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2015年7月27日 (月)

ドイツ語多読本:Axel Scheffler / Julia Donaldson: Der Grüffelo

Axel Schefflerの描く絵本は何度も紹介しているが、ひょっとしたらこれが代表作?

「ドイツ語多読本:Jon Blake / Axel Scheffler: He Duda (Minimax)」のウサギの、ボケっぷりもよかったが、こちらはネズミの機転が読ませどころ。

Axel Scheffler / Julia Donaldson: Der Grüffelo

703語

表紙の右側に描かれている大きな動物がGrüffelo。さて、左下のネズミとどういうドラマを見せてくれるのか?

どうも主役はネズミのほう。

森を歩いていると、キツネに出会うネズミ。キツネは食事に招待しようという(もちろんネズミ自身がキツネの食事になる)。いや、残念だなあ、これからGrüffeloのところに食事に行くんだ、と答えるネズミ。

Grüffeloなんて聞いたこともないキツネは、それがどんなやつなのか、たずねる。
知らないのか、じゃあ教えてやろうと、ネズミはGrüffeloの恐ろしげな容姿を語って聞かせる。そして最後に好物はキツネの串焼きだよ、ととどめの一言。

キツネは逃げ出す。
Grüffeloなんて、そんなものいるわけないじゃないか、バカなキツネめ、とほくそ笑むネズミ・・・。

さらに、ネズミを狙って甘い言葉をかけてくるフクロウ、そして、ヘビ。
すべて同じ要領で撃退するネズミ。

と、ここまでは力のない小動物が知恵で捕食者を撃退する物語なのだが・・・・。

なんと次にネズミが出会うのはGrüffelo。
作り話のつもりだったのに、Grüffeloは実在したのだった。
Grüffeloが言うには、ネズミ・サンドが大好物だ・・・・。

さてどうするネズミ??
もちろんネズミの武器は自分の頭脳しかない。さあ、どうやってGrüffeloから逃れる?
あとは読んでのお楽しみだが、さっき出会ったキツネ、フクロウ、ヘビを利用する・・・。

作り話で難を逃れたと思ったら、それが実は現実で、ピンチに直面する流れの逆転、それでも、その難局を乗り切るネズミの機転。ストーリーもよくできていて、動物たちの絵にもどこか愛嬌があって楽しい。
文章は韻を踏んでいるので、本当なら音も楽しむべきところ。

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