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2015年2月18日 (水)

ドイツ語多読本:Daniel Napp: Dr. Brumm steckt fest

クマのDr.Brummと、金魚なのになぜか名前はPottwal(マッコウクジラ)のペアが繰り広げる楽しいBr.Brummシリーズ。
以前紹介した「Daniel Napp: Dr. Brumm versteht das nicht」に続き、廉価版があるものから。

Daniel Napp: Dr. Brumm steckt fest

512語

アマゾンのは高いハードカバー版なので、紀伊国屋にあった廉価版(320円)も
Drbrumm_steckt_fest

金魚鉢を頭にかぶっている? そんなおかしなことになっている表紙だが、なぜこうなってかというと・・・

毎週日曜日にはハチミツを食べるDr.Brumm。一ビン平らげてもまだお腹が鳴る。高い棚からもうひとつ取ろうとして、間違えてPottwalの金魚鉢に手を伸ばし、頭に落下・・・。というわけで表紙の状態。

そのまま金魚鉢を頭から抜くとPottwalが水の外にでてしまうわけで、やめろとPottwalはぐるぐる泳ぎ回る。Dr.Brummはそれで目がまわり、ふらふらと近くにあったじょうろに足を突っ込む、そして足も抜けなくなる・・・。

ここからいろんなものに体を突っ込んでは抜けなくなっていく連鎖が始まる。そんなある意味ベタなコメディ展開で、楽しく笑える絵本。

ベタな展開ながらも、予想外のボケもあってちょっと驚き。
たとえば、じょうろから足を抜くにはどうする? じょうろは傾ければ先から水が出るんだから傾ければいいんだ、というボケ方。お前は液体なのか?と突っ込みつつ笑える。

そして、足を突っ込んだじょうろを傾けようとすれば、とうぜんよろける。それでまた、ミルクを温める鍋に手を突っ込む。さて、どうやって鍋から手を抜こうとする? そのボケ方は?


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