紹介したAnne-Gaëlle Balpe / Eve Tharlet: Der blaue Steinの続編。

拾い物が本のタイトルになっているのは前作同様。今度は赤い毛糸。
拾った赤い毛糸の顛末は?

これも本の中身を全部見ることができるmineditionの絵本。
http://www.minedition.com/de/book_detail.php?id=300
表紙をクリック

Anne-Gaëlle Balpe / Eve Tharlet: Der rote Faden

503語

スカートをはいているように見えるので、女の子と思うかもしれない。が、男の子。表紙ではわかりにくいだろうが、妖精的な存在。身長は手の平サイズなので。

前作"Der blaue Stein"では、ちょっとうつろな、お人形さんみたいな顔だったが、こちらではより柔和な顔になって、人間に近づいた感じ。表情も豊かになった。

表紙を見ての通り、風に飛ばされた赤い毛糸の行方を追っていく。すると、高い木の上で巣作りをしている鳥のもとへ。鳥は「ありがとう、柔らかくて温かくて巣にぴったりの毛糸だ」と。
誰かの役に立ててよかったなあ、なんて思っていると、お礼だと言って鳥は羽を2枚くれる。

羽を抱えて歩いて行くと、湖。そこにいるのがアリ、「湖を渡って家に帰りたいのだ」と言う。そこで、2枚の羽を使って・・・。

・・・で、そのお返しに何かをもらい、それがまた別の動物の役に立つ、また、お返しをもらう・・・。そんな思いやりと感謝がサイクルする、やさしいストーリー。
最後はまた赤い毛糸が戻ってきて、その行く先は当然・・・?

表紙にも見えるように、季節は秋の少し緑がかったクリーム色の空、そういう穏やかな色調が目にやさしく、落ち着いた気分が全体を包み込んでいる絵本。

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2015年9月 9日 (水)

Kobo: 行間・余白、フォント調節有効化、ページめくり方向変更を簡単にランチャーで

Koboの和書で行間・余白やフォントの太さの調節を可能にしたり、ページめくり方向を変えたりするには、データベースの書き換えが必要。そのデータベース書き換えのスクリプトを手軽に実行するランチャー。

スクリプトについては、こちらの記事を。
それで見た目がどう変わるかは、以前の記事の画像を。

使ったのは、
・KoboLauncher for standalone Qt apps
http://www.mobileread.com/forums/showthread.php?t=201632
http://vlasovsoft.triolan.com.ua/files/kobo/ から、pbchess-2015.07_kobo.zip を利用。

・KSM07用のデータベース書き換えスクリプト
https://dl.dropboxusercontent.com/u/47735857/kobo-shell-scripts.zip
これについては、
http://soranoji.air-nifty.com/blog/2015/02/kobo-fw3131-aab.html#comment-117624218 参照。

この2つを元に、データベース書き換えスクリプト専用のランチャーを作成。
元のKoboLauncher for standalone Qt appsのゲームやCool Readerなどアプリケーションを削除して、データベース書き換えスクリプトを追加した程度のもの。

元のKoboLauncher for standalone Qt appsと共存できるようにしたはずだが、動作確認はしていない。


使用は自己責任で。
データベース(KoboReader.sqlite)をいじるので、バックアップをかならずとってから。

◯ダウンロード
フォント置き場から

◯インストール
KoboLauncher for standalone Qt appsとやり方は同じ。

1. KoboLauncher_for_db_scripts.zipを解凍する。ファイルは3つ。
000_db_scripts.png
KoboRoot.tgz
readme.txt

2. 000_db_scripts.pngをPCにつないだKobo端末のルート(ドライブの一番上)にコピー。
場所はそこ以外は不可。
USBケーブルを抜いて、ホーム画面/ライブラリの「本」リストに000_db_scripts.pngのサムネイルが現れるのを確認する。確認できるまでは次の作業に移ってはいけない。

横着をして、000_db_scripts.pngとKoboRoot.tgzを同時にインストールすると、おかしな動作を起こす。手順どおりに、別々に。

3. ふたたびKobo端末をPCにつないで、KoboRoot.tgzを端末の.koboフォルダにコピー。USBケーブルを抜くと、自動的に再起動する。これでインストール終了。

* FWをアップデートしたり、端末の「アカウント」設定でログアウトした場合には、再インストールが必要。

◯アンインストール
.kobo内の、
on_start.sh
fmon
db_scripts
vlasovsoft
を削除して、かならず再起動。

◯使い方
ホーム画面・ライブラリに見える000_db_scripts.pngのサムネイルをタップすると、ランチャーが起動する。
000_db_scripts
これをタップ。

・初回起動時は設定画面になる。
Languageの設定を求められるので、適当に選んで「OK」。
Kobolauncher_conf

ランチャーのメニュー画面
Kobolauncher_menu_3
・スクリーン下部の真ん中の「ギア」アイコンがランチャー自体の設定。
 ランチャーの使用時のフロントライト、スリープなどの設定がある。
・スクリーン下部右の「電源スイッチ」アイコンをタップすると、ランチャーが終了、ホーム画面に戻る。

