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2014年7月 9日 (水)

ドイツ語多読本:Feridun Oral: Ein Apfel für alle

こんこんと雪が降りしきる日は、空は雲で覆われ、目の前は舞い落ちる白い雪、地面も雪で真っ白だから、空と地面の区別もつかなかい。そんな感じの天候のなか、野を歩くウサギ。

出版社のサイトで全ページ見られる。
http://www.minedition.com/de/book_detail.php?id=163
表紙をクリック

Feridun Oral: Ein Apfel für Alle

663語

寒い冬の火、ウサギが巣から出てくる。お腹が空いていて、暗くなる前になにか食べ物を見つけなくては・・・。

と、枯れ木に真っ赤なリンゴがぶら下がっているのを発見。
ところが高くて届かない。ネズミなら木を登って、リンゴをとってくれるかも、とネズミを呼びに行く。
でも、ネズミは高いところには登れないという・・・。

そこにキツネが通りかかるも、3匹がかりでもやはりリンゴには届かない。最後はクマが登場して・・・とまあ、そんな話。


薄暗い灰褐色の空に、枯れた木に林檎の赤が鮮やかで印象的。
ウサギの顔のアップの絵などは、毛並みなどリアルに描きこまれて動物そのものだが、全身像は妙に人間ぽい。表紙のウサギもそうだが、2本足で立って方向を指さしたり、両手を上げて呼んだりと、仕草が完全に人間のものになっているせい。それで親しみが持てたりするのかもしれない。

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