Kobo: nickel-hacks-20140206 フォントや検索のカスタマイズ
Kobo Touch/Glo/Mini hacking スレから。
ダウンロード: http://ux.getuploader.com/KOBO_HACK/
Kobo Aura FW3.1.1 CFWなし で試してみた。
◎custom-document-default-font
「ドキュメントデフォルト」のフォントを好きなフォントに変更
問題ないようだ。
が、下の「フォントの詳細設定」有効化で、「ドキュメントデフォルト」のフォントも見やすくできるので、なくてもいいかな。
◎force-localsearch
検索する場所がデフォルトだと「ストア」になっているのを、Kobo端末内の「ライブラリ」に変更
これも問題なし。
最近のKobo Patch Generatorにはこれに該当するパッチがなくなっているので、ありがたい。
◎enable-advanced-font-settings
すべてのフォントの「詳細設定」を有効にする。(フォントの太さ・鮮明さを調整できる)
Kobo Patch Generatorでも可能だが、FWのアップデートのたびにKoboRoot.tgzを作り直してアップデートする手間が省ける。
すでにKobo Patch Generatorを使っているので、とりあえずkpgのほうは"Freedom to advanced fonts control"をnoにした上で、やってみた。
これも問題なし。
といっても、無意味にでかい下部余白を小さくしたいので、Kobo Patch Generatorも必要なんだけど。
FW3.1.0以降、「ドキュメントデフォルト」と「モリサワリュウミン」は詳細設定ができなくなっているが、README.TXTによると、freetype2の変更によるものらしい。
「FT2を別モノに変更してみて検証すれば分かるか・・・」だそうなので、やってみた。
Aura用のFW3.0.1はないので、Aura HD/Glo用の3.0.1から"libfreetype.so.6.6.2"を取り出して、入れ替えてみた。(KoboRoot.tgzを作って・・とか面倒なので、libfreetype.so.6.6.2をKoboの適当なところにコピーして、あとはtelnetで入って、入れ替え、再起動)
結果:
「ドキュメントデフォルト」「モリサワリュウミン」も詳細設定が可能になった。
ということは、Kobo Patch Generatorでも、libfreetype.so.6.6.2の入れ替えでなんとかなりそう。
インストール方法はREADME.TXT参照。CFWを導入していない人は以下参照。
CFWは使わないことにしたので、README.TXTにあるように、rcSの書き換えでnickel-hacksを導入した。
FWのアップデートファイルkobo-update-3.1.1.zipを解凍、さらにKoboRoot.tgzを解凍。
その中の、"etc/init.d/rcS"を編集。
下から2行目の
/usr/local/Kobo/nickel -qws -skipFontLoad &
を
LD_PRELOAD="`echo /opt/cfw/preload/*.so`" /usr/local/Kobo/nickel -qws -skipFontLoad &
に書き換える。(echoの前とsoの後ろは、バッククォート「`」で。クォート「'」でなく)
で、中身が"etc/init.d/rcS"のKoboRoot.tgzを作成
tar czf KoboRoot.tgz ./etc/init.d/rcS
(Windowsの場合はそれぞれのアプリケーションのやり方で)
あとはいつものように、出来上がったKoboRoot.tgzでアップデート。これでnickel-hacksが導入できる。
詳しくは次の記事に書いた。
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