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2014年4月27日 (日)

Kobo:パッチなしで手っ取り早くフォントを見やすくする方法(FW3.3.0)

Kobo Patch Generatorのパッチなしでフォントの太さを変更する方法。
FW3.3.0用。

それ以前のFWでできるかどうかは不明。また、日本の現行FW3.1.0では「ドキュメントデフォルト/モリサワリュウミン」のフォントの太さの調節はパッチをあててもできない(他のフォントはOK)。


◎やり方
Koboの ".kobo/Kobo/Kobo eReader.conf" を編集するだけでよい。

".kobo/Kobo/Kobo eReader.conf”をエディタで開く。(改行コードLFのエディタで)

[Reading] というセクションを探す。そこに以下のように追加。
たとえば、「ドキュメントデフォルト」のフォントだったら、

readingFontWeight\default=0.52

数値を変えれば、太さが変わる。0.52だと、ボールドフォント並みの太さになるので注意。まあ、わかりやすく確認するため。

同じように「鮮明さ」の調節もできる。

readingFontSharpness\default=-0.02

(追記:これだと「太さ」「鮮明さ」のデフォルト設定になって、すべてのフォントに適応されるのかもしれない。それだと不都合な場合は、フォント毎に設定したほうがいいのかも。)


以前のFWでは、
readingFontWeight\default=@Variant(\0\0\0\x87>.\x14{)
こんなふうに書いていたが、3.3.0ではわかりやすい数値になって、編集しやすくなった。

KoKinMinchoなら、
[Reading]
readingFontSharpness\KoKinMincho=-0.02
readingFontWeight\KoKinMincho=0.16

とか、こんな感じで。

もちろんパッチをあてていないので、「フォント詳細設定」の画面(Kobo:フォントを見やすくする3つの方法(まとめ)の画像参照)で、フォントを見くらべながらの調整はできない。PCにつないでファイルを編集して、Kobo起動して確認するという作業をいちいちする必要がある。が、パッチあてるのが面倒な人はこれで十分かも。


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