Kobo: FW3.13.1でフォント詳細設定を有効化、行間、余白を調節可能にする
FW3.13.1のパッチでようやく、フルスクリーン表示で洋書の文字が切れる問題も解決した感じなので、あとは日本語フォントの詳細設定さえ復活できれば・・・。
というわけで、和書の言語設定をjaからenに変えれば、詳細設定できるようになると、以前2chで話題に出ていたやつを試してみた。【楽天】Kobo 総合 103冊目【コボ】©2ch.net の、600、605、607、608、610あたり。
610のhttp://pastebin.com/PefR4rVKのスクリプトをちょっと修正して使った。
en(英語)に変えてしまうと、ja(日本語)に戻したくなった時、英語の本があったら問題なので、自分が読まない別の言語(nl、オランダ語)に変更、あと、本によってはjaではなく、大文字のJAになっているものもあるので、その対応をした。
で、驚いたのは、ja以外にすると、行間や余白の調節もできるようになること。
あえて和書だけ行間・余白の調節不可にしている、妙な作り方はやめて、他の言語と同じにしてしまったほうがいいんじゃないのか、これ?
FW3.13.1はH2OとGlo限定だという楽天のアナウンスを無視して、6インチAuraを3.13.1にあげてやってみた。なんか大丈夫そう。FWはMark5(H2Oと同じ)のほうを。
◯KoboReader.sqliteのLanguageをjaからnlに変えると
「Aa」メニューで、行間と余白のスライダーが動かせるようになる。
◯行間・余白最大にしてみる
行間はうまく調節できるが、余白はちょっとおかしい。下のフルスクリーンにした時の画像と比較するとわかりやすい。
◯さらに、パッチをあててフォントの詳細設定を可能にすると
フォントのドロップダウンリストの脇に「詳細」が出現。ここからフォントの太さが調節できる。上の画像よりフォントが太くなっているはず。
あと、パッチでフッタ領域のサイズ・フッタのフォントサイズを小さいしているし、本文の行間・フォントサイズの変動幅もカスタマイズしている。
◯行間・余白最大
余白はあまり大きくならないようにしたので、この程度。デフォルトのままならもっと余白が取れるが、あまり意味ないし。
注意:
言語をja以外の外国語、たとえばnlにすると、最初オランダ語の辞書が出てくるが、ドロップダウンリストから一度日本語の辞書を選ぶと、以後は日本語辞書になる。いつのFWだっか忘れたが、辞書も記憶されるようになっているので、大丈夫。ただ、フォントの大きさを変えると、辞書をまた選択しなおさなければならない感じ。
が、デフォルトのjaのままのときより、なぜかまともに辞書が引けるようになる。
これまでは単語をタップしても一文字で辞書を引いていた。たとえば「理性」をタップすると、「理」や「性」で辞書を引いてしまって、使い物にならなかった。
が、言語をnlに変えたら、なんと「理性]で辞書を引く。もちろん完全ではなく、うまくいかない時もあるが(とくにルビがあるとダメ)、一文字しか選択しないよりずっと使いやすくなる。
というわけで、Koboの日本語環境、どうなっているんだ、という結論。
余白や行間、辞書など、言語を日本語のja以外にしたほうがまともになるって、どういうこと?
jaの書き換えは、本を追加するたびにやらなければならないので、面倒くさい。
さっさと日本語環境なんとかして欲しい。和書でも行間の調節、余白の調整(フルスクリーンでないとうまくいかないが)も、不完全ながらも可能なわけでしょう? 不完全でも、行間・余白の調節がまったくできない現状よりはましなんだから。
長くなったので、以上の具体的なやり方はまた次回。
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