ドイツ語多読本:Ole Könnecke: Anton und die Spielverderber
コミックみたいな絵柄で、親しみやすく話も楽しい、Ole KönneckeのAntonシリーズ
Ole Könnecke: Anton und die Spielverderber
392語
ジュースとクッキーを持って友達のところへ行くAnton。
「ちょうだいって言ったらジュースとクッキーを分けてやるぞ」なんて言うAnton。それにカチンときたのか、Antonを仲間はずれにする友だち。
それでAnton、「だったら、行っちゃうぞ、本当に行っちゃうぞ、死んじゃうんだからな!」なんて、ごろんと仰向けになって動かない。
それで、友だちの一人がちょっかいを出す、「本当に死んだ?」
Anton:「あたりまえだ!」
友だち:「だったら逃げるなよ」
Anton:「逃げられるか、だって死んでるんだぞ!」
なんて、死んでいるはずなのに、思わずしゃべってしまうAnton。
さらには、他の子供たちも一人ずつ仲違いして、「じゃあ死んじゃうからな」と捨て台詞、Antonに続いて死んだふりをし出す。そして最後には全員一列に並んで死んだぶり・・・。「じゃましないで、私たち死んでるんだから!」
と、コミカルな楽しい絵本で、わかりやすいので多読にもいいはず。
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