ドイツ語多読本:Kazuo Iwamura: Der rote Apfel
品切れで手に入らないようだ。ドイツのアマゾンにもない。日本語オリジナルも品切れ中のようだ。
Kazuo Iwamura: Der rote Apfel
156語
白黒の絵にリンゴだけ赤いのが印象的だが、一番好きなのは坂を転がる場面。
丘の上でリンゴを投げ上げたら、落としてしまう女の子。下に転がっていくリンゴを追いかける。
リンゴが脇を転がっていくのを見たウサギ、それからリスもリンゴを追いかけていく。
途中、地面の盛り上がったところでリンゴがジャンプ。リスやウサギも女の子も次々そこで前のめりにころんで、でんぐり返しの姿勢で、ころころリンゴみたいに転がっていく・・・。
転がるリンゴに妙に引き込まれて、自分も転がってみたくなるような、そんな気分になるシーン。
最後は下にいたクマの背中に、玉突き衝突して止まる。
それで、みんな横に並んで一口ずつリンゴを食べる。リンゴを食べる表情、それを横で見ている表情がとてもいい。
日本語版(画像なし)
いわむらかずお:りんごがひとつ
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