ドイツ語多読本:Jutta Bauer: Abends, wenn ich schlafen geh
絵本をみていると、縫いぐるみを肌身離さず、どこにでも持っていく子供がよくでてくる。寝るときもいっしょにベッドに入り、幼稚園にも持って行ったりする。幼稚園でも当然のようにそれを受け入れていて、子供だけでなく、縫いぐるみのほうにも「おはよう」なんて挨拶したりする。
そういう縫いぐるみはただの物ではなくて、話しかけたり、いっしょに遊んだりする「生き物」だろうし、そういう意味では「物」と「生き物」の区別はない。そんなキツネが登場する(たぶん)。
Jutta Bauer: Abends, wenn ich schlafen geh
41語
部屋の窓辺にキツネの縫いぐるみを抱えた子供、外ではキツネが道路を渡っている、という不思議な夜の風景の表紙。
このキツネたちが、寝る時にこの子供のところにやって来る。全部で14匹。2匹はぼくの右側、もう2匹は左側、頭のところに2匹、足元に2匹・・・・。
こんな具合に数え上げていく、それだけの単純な絵本だが、大好きなものに囲まれて眠るという空想はきっと、子供にとっては楽しくもあり、また守られている感じも心地いい。
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