Kobo Glo HD追加情報: 殻割り・SDカード換装可能なようだ
また追加情報
◎メモリ換装可能っぽい
イタリアのレビュー動画を見たかぎりだと、殻割りは楽にできそう。メモリは4GのmicroSDカードがささっているのが、あきらかにわかる。Gloと同じように換装できそう。
"Kobo Glo HD: la recensione di HDblog"
http://mobile.hdblog.it/2015/04/22/recensione-kobo-glo-hd/
このページの写真参照。
外部SDカードスロットががなくなったので、ストレージをどうしても増やしたい人には朗報。かりに外部SDがあっても、換装したほうがたぶん動作も安定しているだろうし。
◎ファームウェア
http://www.mobileread.com/forums/showthread.php?t=185660
すでにダウンロードできるが、Glo HDは、"Mark 6 Hardware"となっていて、Glo(Mark4)、Aura/H2O(Mark5)とは別のファームウェアだろう。
5月の出荷時期以降、他の端末用のファームウェアのアップデートがあるかどうか待ったほうが確実。
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Gloから買い替えを考えているなら、Glo HDは買って損はないはず。
Kindle VoyageのE Ink Cartaの300ppiを知っているので言わせてもらうが、300ppiはやはり表示がきれい。Glo HDもCartaで300ppiだから、Kindle Paperwhiteより表示能力がすぐれているのは間違いない。かつてのGloなどとは世界が違う。長時間文字を読むための端末なんだから、スクリーンの表示は命。
どうしても気になるのは、全画面リフレッシュ(白黒反転)が6ページ単位のままだということ。昔のKobo Touchも同じ6ページだったはず。なぜリフレッシュ頻度だけは大昔のままなのだ、Kobo? まるで6インチAura(リフレッシュは章単位)なんか存在しなかったみたいに。Sonyの端末などはリフレッシュは4時間に1回なんて言われてたのに。
6ページ単位で強制リフレッシュが必要なGloは、すぐに文字がにじみ・ぼやけ始める。E Ink CartaになってH2Oでは改善されているのかどうか。H2Oは持っていないので確かめようがない。Glo HDもCartaで、同じ解像度だから(ppiはGlo HDが上)、H2Oレベルだろうとは思うが。
129.99ドルという値段は、Kindle PaperwhiteのWiFiタイプのキャンペーン情報あり版と、なし版のちょうど中間の値段。日本でも楽天が戦略的にそのあたりの価格帯を狙ってくれればいいんだが、どうなるだろうなあ。5月に海外で発売開始されれば、アマゾンも値下げしてくるかもしれないし。
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Glo HDはとりあえず様子見。11月、12月の例年の新型発表時まで、とりあえず待ってみる。でも、今年はもう6インチの新型はないのもかなあ(低解像度のPikaには興味なし)。
やはり、リフレッシュ頻度なんとかしてほしいし、ページめくりの邪魔になるから、ベゼルとディスプレイの段差はいらない。そうなるとタッチは静電容量方式でないと。
タッチが赤外線方式か静電容量方式かなんて、動けばどちらでもいいって話かもしれないが、赤外線方式は構造上、段差が必須だから、フラットなデザインを望むなら必然的に静電容量方式。
フラットだと間違って指がスクリーンに触れてしまって、いやだという人もいるみたいだが、慣れの問題じゃないのかなあ。Kobo HDの段差はKindle Paperwhiteよりも大きいという話だし。
静電容量方式は一般に赤外線方式よりタッチの感度がよくて正確だと言われている。実際、静電容量方式の6インチAuraと同じ感覚で赤外線方式のGloをタッチすると、無反応だったりすることもあって、自分の感覚では静電容量方式に軍配。(ひょっとしたらその後よくなっているのかもしれないが、H2Oは持っていないのでわからない)
静電容量方式の難点は、静電容量を探知するための層がスクリーンにあるため、その分だけ表示の質が損なわれること。赤外線方式にはそういう層が必要ないのでよりクリアだ、ということになっている。といっても、静電容量方式のKindleの表示は十分きれいで、コントラストもH2Oと変わりない。
あと、静電容量方式と赤外線方式の大きな違いは、静電容量方式は指以外ではタッチに反応しないが、赤外線方式は指以外でも反応する。
だから、スタイラスペンなどが問題なく使えるのは赤外線方式。手袋をしていてもOK。静電容量方式の場合はスマホ対応の手袋などを用意する必要がある。でも、赤外線方式は、間違って指以外のものがスクリーンに触れてもページがめくれてしまう。それがわずらわしいので、赤外線方式はあまり好きではない。
去年のH2O以来、赤外線方式の製品しか作っていないKobo。唯一Koboが作った静電容量方式の6インチAuraは打ち切りだそうだし・・・。この先どうなるんだろうなあ。
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