・スクリプトの実行
1. 変更したい項目をタップ
2. 「更新中」の黒い画面になり
3. 処理が終わると、ランチャー画面に戻る
4.「電源スイッチ」アイコンで、ホーム画面に戻ることができる
5. 念のため Reboot を
再起動なしにデータベースの書き換えを繰り返していると、データベースがおかしくなりそうなので、最後は再起動しておいたほうが安全。Koboのデータベースはよく壊れるので。

・データベースの更新が必要ない場合
1. タップ後、「データベース更新の必要はありません」の表示
2. 自動的にランチャー画面に戻る
3. 「電源スイッチ」アイコンで、ホーム画面へ
たとえば、すでにページ送りを左にしていて、本の追加もないのに、もう一度ページ送りを左にするスクリプトをタップしたときは、データベースの書き換えはしない。

・「データベース更新の必要がありません」でも、スクリプトを実行したい
1. ランチャーの「MD5チェックサム リセット」をタップ
2. 目的のスクリプトを実行

同期して新しく本をダウンロードした後でも、「データベースの更新の必要はありません」になる場合がある。このあたり、ダウンロードとUSB接続による手動追加とでは何かが違うのか?


◯ランチャーのメニュー項目とスクリプトの対応
.kobo/db_scripts/applications.ini を参照。
使わない項目をメニューから消したいときは、applications.inから該当する行を削除する。

・ランチャーのメニュー項目
詳しくはKoboLauncher_for_db_scripts.zip同梱のreadme.txtを。

・「ページ送り > rtl 左」
とあるものは、スクリーン左をタップでページめくり、もしくは、左から右にスワイプ。
縦書き和書は"rtl"が普通。"right to left"(rtl)は、紙の本を開いたら、まず右ページを読んで、次に左ページに進む、ってイメージ。横書きの本や洋書はその逆で"left to right"。

・「ページ送り > ltr 右」
当然、スクリーン右タップでページめくり、もしくは右から左にスワイプ。

・「和書: 行間/余白/フォント調節 有効」
・「和書: フォント調節のみ 有効」
・「和書: 行間/余白/フォント すべて無効」
洋書は行間・余白・フォントの太さの調節ができるのに、和書はできない。楽天はずっとそれを放置。
なので、勝手に対策。言語設定を日本語("ja")以外にすると、調節可能になる。理不尽だが、データベース上の本の言語設定を書き換える("enm"や"jpn"に変更して"English"に見せかける)。
ただし、注意点。
△行間はいいが、余白はフルスクリーン・モード(ヘッダー、フッターの表示オフ)にしないと、うまく調節できない。フルスクリーン・モード推奨。フルスクリーン化はパッチの必要もないので簡単。やり方は何度か書いているが、
1) PCにつないだKoboの、.kobo/Kobo/Kobo eReader.conf をエディタで開いて、
 [FeatureSettings]   
 FullScreenReading=true
を追加。その後、再起動。

2) Koboの上部メニューの「設定」 > 「読書設定」と進むと、「ヘッダー、フッターを表示:」という項目が追加されているので、「オン」のチェックをはずす。

△「フォント調節」
これを有効にすると、フォントの太さを調節できるようになるが、ただし「フォント詳細設定」有効化パッチをあてている必要がある。これはいつも紹介している便利なパッチの中にある。
http://www.mobileread.com/forums/showthread.php?t=260100 から、FWのバージョンに合ったパッチをダウンロードすること。
このパッチについては何度も書いているし、長くなるので詳しくはKoboLauncher_for_db_scripts.zip同梱のreadme.txt参照。

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2015年9月 6日 (日)

ドイツ語多読本:Rose Pflock / Kazuo Iwamura: Die Schlittenfahrt von Matz, Fratz und Lisettchen

日本語オリジナルは文・絵ともにいわむらかずおだが、ドイツ語版は文が別の人で、直接の翻訳ではないらしい。文は自由に作られているのかもしれない。日本語オリジナルを知らないので、何とも言えないが。

Die Schlittenfahrt von Matz, Fratz und Lisettchen

392語

雪だ、とパジャマのまま、はだしで外にでる子リスたち。寒そうにドアから顔を出して、家に戻って着替えなさいというお父さん。
お母さんは子供たちを着替えさせ、お父さんに、そりを出してちょうだい、と言う。でも、薪ストーブの前から動きたくないお父さん。

子供たちは外に出てそりで遊ぼうとするが、重くて動かない。やはりお父さんに出てきてもらうしかない。
まるで北極にでも行くみたいに着込んで、いやいやながら外に出てくるお父さんだが、そりを引っぱっているうちに体も温まったのか、子供たちがヘタクソなのを見て、こうやるんだとだんだん調子に乗ってくる。

で、子供よりはしゃいでしまう大人・・・。
最後はお母さんの手を引っぱって連れてきて、いっしょにそりに乗るお父さんがチャーミング。

よく絵本にあるパターンだが、文章は韻を踏む形になっている。そのためか、日常的な文章とは語順が違っていたりするし、言葉の選択がむずかしいような気はする。でも、絵は親しみやすいし、ストーリーは絵で追えるようになっているので、楽しめるはず。

