ドイツ語多読本:Helme Heine: Die Perle
宝物発見。空想がふくらむ・・・。
タイトルと表紙の絵そのまま、真珠貝を見つけたビーバーの話。
見つけた真珠貝を眺めてご満悦のビーバー。森の動物たちは羨ましがるだろうなあ、と空想が広がる・・・。
とうぜん、森の動物たちはどこで見つけたのか聞く。ビーバーはごまかして、森の中だなんて言う。
もちろん真珠貝が森にあるはずもなく、湖で見つけたはずだ、と湖を探しだす動物たち。
そこで、ビーバー、ここは僕がダムを作ってできた湖だぞ、と所有権を主張。
そのダムは森から材料を取ったんだろう、と反論して、探し続ける動物たち・・・。
さらに宝物探しは激化、探しやすくしようとダムから放水してしまう動物たち、文字通り泥沼の争い、そして、疑心暗鬼からついには・・・。
と、真珠を見つけたことから醜悪な争いが勃発し、カタストロフに向かっていくと思いきや、はっと夢から覚めるビーバー。さて、ビーバーは真珠貝を・・・?
水彩の穏やかな絵柄からも想像できるが、結末はとても穏便なので、ある意味安心して読める絵本。
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