ドイツ語多読本:Gabrielle Vincent: Ernest und Celestine machen ein Picknick
小さなCelestineにねだられ、すねられてしまったら、もう言うことを聞くしかない大きなErnest。このシリーズ、もう1冊。
前の記事:
「ドイツ語多読本:Gabrielle Vincent: Weihnachten bei Ernest und Celestine」
「ドイツ語多読本:Gabrielle Vincent: Ernest und Celestine suchen Simon」
今回はピクニックへ。
Ernest und Celestine machen ein Picknick
328語
残念ながら現在品切れ状態
前日、「これ全部食べられるの?」「大丈夫さ。いや、やっぱり作りすぎたかな」「きっと大丈夫よ」
なんて会話をしながらピクニックの弁当を用意する、楽しげなCelestineとErnest。そんな場面の表紙。
うきうきとベッドに入り、次の日起きてみたら、雨。
雨だから中止にしようというErnestに、いつものパターンでむくれて見せるCelestine。
そして、せがむCelestineに、いやとは言えないやさしいErnestもいつものパターン。
じゃあ、雨は降っているけど、天気がいいふりをして、出かけようと提案。
もちろんレインコートに傘をさして、でも「見て、いい天気よ」なんて言いながら出発・・・。
こういう何かふりをして遊ぶ感じも、普通とは違うピクニックの気分を盛り上げるだろう。
森に入り、棒を2本立て、それと木の枝の間にシートを張って、雨よけのテント代わり。そこでお弁当。
天気のよい日のピクニックもいいだろうけど、ちょっと非日常的な雰囲気もきっと楽しいにちがいない。そんな楽しそうな二人の様子。
そこに、ここは私有地だぞ、と苦情を言いに来る男が登場・・・。
もちろん話はハッピーな方向に進む。今回は目をつぶるよ、と言う男に、じゃあいっしょにお茶でも、なんてことになり、こんな雨の日にピクニックなんかすることになった経緯を楽しげに話す二人・・・。
ちょっとセピアな色使いでレトロな感じのやさしい絵といっしょに、話を追っていけば、心も安らぐ絵本。
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