Kobo: Aura H2Oリリース正式アナウンス
Koboの公式のアナウンスがあったようだ。
北米などでは9月1日予約開始、10月1日発売。179,99ドル。
日本での発売は未定。
http://www.kobo.com/koboaurah2o
kobo.comのjavascriptをオフにすれば見られる。もしくはGoogleのキャッシュ。写真にH2Oではなく、Auraを使っているところもあって、なんか微妙。
"specs"のところは見られないが、
http://www.mobileread.com/forums/showthread.php?p=2906974#post2906974
に画像が上がっている。3枚に分かれているので合成した画像を上げておく(機械的に合成したのでズレがあるが、項目は全部カバーしているはず)。
goodereader.comにもうレビュー。写真・動画付き。
こんなはやく機材提供受けてるってことは、あまり批判的なことは書かないってことかな。
Full Review of the Kobo Aura H2O
動画は開封、レビュー、水中テストの3本
もう一つgoodereader.comの記事追加
Kobo Aura H2O – Reading in the Dark Review
動画、わざとピンぼけにしてる? フロントライトの具合はよさそうだが。
本体の高解像度の大きな写真(正面、背面、斜め横)はallesebook.deのKobo Aura H2O offiziell vorgestellt, ab 1. Oktober für 179 Euro in Deutschlandにある。
スペック表にないところでは、goodereader.comによると、
Freescale i.MX507 1GHZ processor
512MB of RAM
(allesebook.deでは、Freescale i.MX 6 だろうとしている)
ただ、
"It will basically allow users to have the e-Reader completely submerged in five meters of water for an hour"(水深5メートルで1時間OK)
この防水の説明はスペック表と違うが。
"The Aura HD and Aura H20 e-readers are not using a capacitive touchscreen display, which means it does not have pinching and zooming capabilities. Instead, it is employing Infrared technology from Neonode."(ディスプレイは静電容量式ではない。それゆえピンチ操作はできない。Neonode社の赤外線技術を採用)
赤外線方式のせいでピンチ操作ができないというのは正しい? 同じ赤外線方式のGloやAura HDにパッチを当てればマルチタッチは可能になるようだ。(mobileread "Two-fingers light control on older models - done")なら、FWで対応可能?
どうもAura HDが予想以上に売れたらしく、その後継機を出すことにしたらしい。
goodereader.comによると、Aura HDは売上の2%を占めるくらいだろうと予想していたら、数カ月で25%になった、とKoboのCEOが語ったとか。
ただ、Kobo Auraで革新された部分は採用されていない?
・Auraのような、スクリーンとベゼルの段差がないフラットな形態ではない。allesebook.deによると、赤外線方式はディスプレイの周囲に赤外線センサーを配置しなければならないからだ、とのこと。また、静電容量方式は水で正常動作しなくなる、と(Kobo Aura H2O offiziell vorgestellt, ab 1. Oktober für 179 Euro in Deutschland)。
・動画を見た感じでは、Kobo Auraのような章単位でのリフレッシュはなく、決まったページ数でリフレッシュするっぽい?
(追記:これは動画で確認できた。全画面リフレッシュは、設定を最大にしても6ページごと。6インチAuraのような章単位でのリフレッシュはない。AuraのWaveformとかいう技術は使われておらず、Kobo Glo以来の古いページめくり方式のままのようだ。とうぜんKindle Paperwhite(12か14ページごとのリフレッシュ)にも劣る。下の動画参照。
Kobo aura H2OとKobo Auraの比較動画(リフレッシュの設定画面の比較のところ)
http://youtu.be/2XKEyV5xAEk?t=6m49s
H2OがAuraよりスクリーンが白いのはE-Ink Cartaのおかげだろう。だが、ページめくりが旧式のままで、進歩がないってのは残念。)
だとすると、Aura HDのE-Ink PearlをCartaに変え、防水仕様にした程度のものか。
元々高解像度だし、Carta採用で文字はずっと見やすくなりそう。魅力を感じるのはそのくらい。
Carta採用だけではAura HDからの進歩としてはアピールできるところがなく(Kindle Paperwhiteは去年からCarta)、防水とかそんなことしか売りにできないんだろうな。防水の読書端末はすでに他社から出ているし、防水自体にもサプライズはないんだが。
10月以降、実物が手に入る海外で詳しいレビューが出るだろう。
楽天のプレスリリースもあった。
Kobo、防水電子書籍リーダー「Kobo Aura H2O」を発表
「注:日本での発売は未定です。」だそうだ。
海外では値段が高くても売れたらしいAura HDをスルーした楽天。H2Oはどうなる?
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