« ドイツ語多読本:Philip Waechter: Endlich wieder zelten! | トップページ | ドイツ語多読本:Martin Ebbertz / Christine Brand: Glück und Pech eines Brustschwimmers »

2015年5月25日 (月)

Kobo glo HD: いつものallesebook.deの詳しいレビュー

allesebook.deによるKoboの新モデルglo HDのテスト。いつも紹介しているので。

"Testbericht: Kobo Glo HD"
http://allesebook.de/testbericht/testbericht-kobo-glo-hd-63728/

◎作り
・サイズ:157 x 115 x 9.2 mm、重さ:180gは6インチモデルとしては中位クラス。手に持つと厚さが目立つが、他より厚いというわけではない。(Voyageや6インチAuraより厚いのはあきらかだが・・・)

・見た目、デザインは他よりすぐれている点はない。値段を考えあわせれば納得か。それに無印Kindleよりは安っぽく見えない。

・ベゼルは指紋がつかないし(H2Oとは違って)、光の反射もない。背面はゴム加工でグリップはいい。が、指紋は前面より目立つ。背面の切り込み模様にホコリが入る。
強く握ると、背面からわずかに軋むような音がすることがある。神経質な人は気になるかもしれないが、実用上は問題ないだろう。

・microSDカードスロットがないのは人によってはマイナス。コストを切り下げるためか、あるいはH2Oとの差別化をはかるためか。

◎ディスプレイ
・1448×1072、300ppi、E Ink Cartaのディスプレイは、amazonの最高級モデルKindle Voyageと同じ。(H2Oは6.8インチなので、265ppiになる)

フォントを小さくするとか、直接隣に並べてみるとかしないと、肉眼では300ppiのクオリティは感じられないかもしれないが、212ppiのKindle Paperwhiteとのフォント拡大写真を見ると、差はあきらか。
Glohdvspw1
(リンク先はallesebook.de)
glo HDのほうがシャープなのは解像度の他に、赤外線方式のタッチスクリーンのおかげもある。Paperwhiteのほうは静電容量方式による、軽いゆがみ、光の屈折がある(とくに"H"の文字の左縁)。glo HDにはそれがない。
(赤外線方式と静電容量方式の差を言うなら、同じ300ppiのKindle Voyageとの比較写真が欲しいところだ)


・コントラスト(ライトなし)
Glo_hd_kontrast01

・コントラスト(ライト最大)
Glo_hd_kontrast02
コントラストはライトなし・ありともにハイ・レベルで、Kindle Paperwhiteと同程度。
(H2Oに並ぶのかと思ったら、そうでもないようだ。でも、Paperwhiteと同等なら優秀。問題はないはず)


・明るさ(ライト最大)
Glo_hd_max_helligkeit

・明るさ(ライト最小)
Glo_hd_min_helligkeit
ライト最大時の明るさは高レベルで、屋外など明るいところで読むには有利。ライト最小もこのくらいなら、gloのように暗い場所でディスプレイが明るすぎる、なんてこともないだろう。


・ライトのクオリティ
Glohdvsvoyagebeleuchtung
色味はglo HDのほうが冷たく(青っぽい)、Kindle Voyageのほうが黄色っぽい。
ライトにムラはない。Voyageのようなグラデーションもないが、ディスプレイの下辺に影、あるいは光源のありかが見える。とはいっても、読書の邪魔になるレベルではない。


◎その他
・マルチタッチ(2本指での操作)が可能に(H2OもFW3.15.0にすれば可能)
PDFのズームがピンチ操作でできる。おまけのWebbrowserもピンチ操作で拡大・縮小できるそうだ。
epubでピンチ操作でフォントサイズの変更はできない。

・PDFだけはLandscapeモード(横画面モード)可能。

・Koboはどれもバッテリーの持ちがいいが、glo HDはその中でもすぐれているようだ。


◎まとめ
ディスプレイに関しては、H2OやKindle Voyageのほうがコントラストがすぐれていいるが、表示のシャープさやコントラスト、ライトの明るさ、またムラのなさなど、どれをとっても申し分ない。
microSDカードスロットの省略、また背面のかすかな軋む音は欠点だが、それでも最高レベルの端末の一つに入るのはまちがいない。コストパフォーマンス(129Euro/dollar)も考慮すれば、ベストと呼べるかもしれない。

ざっと目立つところははこんな感じか。

--
あとは個人的な感想。
コントラストは同じ赤外線方式のH2Oと同レベルかと思ったら、そうでもなかったのが予想外。それでもKindle Paperwhiteと同程度なら優秀。問題ないだろう。

値段から考えても、やはりKindle Paperwhiteの対抗馬。Paperwhiteかglo HDかの二者択一なら、glo HDを選ぶのも十分あり。300ppiの表示クオリティはやはり大きい。ぼやけた表示で目を疲れさせたくない。

でも、やはり気にいらないのは、全画面リフレッシュ6ページ毎ってこと。
どのレビューも問題にしないんだよなあ、これ。昔のKobo Touch時代から進歩なし。

何度も書いているが、Kindleは14ページでリフレッシュ。表示の劣化が少ないから14ページまでもつ。が、glo HDやH2Oはその2倍以上の頻度でリフレッシュが必要。ということは、Kindeの2倍以上の速さで表示が劣化するってことだろう。6インチAuraは章単位のリフレッシュ。

これはRegal waveform technologyってやつを使っていないからだろう。Kindleはこの技術を採用しているし、Koboでこれを使っているのは一昨年発売の6インチAuraだけ。去年発売のH2Oも使っていない。

それに、赤外線方式はタッチの反応もよくないし(少なくともgloは)、フラットにできないし、パッとしないんだよな、去年からのKobo。6インチAuraをCartaの300ppiにしてくれたら、迷わず買い換えるんだが・・・。


|

« ドイツ語多読本:Philip Waechter: Endlich wieder zelten! | トップページ | ドイツ語多読本:Martin Ebbertz / Christine Brand: Glück und Pech eines Brustschwimmers »

kobo」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/592212/61640753

この記事へのトラックバック一覧です: Kobo glo HD: いつものallesebook.deの詳しいレビュー:

« ドイツ語多読本:Philip Waechter: Endlich wieder zelten! | トップページ | ドイツ語多読本:Martin Ebbertz / Christine Brand: Glück und Pech eines Brustschwimmers »