ドイツ語多読本:Jackie Niebisch: Die kleinen Wilden
絵本ではなく、イラスト付きの児童書。原始人の子供のユーモラスな話。
Jackie Niebisch: Die kleinen Wilden
4500語
オレたちは採集民じゃなくて狩人なのだと、大人たちの禁止も無視して、マンモス狩りに挑む、ちび原始人。
最初は普通の罠を仕掛けたり、槍を投げてみたりと、ごく普通なのだが、次第におかしなやり方になっていくのが、おもしろいところ。で、毎回失敗。住処の洞穴に戻ると、大人たちに叱られて、罰として洞穴の外で寝なさい、というパターンで笑わせてくれる。
表紙の絵になっているエピソードは、峡谷をはさんで対面するマンモスと原始人の話。ここで原始人が持ち出すのは、マンモスに悪口を言えば、マンモスは悲しくなり、飛び降り自殺するという、ひいじいさんの言葉。やってみると、マンモスは実際に泣き始める・・・。いつものように作戦は失敗するが、そのわけは?
まあ、こんな感じの滑稽なエピソードが何編か収録されている。
4500語程度、少し長めの本を読んでみたい人向け。
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