Kobo: FW3.17.3 アップデート & パッチ、スクリーンセーバー
問題があって配布停止された3.17.0の修正アップデート、3.17.3。
楽天が日本にアップデートを提供するかどうかは不明。
FW3.16.10以降で再起動に悩まされている人は自分でアップデートをしたほうがいいかも。
3.17.0の問題点、インストールについては前の記事「Kobo: FW3.17.0 アップデート & パッチ、スクリーンセーバー」参照。
◎ダウンロード
http://www.mobileread.com/forums/showthread.php?t=185660 から
◎変更点
http://www.mobileread.com/forums/showpost.php?p=3154719&postcount=17
・3.17.0で指摘されていた、PDFでsickelが再起動を引き起こす問題の修正。sickelは無効化されたらしい。
・電源OFFした時に開いていたページが記憶されない問題の修正
・同期の仕方変更。同期が速くなった。が、それは同期するものによって時間を変えたため。たとえば辞書はリスト(?)を変更した時に同期が行われる。
・ストアの表示が変わった(が、未確認)
とのこと。
問題のsickelは無効になっているらしいから、これで安心して使える?
再起動しろというsickelのログだけは残るが、実際の再起動はない、というポストもある。
同期の変更で気づいた点
すぐに「同期が完了しました」になる。それは本をダウンロード待ちの状態でライブラリに入れるだけで、ダウンロードは行わないからのようだ。
それから、「同期が完了しました」の後すぐにWiFiを切ろうとすると、「同期を中断しますか?」みたいなことを聞かれるので、バックグラウンドでなんらかの同期作業が行われている模様。
あと、上の説明の辞書のところだが、これはちょっと違うみたいだ。
カスタム辞書を入れている人は注意が必要。これまで通り同期すると、辞書は公式の辞書に戻されてしまう。「同期が完了しました」の後も、バックグラウンドで辞書の同期も行われているようだ。
◎いつもの便利なパッチ
http://www.mobileread.com/forums/showthread.php?t=264271
個々のパッチの解説はIndex to the Metazoa firmware patches
◎スクリーンセーバー
http://www.mobileread.com/forums/showthread.php?t=255238
再インストールなしで使えている。
FWをアップデートするとrcSが元に戻るので、このスクリーンセーバーのようにrcSを使わない方式は再インストールなしで済んで楽。
ついでなので、もうひとつ
◎KoboStuff
http://www.mobileread.com/forums/showthread.php?t=254214
ssh/telnet、sqlite3、python等々の他に、nano(エディタ)、fbgrab(スクリーンショット)も入っている。
これもrcSを書き換えないタイプなので、FWのアップデートがあっても再インストールがいらなかったりする。
このssh/telnet、sqlite3、pythonがあると、こちらのpythonのスクリプトで、ページめくりのタップ/スワイプを左右逆に変更できる。cbz/cbrのページ送り変えたいとか、和書でもどうしても右タップにしたいなんて人向き。
ssh/telnetでの操作はここを参照。language-ja-to-nl.pyを自分の使いたいスクリプトに読み替えればいい。
どのpythonのスクリプトを使うのかは、ファイル名で判断を。PPDは"Page Progress Direction"で、ltrが"left to right"、rtlが"right to left"のはずだから、見ればわかるはず。
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