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2014年3月22日 (土)

Kobo: CFWなしでもパスワードロック機能は欲しいとき

FW3.2.0は、ページが勝手に戻るとか、評判がよくないみたいだが、そんなにひどいかな。
kepubしか読んでいないが、たいして気にはならないけど。もともとKindleに比べたら、タッチの反応に安定感はなかったし。

タッチの反応が遅いというより敏感すぎて、これまではページがめくられなかったタッチの仕方でも反応している感じがする。だから気づかずに2度、3度タッチしたことになっているとか、そんな気もする。あくまでも感触だけど。

パスワード・ロック
FW2.6用だが、Kobo Aura 3.2.0でも動くらしいので、インストールしてみた。
passlock-131026.zip

CFW前提のモジュールということになっているが、rcSをちょっと書き換えれば、CFWなしで使える。

CFWは、公式FWの問題点の修正という側面があるのかないのか、もうわからなくなっているし、ほとんど自炊本対策の意味しかなくなっているので、もう使っていない。

自炊本もないしCFWも別にいらないけど、パスワード・ロックは欲しいという人向け。Kindleにははじめからついている機能だし。

書き換えた /etc/ini.d/rcS をKoboRoot.tgzにしたもの→「KoboRoot.tgz」

これを、PCにつないだKoboの".kobo"フォルダにコピー。ケーブルを抜いて再起動。
ただし、Kobo Aura FW3.2.0用。
3.2.0以外にインストールすると起動できなくなるはず。

それから、いうまでもなくCFW導入済みの人は使ってはいけない。

それで、passlockをインストール。(インストール方法はREADME参照。上と同じだけど)

起動時の「■■□□□」の画面の時に、スクリーンを指でなぞり続けていると、パスワードの設定画面になる。
起動時とスリープからの復帰時に、パスワード入力が求められるようになる。

あと、nickel-hacks(「nickel-hacks-20140206 フォントや検索のカスタマイズ」、「フォントを見やすくする3つの方法」参照)も使えるようにしておいたので、フォントのカスタマイズやら機能追加したい人はそれもインストールできる。

アンインストール方法はそれぞれのREADMEを。

(rcSも公式FWの状態に戻したい人は、公式のFWから自分でKoboRoot.tgzを作ってインストール。
公式のFWを解凍して、さらにKoboRoot.tgzを解凍
その中の、etc/init.d/rcS だけを、この階層構造のまま、KoboRoot.tgzにすればいい
READMEに従ってモジュールをアンインストールしておけば問題ないはずだけど)

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コメント

Kobo Auraにロック機能が欲しくて探していたところ、こちらにたどり着きました。

cfwは入れておらずバージョンは3.2.0です。

書き換えた「KoboRoot.tgz」を".kobo"フォルダにコピーしたのですが、それらしき画面が出てきません。

PCに接続して".kobo"フォルダに「KoboRoot.tgz」を入れる→ケーブルを抜く→更新画面でなぞる→設定画面ではなくいつもの画面

と言った感じです。

電源を入れ直し「■■□□□」の画面のときになぞってみても変化はありません。


再度PCに繋いでみるとフォルダ内に入れたはずの「KoboRoot.tgz」が消えており、入れ直してみても結果は同じ。

なぞり方を変えてみたりしたのですが、設定画面になることはありませんでした。
(kobo自体は問題なく使えています)

何かが間違っているのだと思うのですが、知識がないためわかりません。
なにかご存知でしたらと思い、書き込ませていただきました。


投稿: 鈴木 | 2015年9月 4日 (金) 01時35分

passlock本体はインストールされました?
インストールしたとは書かれていませんでしたので。

上のKoboRoot.tgzには、記事に書いた通り、/etc/ini.d/rcSというファイルしか入っておらず、passlockそのものは含んでいません。

なお、KoboRoot.tgzが再起動後には消えているというのは、自然な動作です。

また、FWを3.2.0から上げると、passlockは使えなくなりますので、そのつもりで。


投稿: soranoji | 2015年9月 4日 (金) 08時06分

無事に入れることが出来ました。

ご指摘の通りpasslockそのものは入れておらず、書き換えたもののみで出来ると思っていました。

fwも3.2.0のまま使いたいと思います。
本当にありがとうございました。

投稿: 鈴木 | 2015年9月 5日 (土) 00時53分

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