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2014年2月27日 (木)

Kobo FW 3.2.0: フォントはKPGもnickel-hacksもOKのようだ

3.2.0の変更点は
http://www.mobileread.com/forums/showpost.php?p=2763033&postcount=7
参照

大きく目についた点
◎ページをまたいでテキスト選択・ハイライトが可能に
Kindleでは前からできていたことだが。
洋書はOK。
和書はうまくいかなかった。なにかコツがあるのか? 和書に関してはまだチューニングが必要なんだろうな。

◎和書でも、テキスト選択にハンドルがついた。選択範囲の伸縮が楽に。
ただし、ハンドルがつかない本もあるようだ。ストアからダウンロードした青空文庫はハンドルがつかなかった。ルビのせいだろうか?
Select_text01_2
(大栗博司『重力とは何か』幻冬舎新書)


ハンドルで選択範囲を広げる。ハンドルの位置がおかしなことに? ただハイライトは問題ない。
Select_text02


◎辞書の表示方法が変わった。下部メニューから辞書ボタンがなくなり、ペンと虫眼鏡アイコンがポップアップするようになった。
Kobo_dict01




辞書ウィンドウの右下「日本語」をタップすると、他の辞書に切り替えられる。Kindleの新モデルから失われた機能。
Kobo_dict05




ペンのアイコンで「ハイライト」と「コメント」
Kobo_dict03_2




虫眼鏡アイコンで「本」「Wikipaedia」「Google」の検索
Kobo_dict04



その他、
◎フォントの詳細設定から「鮮明さ」の項目が消えた
 mobilereadのフォーラムでは、フォントがジャギーな感じが嫌なので鮮明さを落としていたから、不満だという人がいる。たしかにそうなんだが、そうすると全体的にフォントがぼやけた感じになるから、それぞれの好み次第。

◎ピンチ操作でフォントの大きさ変更(Auraのみらしい)。復活。だが、使いやすくはない。

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フォント関連(Kobo Auraで確認)
3.1.0以降、「ドキュメントデフォルト」/「モリサワリュウミン」の詳細設定ができなくなっていたが、3.2.0からはまた変更できるようになった。
(フォントの「詳細設定」を可能にする方法はについては、「Kobo:フォントを見やすくする3つの方法(まとめ)」参照)

◎Kobo Patch Generatorはすでに3.2.0に対応。
http://www.mobileread.com/forums/showthread.php?t=234764
の #3 からkpg.confを。
footerの日本語表示はとくに変更しなくてもだいじょうぶのようだ。上のページのkpg.confを。
上の画像はすべて、kpg.confの"Decrease footer example for Glo/Aura"で、footer部分を小さくしている。

◎nickel-hacks-20140206 の enable-advanced-font-settings-20140206 によるフォントの詳細設定の有効化もOK。

その他のnickel hacksで確認したのは、
・force-localsearch-20140206
・custom-document-default-font-20140206
・nickel-hacks-20140207 の fine-control-zoom-slider-20140207
はOK。
だが、
・nickel-hacks-20140207 の fine-control-frontlight-slider-20140207 はNG。
Koboが固まった。つま楊枝再起動。フロントライトはKobo Patch Generatorで。

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Kobo Touch/Glo/Mini hacking スレ Part.7
http://uni.2ch.net/test/read.cgi/ebooks/1386989710/
epubで画像をタップすると、ページが戻ったりしてとおかしい、という指摘(271、272あたり)もあり。

いまひとつ状況がつかめないが、画像をダブルタップして拡大したいのにページが戻ったりする本はあった(ストアから買った本、というか、上の画像の本)。

ただ、その本の画像ページは、ページ右側をダブルタップするとページが戻り、左側をダブルタップするとページが進む。真ん中をタップすると、スライダーが出る。どうも普通の文字のページみたいな挙動になっている。それはFW3.2.0のバグではなく、本の作りがおかしいせいのような。

というのは、
ストアから買ったマンガは問題ないから。ダブルタップで、タップした箇所を中心に拡大する。
マンガ以外でも、ちゃんと画像が拡大される本は、1ページまるごと画像のページはマンガと同じように拡大するし、文章中の小さな画像の場合は、ダブルタップで画像ビューアーで表示される。拡大された画像はダブルタップでまた元の大きさに戻る。

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単語の選択が楽になったので、和書でも辞書は少し引きやすくなったんじゃないかな。あと、CFWは使えなくなったらしい。
手動アップデートの方法は以前の記事を。


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