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2014年3月13日 (木)

ドイツ語多読本:Jane Goodall: Der kleine Doktor White

Der kleine Doktor Whiteって、やはり表紙の犬のことなんだろうけど、犬がドクター?と思っていたら、アニマル・セラピーの話だった。

Jane Goodall: Der kleine Doktor White

1068語

実話に基づいていると説明があった。
というわけで、子供の絵本にありがちなキャラクターをわかりやすく強調するとか、動物を擬人化するとか、そうことはいっさいないリアルな話。表紙からもわかるが、イラストも水彩で、落ち着いた写実的な絵柄。

犬のDoktor Whiteは病院を出入りしていて、ベッドに横になっている患者といっしょに寝たり、入院中の子供たちを訪ねて行ったり。それで元気になって退院する子供もいたりする。

ところがある日、保健所かどこかの役人がやってくる。犬がいるのを見て、「病院内に犬だなんてけしからん、とっとと外に出せ」。それで出入り禁止になってしまうのだが・・・。

動物といると患者の治癒力を高めるとか。科学的に証明できるのかどうかはわからないけれども、確かに気持ちは安らぐんだろうと思う。

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