日本語オリジナル
いわむら かずお:ゆきのひはあついあつい (至光社国際版絵本)


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2015年9月 2日 (水)

Kobo Touch 2.0 もうすぐ発表か(追記:公式アナウンスでた)

カナダのストアに商品ページが見つかった(フライイングか?)、Koboの新モデルKobo Touch 2.0。
Koboの公式アナウンスはまだない。

とはいっても、もうすでにコードネームは明らかで、6インチの低解像度の低価格版だろうという予想は出ていたし、別に驚きはない(6月の記事「Kobo、もう一つの新型、Kobo Touch 2.0 = Pika = 6インチ?」参照)。

もうカナダのストアから商品ページは消えているので、画像はallesebook.deの記事("Kobo Touch 2.0 geht an den Start")などを。この記事では、9月4日ベルリンで開催されるIFA(国際エレクロニクス展示会)でお披露目だろう、としている。

商品ページからわかるスペックは、
・6インチで、解像度は800x600
・E Ink Pearl
・サイズはglo HDと同じ
・値段はアメリカ・ドルだと$68?
・写真から判断すると、背面の加工がglo HDとは違う
この程度か。

パネルはE Ink Pearlで一世代古く、Cartaより劣るのは明らか。解像度も一昔前のレベル。低価格のエントリーモデルで、アマゾンの無印Kindleとディスプレイは同じスペック。

Kindle Paperwhite以前のKindle3やKindle Touchから使っているので、Pearlで800x600なんていう過去のクオリティに戻る気はない。まったく興味がわかないKobo Touch 2.0だが、上記以外のスペックを予想すると、

・フロントライトはない
・タッチは赤外線方式(6インチaura以外に静電容量方式のモデルはKoboにはない)
・SDカードスロットはない(glo HDと同系統の基板らしいので)
・CPUはたぶんglo HDと同じFreescaleのi.MX6で、H2Oより新しくなって、Kindle並みになる

こんな感じか。
プロセッサが新しくなりそうなところ以外は低スペックの廉価版。

無印Kindleに対抗する製品のようだが、どうなんだろうなあ。
無印Kindleはリフレッシュ(白黒反転)は50ページ毎らしいが、Koboは6インチAuraを除いて、最新のglo HDでも6ページ毎というポンコツぶり(たぶんRegal waveform技術を使っていないから)。
glo HDと同系統の基板だから内部SDカードの換装はできそう。ストレージを増やしたい人にはいいかもしれないが、無印Kindleと較べて魅力があるとは思えない。よほど値段を安くするのでもないかぎり。


Koboの秋・冬の新モデルのリリース、あるのかなあ。Kobo Touch 2.0で終わりだったりして・・・。
あったとしても、6インチは新モデルを2つ出したので、もう今年は6インチはないかもなあ。glo HDはピンと来ないし。
Koboはもう静電容量方式のパネルを使う気はないのか? 赤外線方式は反応がよくない印象があるし、邪魔くさいベゼルとスクリーンの段差が必須。フラット・デザインの製品をどこよりもはやく作ったのは、Koboだというのに。

H2Oはプロセッサを新しくするなどの改善の余地はありそう。glo HDやKindleより古いプロセッサだから。
現行のi.MX6になるのか、それとも、、新プロセッサのi.MX7 dual?
ただ、新プロセッサの量産開始は11月からだそうだから、搭載されるのかどうか。

Kindleのこれから発表されるだろう新モデルは新プロセッサかなあ。


-- 追記 --
◎Koboの公式アナウンス
http://cafe.kobo.com/blog/kobo-touch-2-0-the-next-generation-of-a-fan-favourite

・スペックは予想通り。プロセッサもi.MX6になってglo HD/Kindleと同じに。
・意外なのは、2本指によるマルチタッチのサポート。6インチAura方式にして、左辺の上下スワイプでフロントライト調節するのをやめるのか? いや、Touch 2.0にライトはないんだった。とすると、6インチAuraと同じようにピンチ操作で拡大・縮小可能に?

◯Display: 6” Pearl E Ink touchscreen; 800 x 600 resolution, 167 PPI; Neonode IR touch with 2 finger multi-touch support
◯Size: 115 x157 x 9.2 mm; Weight: 185g
◯Processor: Freescale i.MX6 Solo Lite @ 1 GHz
◯Connectivity: Wi Fi 802.11 b/g/n and Micro USB
◯Supported file formats:
 eBooks: EPUB, EPUB3, PDF, and MOBI
 Images: JPEG, GIF, PNG, BMP and TIFF
 Text: TXT, HTML, XHTML, and RTF
 Comic Books: CBZ and CBR

値段:$89.99 CAD/USD MSRP (€89.99 MSRP)
発売日:
 9/9:アメリカ・カナダ
 9月末:イタリア、オランダ、ベルギー、メキシコ
 10月:フランス、スペイン、ドイツ
 その他の国は、年末か来年初頭
-- 追記おしまい --

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