ドイツ語多読本:Karina Schaapman: Das Mäusehaus. Wir bekommen Geschwistern!
人形の家の実写絵本シリーズ、Das Mäusehaus、2冊目。
1冊目は、"Karina Schaapman: Das Mäusehaus. Wir ghen einkaufen!"と、テーマは買い物だったが、今回は三つ子が生まれたという話。ネズミなので多産なのだろう。
Karina Schaapman: Das Mäusehaus - Wir bekommen Geschwisterchen!
296語
家具や部屋の内装など、細かく作り込まれているのが特徴の絵本。
この表紙の写真でも、壁に子供が描いた絵が貼ってあったりと、細部にも凝っているのがわかるはず。
2歳向けなので、日常のひとコマを切り取って、説明している程度。ストーリー自体に深い展開はない。その分、文章は平易。
たとえば、「Conni、幼稚園へ行く」、「Conni、歯医者に行く」、「コニー、誕生日を祝う」みたいなConniシリーズのように、空想物語ではなく、幼稚園や歯医者はどんなところか、誕生日はどういうものかなど、、現実を子供に説明するための絵本がある。この"Das Mäusehaus"の2歳対象シリーズもそういう絵本のさらにやさしいものと思ってもいいかもしれない。
その意味で、この巻では赤ん坊が家にやってきたら、何を用意して、どういうことをするのか、その際のドイツ語表現を知ることができる。もちろん、絵というか写真そのものを楽しんで見るだけでもいい。
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