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2014年9月25日 (木)

Kindle Paperwhite:Calibreで蔵書管理 書誌情報編集やコレクション自動作成(2)

Calibreで蔵書管理の2回目。

前回は蔵書管理のCalibreの簡単な使い方を説明したが、今回はCalibreと連携して、Kindleのコレクション管理に必要なツールについて(要jailbreak)。Calibreでコレクション管理の準備編。

ひとつはCollections Manager。もうひとつはLibrarianSync。
-- 追記 --
Collections Managerは最近のFWに対応していない。
-- 追記おしまい --

どちらもCalibreとの連携なしで、単独でも使えるツール。Collections Managerは以前紹介したことがあるので、今回はLibrarianSyncを中心に。

◎Collections Manager(最近のFWには対応していない。下記LibrarianSyncを)
Kindle端末内にコレクション操作するUIを提供する。Kindleはコレクションの中にコレクションを作ることはできないが、Collections Managerではそれが可能。

ただし、コレクションの中のコレクション(下の階層のコレクション)もトップ画面に表示されてしまう。下位のコレクションをトップ画面から消そうとすると、隠しアイテムになって見えなくなってしまう。これはFWのアップデートでデータベースの仕様が変わってしまったため。(FW5.4.0までは完全な階層化が可能)

さらに面倒なのは、FWのヴァージョンにうるさく、FWのアップデートのたびに使えなくなる。あと、Kindle自体のコレクション機能を使って操作すると、いきなりCollections Managerが起動したりして、変な挙動を示すことがある。それから、作者が現在いなくなっていて、他の誰かがメンテしている状態。

Collections Managerのインストールその他については「Collections Manager コレクションを入れ子式・階層化可能に」参照


◎LibrarianSync
こちらは、Kindleでコレクション操作をするためのUIを提供するわけでない。Calibreで作成したコレクションをKindleに反映させる、もう一つのツール。

コレクションの階層化や隠しアイテム化の必要がないなら、LibrarianSyncのほうが単純で楽かもしれない。こっちのほうが安定している気がする。FWのヴァージョンに悩まされることもない。

Calibreとの連携でコレクションを作る方法については次回。今回はLibrarianSync単体で使える機能について。

◯インストール方法
LibrarianSync のページ
http://www.mobileread.com/forums/showthread.php?t=245691
-- 追記 --
最新版をインストールすること。
https://github.com/barsanuphe/librariansync
-- 追記おしまい --

インストール条件:
1. Kindleはjailbreak済
2. KUALをインストール済み
3. Pythonはsnapshotの最新版で。
http://www.mobileread.com/forums/showthread.php?t=225030
Packages targeting the Kindle 5 (Touch/PW1/PW2): から。
(jailbreak含め、Pythonのインストール方法については、「Jailbreakの手順」、「Kindle:jailbreak方法(5.7.x - 5.8.1)その1 準備編」以下を参照)

LibrarianSync インストール手順
1. Librariansync-1.6.tar.gz ダウンロード・解凍
2. Update_librariansync_1.6_kindle5.bin をPCにつないだKindleのルートにコピー
3. Kindleのホーム -> メニュー -> 「設定」 -> メニュー -> 「Kindleをアップデート」

1. https://github.com/barsanuphe/librariansyncから、librariansync-master.zipをダウンロード・解凍。
2. KUALのextensionなので、librariansyncフォルダをそのまま、PCにつないだKindleのextensionsフォルダにコピーする。

◯使い方
KUALを起動すると、「Librarian Sync ▽」の項目ができているので、タップすると、
Kindle_librariansync_v16

では、Calibreなしで使える機能を。

1.コレクションのバックアップ

 1. "Export current collections"をタップ。処理が終わると下に表示が出る
 2. KindleをPCにつなぐと、Kindleのextensionsフォルダに、"exported_collections.json"というファイルができている。これがバックアップ・ファイルになる。

2. コレクションの復元

 1. Kindleの"extensionsフォルダ"内の"exported_collections.json"を"collections.json"にリネームする
 2. KindleでKUALを起動 -> Librarian Sync と進んだら、"Rebuild collections (librarian)"をタップ

3. コレクションの全削除(もちろん本を削除するわけではない)
 KUAL -> Librarian Sync -> "Delete all collections"

4. コレクションをKindleのフォルダから作成する
(既存のコレクションは削除される)
Kindleのdocumentsフォルダに、自分でフォルダを作って本の整理をしている人にはいいかもしれない。
 KUAL -> Librarian Sync -> "Rebuild collections (from folder)" をタップ

フォルダ名がそのままコレクション名になって、そこに本が入る。日本語OK。
フォルダを階層化している場合は、たとえば、Kindleのdocumentsフォルダに、
著者/シリーズ/という階層でフォルダを作ると、「著者/シリーズ」という名前の、ひとつのコレクションになる。(「著者」と「シリーズ」の、2つコレクションができるのではない)
あと、空のフォルダはコレクション化されない。

5. "collections.json"(「2. コレクションの復元」で作ったやつ)による、コレクション作成・アップデート
編集の手間がかかるが、collections.json自体は簡単なテクストファイルなので、うまくテキスト処理できる人なら活用できるかも。

"collections.json"を編集したら、
 KUAL -> Librarian Sync -> "Rebuild collections (librarian)"
もしくは
 KUAL -> Librarian Sync -> "Update collections (librarian)"

"Rebuild" は既存のコレクションを削除して、コレクションを作り直す
"Update" は既存のコレクション、もしくは新しく作ったコレクションに本を追加する(削除はない)


あとは、Calibreでのコレクション作成と、Collections ManagerもしくはLibrarianSyncでそれを反映させる手順だが、これはまた日を改めて。

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