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2014年12月24日 (水)

ドイツ語多読本:Lorenz Pauli / Kathrin Schärer: Wie weihnactelt man?

何度か紹介しているKathrin Schärerが描く動物の絵本。

Lorenz Pauli / Kathrin Schärer: Pippilothek???
Kathrin Schärer: So war das! Nein, so! Nein, so! (Minimax)
など、以前に紹介。他にもなったような気がするが。

今回はクリスマスらしく、ハートフル系?

Kathrin Schärer: Wie weihnachtelt man?

589語
小型絵本。

クリスマスって何? 何をするの? とウサギが尋ねる相手はフクロウ。 日本人にはわからないが、物知りといえばフクロウと相場が決まっている。
で、このフクロウ、気まぐれなのか、いたずら心がでてしまったのか、「みんながフクロウに贈り物をするのがクリスマスだ」なんて言う。

素直にそれを信じたウサギは、他の動物たちのところへ行って、いっしょにクリスマスしようと声をかける。集まったのはリスとキツツキとネズミ。それで各自フクロウへのプレゼントを準備するのだが・・・というストーリー。

ウサギはきれいな石でネックレスを作る。よしできたと、出かけていくと、リスが泣いている。コマを作ろうとしたのに、うまくできないんだと。じゃあ、ネックレスをあげるから、いっしょにコマを作ろうという心優しいウサギ。

で、キツツキのところに行ってみると、こちらも様子がおかしい。フルートを作ったんだけど、落としてなくしてしまった、と。じゃあ、コマをプレゼントするから、フルートを探そうという、温かいリスとウサギ。

そして、当然のように、ネズミにも問題が発生していて・・・・。

それでフクロウ、実はウサギにあんなことを言って良心が痛んでいたところへ、こんな経緯を聞かされ、プレゼントはそれぞれにあげてしまって、ネズミからのプレゼント一つだけになっちゃった、なんて言われるものだから、、さあ、こんなやさしい動物たちにどう答える、フクロウ?

と、クリスマスらしく、温かい動物たちの物語が、いつもの愛嬌ある絵柄で描かれる。

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