ドイツ語多読本: Ayano Imai: Während der Bär schlief...
以前も紹介した(「Ayano Imaiの絵本」と「Ayano Imaiの絵本 続き」)ことがあるImai Ayanoの絵本。
Ayano Imai: Während der Bär schlief ...
567語
クマのBrunoは一人が好き。友達も知り合いもいないし、散歩中すれ違う人たちは「変な奴」とか「おかしな帽子をかぶって」とかひそひそ言う。でも、Brunoにはどうでもいい。放っておいてくれるなら。
ところがBrunoの昼寝中、キツツキがやってきて、これはいい巣が作れるぞと、帽子に穴を開け、他の鳥も呼ぶものだから、Brunoは「やめてくれー」・・・。
でも、どんどん鳥は増えていき、それに合わせて、なぜか帽子も長くなっていく。それでBrunoの気持ちも・・・。
落ち着いた色使いに、帽子やら家やら描かれる物は妙におしゃれでありながら、人工物と自然物がミックスされていて、シュールな絵柄でもある。
この帽子にしてからが、帽子なのか塔なのか、はたまた、木なのか、人工と自然の合間にあるよう。クマの家も、テーブルや壁から枝が生えたり、蜘蛛の巣に目覚まし時計がぶら下がったり、詩想にあふれている。
日本語版はないようだ。
英語版はこれ。
While He Was Sleeping
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