ドイツ語多読本:やさしめの絵本 Erwin Moser: Die Erdmaus und der Regenschirm
何度も紹介しているErwin Moserの絵本。Boris der Katerシリーズ(こことここ、それからここ参照)は1話100語程度の短編だったが、これは1冊で1話、500語ほどの長めの話。
Erwin Moser: Die Erdmaus und der Regenschirm
497語
Boris der Katerシリーズは1ページに絵と2、3行の文だったが、これは見開きで、左ページに文章、右ページに絵、となっていて、片方のページにまるまるテクストが当てられているので、文章も眺め。とはいっても、1ページにつき5行から7行、20語から50語程度。Boris der Katerシリーズ程度なら余裕で読めるなら、挑戦してみてもいいはず。
雨のせいで地下の巣穴が水浸しになってしまったノネズミ。新しい住まいを探さなくては、と外に出てみると、赤い傘。
最初は傘に入って雨宿り、そして傘を持って旅に出かける・・・。
いつものようにシンプルでわかりやすいイラストとストーリーだが、やはり傘がポイント。傘は当然、雨を防ぐものだが、子供の頃に傘を使って遊んでみた経験があるはず。傘を何に見立てて、どういうふうに使って遊んだだろうか? そんなことを考えてみると、ああやはりそうくるか、という話だ。
| 固定リンク
« Kobo:Kobo Patch Generatorからの変更(FW3.3.0) 手順は簡単になったはず | トップページ | ドイツ語多読本:Caryl Hart / Sarah Warburton: Die Prinzessin und die Erbsen (Langenscheidt PiNGPONG 3+) »
コメント